GRの戯れ言日記2

途中まで元々閉鎖された別会社のブログを引用して来た物。2017年2月から本格始動。それ以前は、はてなブログに書いてます。

R-1ぐらんぷり 2019 決勝

2019-03-11 00:03:07 | お笑い考

 審査員は、文枝師匠・関根勤・マチャミ・陣内・友近・渡辺正行。友近は地方(関西)ローカル(ABCお笑いグランプリとかな)やユルい番組内の審査やったらまだええけど、優勝者やない(R-1で優勝した事がない)から、"あんたに審査されたくない!"っていうのは若干あるし、あまり説得力がない人選ですなぁ・・・それなら"M-1での塙も同じなんですが、同じ様な立場・立ち位置になりました"なぁ・・・リーダーは、2004年(大会名称は、2003年)に審査した事あるらしいけど、唯一観てへんから、知らんかったわぁ。この人選は、意外といえば、意外!それと今年から「視聴者投票がなくなって」んな、だからこの大会はしょっちゅうルールや審査方法が変わって、"何を審査してるのかが、解らなくなるから、あまり魅力を感じないコンテンツ"なんやわ(涙)

〈ファーストステージ〉

Aブロック

チョコレートプラネット 松尾 54

クロスバー直撃 前野悠介 57(1)

○こがけん 59(2)

◎セルライトスパ 大須賀 56

Bブロック

○おいでやす小田 65(2)[同点であったが、投票者数で下回り敗退]

◎霜降り明星 粗品 61(同点であったが、投票者数で上回り勝ち上がり)

ルシファー吉岡 60

マツモトクラブ 62(1)

Cブロック

◎だーりんず 松本りんす 55

河邑ミク 54

三浦マイルド 56(1)

○岡野陽一 60(2)

〈ファイナルステージ〉

セルライトスパ 大須賀 49(同点であったが、投票者数で下回り敗退)

★霜降り明星 粗品 66☆(3)[同点であったが、投票者数で上回り優勝]

だーりんず 松本りんす 60

 松尾駿(チョコレートプラネット)は、昨年相方が決勝進出したのに続き、コンビではネタを書かない方ですが、初選出!結局もの真似に終始してたし、"一人コントとしての展開がなかった"けど、客席盛り上げが抜きん出てたのは、今回の客ユルい?・・・前野悠介(クロスバー直撃)は、"喋り・話芸"というより、完全に"小道具発明の披露会"という感じになっている(汗)努力はハンパないけど、最後宣伝になってたし(苦笑)こがけんは、初見です。事前番組などによると、「完璧主義者」のようで"せっかく良いネタが出来ても、自身でどこかに引っ掛かる所やオチが決まらなかったら、その出来たネタを全て捨てる!"というぐらい"ストイックすぎる"ようです(大汗)その通りで、まぁ確かにネタに狂いは、生じてなかったな!ただオチ近くの"(News)ZERO"のくだりは読めたし、「盛り上がるネタ」として、歌ネタとしても、ズルイけどな(汗)大須賀健剛(セルライトスパ)は、"あるあるネタの羅列"で、もう1つぶっ飛んだ発想がないと、しんどいんやないか(汗)?"気付かん(知らん)かった事を気付かされた点"は、良かった。"小さな声で笑いを取ったという点が、新鮮"という評価で大須賀が、ファイナルステージへ進出・・・

 Bブロック。小田は、"身の丈に合わない生活を手に入れてしまい、本当の幸せを求める人間の葛藤"という"哲学的な要素"が入ってて、良かったと思います!!粗品(霜降り明星)は、完成度は高かったし、"「印籠」(インロー)"のくだりは、R-1の基本のダジャレ(上手い事言い)で外さなくてええと思うけど、内容がやや薄っぺらいけど、粗品の原点はあのネタやからな・・・吉岡は、発想は面白いけど、オチがあっさり終わって、落胆してしもた・・・何故ストレートに上がって来ない敗者復活2位からのマツモトクラブは、決勝でやるネタ(「本当の事が分かる犬」)としては弱いかも知れんけど、やはり短編映画的でさすが!のまとめ方でしたね!小田に友近・陣内が票を1票も入れんかったんは、"ありがち"と捉ったかも知れへん(号泣)

 Cブロック。松本りんす(だーりんず)が、カツラを被ってるのは、知ってましたよ(笑)"仮に(カツラがズレて)ハゲは見えても、大丈夫なものです"っていうのは、アキラ100%へのイジリで、ややセコイ(汗)!ネタは、平凡かな。河邑は、"偏見に満ちたネタ"やなぁ!!"大阪に住んでるからこそ、大阪ディスりネタ"やなぁ(笑)欠点は、まとまりすぎかなぁ・・・三浦は、オチの伏線の回収以外は、ただの羅列やったし、フリップを持つ手が、紙を取り損ねたりと、何度か失敗したな・・・元 巨匠の1人でピン芸人となり、コンビ時代はネタを書いていた方の芸人なんで、あまり心配はしてませんでした岡野陽一は、敗者復活1位から勝ち上がってでのもので、ほぼ初見。"鶏肉を空に飛ばす"っていう発想と笑いでじゃないけど"客を引き付けた"点も良かったし、"命の尊さを訴えてた"のに、やや"強いメッセージ性"を感じた!

 ファイナルステージ。大須賀は、"虎に囲まれて言う事ではない"けど、"あるあるネタを貫き通したい!"んやな(その点の完成度は、4点にした)!!粗品は、"犯罪者予備軍"・"無眠(ムーミン)"のくだりは、去年やってるからやや卑怯!ただ"お子様ランチでの領土問題"のくだりは、風刺が利いてて非常に良かった!!松本は、一箇所噛んだくだりがあったけど、落ち着いたネタ運びと1本目と違って色んなパターンを見せた分、加点!オチのセリフも、中々。

 今回僕が審査しても、Aブロックからよしもと・よしもと・非よしもと(人力舎)で、最終決戦も文句無しでよしもとの粗品やったから、よしもとの優勝は免れませんでしたな。今回は、脱帽で認めざるを得ませんね!そして粗品、史上初のM-1との2冠(ダブル受賞)、おめでとうございました!!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第49回NHK上方漫才コンテスト... | トップ | コンとコトン »

コメントを投稿

お笑い考」カテゴリの最新記事