Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

病むことと健やかさの両方を続けて見る

2012-07-18 | フォルテネージュ




ふとしたことから、
大きな病院で検査を受けることになったの



身体のことに関しては確信があったから、
何かを別のものを見せられる予感で、出かけたんだ

 

 

 

最初の受付から長蛇の列で、
入場制限?って思い、

それから、
大きな広い建物の、
いろんな場所をめぐって、



採血やら、レントゲンやら、CTやら、診察やら、
非日常のことをするんだけど、

そのたびに、待ち時間30分~120分!! 

 

 

まるで、テーマパークのアトラクションだったよ(笑)

 

 

 

 

こんなリゾート気分で、病院に来ているなんて、
ちょっと、珍しいよねって思いながら、

過ごしていたんだ






目にするのは、

明らか、人生後半の人たちか、
幼い子を連れたお母さんか、

家族に付き添われてる、
車いすに乗った入院患者さんとか、

病院で働く、いろんな職種の人々。。










そしたら、かすかに、
「どうして、私が?」って思いがよぎったのを始まりにして、


それは、にわかに、やってきた







病院を訪れる多くの人が持つ、

病むことの苦しみ、悲しみ、
社会からの疎外感、

健やかだった頃への郷愁、


回復への不安と絶望、


家族の自責の念、
神に祈るような切迫した思い、



そんな感情が、
診察を終えて、「問題ありません」と言われた私の中に、
次々と、湧き起こってきたの






 

 

 

ああ、感情って、


こんなふうに、

明らかに、外から、伝えられてくるときが、

あるんだよね



会計を終えた後も、
あふれそうになる涙をこらえながら、


1Fロビーで、
私、しばらく、座っていた













そして、ひとしきりの嵐が過ぎ去るのを待ってから、


外に出て、
隣接している公園を散歩したの



この炎天下にジョギングする若者や、
サッカーに興じる、スーパーおじいちゃんたちや、


木陰で読書するおじさん、
子の名前を呼びながら、ママチャリで疾走するお母さん、


上半身裸で日光浴する、
陽気な外国人たちを、ながめながら、







ここにいる人たちが素晴らしくて、
さっきの人たちが可哀想なんて、


どうして言えるんだろうって、思いながら、




本日、最後のアトラクションを、満喫したんだ