自分に対する揺るぎない信頼。
宇宙が、彼に与えたもうた、
最大の贈り物は、それです。
彼の自覚如何は不明だし、
指摘したら、反論するかも知れないけれど、
あ、でも、いつか、
「世界で一番信頼しているのは自分。」と言ってたっけ。
二番目に、私だそうです。
彼は若い頃、まだ結婚前、
朝寝坊して、出勤時間を過ぎても寝ていて、
電話してきた上司に向かって、
寝起きの開口一番、
「・・・どうしたんですか?こんな朝早くに。。」と言ったそうです。
どんなに、自分自身を信頼している人か、分かるでしょ?
心がけている、とか、
自信喪失の反動としての自信過剰とか、じゃない、
しっかり根づいた基盤としての、
心的態度なのです。
自分の世界の中で、
一番、力を持っているのは、自分
自分以外の、誰にも、自分以上の力を持たせたりしない
そういう態度が、
時として、私を、いらつかせることは事実です。
「もっと謙虚になるべきだ!」と思うことも何百回とありました。
でも、きっと、
とても、スピリチュアルなところで、
私は、彼のそういうところを、
自分のものとして生きることを目的として、
結婚したんだと思います。
彼の宇宙の中で一番力を持っているのは彼であり、
私の宇宙の中で一番力を持っているのは私である
そのことが、矛盾なく、両立するところに、
私たちの約束があるように感じています。