本日付けの朝日新聞の朝刊(全国版)に、
小学校時代の恩師との交流が紹介されました。
一昨年の5月、新聞のコラムに、
小学校時代の恩師が私のことを投稿してくださったのです。
「誉子さん、お元気ですか?」と呼び掛けてくださいました。
地元の地方版だったので、
1年半以上かかって私の耳に届き、
42年ぶりに先生とつながったのが昨年末のこと。
そして、
思い出の春、
地元愛知県で、先生と再会して参りました。
名前に関するエピソード。
小4の始業式。
難読さんの私の名前を、
あらかじめ、ちゃんと調べて、
初対面のその日から、すっと呼んでくれたのは、
長谷川真知子先生が初めてでした。
私はとても、嬉しくて、
「初めからちゃんと読んでくれたのは先生が初めて。ありがとう。」とお礼を言いに行きました。
今回、
その43年前の出来事が、私にとってだけじゃなく、
先生にとっても特別なことだった、
というのが、本当に嬉しかった。
先生は、その後の教師生活の30数年間、ずっと、
子どもの名前をちゃんと呼ぶことを信条にされたそうです。
そして、私がいま、
長谷川町子美術館のある桜新町に住んでいるのも、
偶然とは思えません。
誰かの名前をちゃんと呼ぶことは、
その人のことを大切にすることだと、
教えてくれた先生です。
つばき りよ(本名:佐藤誉子 さとうようこ)