GRの戯れ言日記2

途中まで元々閉鎖された別会社のブログを引用して来た物。2017年2月から本格始動。それ以前は、はてなブログに書いてます。

よしもと(吉本)新喜劇の10年先輩やぞ!

2019-11-20 23:34:46 | お笑い考

 の"松竹新喜劇"「錦秋特別公演」(2本作)を観て来ましたよ!!!よしもとの矢野風に言うなら、パイセンになるんやが(汗)「男はつらいよ」・「大阪の家族はつらいよ」を。ネタバレになるような事は書かないから、今回は打ち消し線を引く必要は、無さそうですな(大汗)"お笑いの永遠の題"やが、"(客に)伝わるかどうか・簡単に理解されてもらっては困るという立ち位置におるかどうかで変わって来る"し、そこがポイントなんやが!1本目は、そういう意味で"見せ方の妙"かな。時代劇の話やけど、ちょいちょい現代の話し言葉が、使用されるのは、"観客に理解してもらう為・伝わり易くする為(解ってもらう為)"やろうな(汗)個人的には、"古語・時代劇語で統一した方が、ええと思う"な!それと皆さんの演技力は、半端ないけど、1時間の持ち時間とはいえ、もう一・二展開欲しくて、消化不良な締め方やったな・・・2本目は、完全に「現代劇」で、まぁ演技力や時々観客に話し掛けるアドリブは、中々のもの(どう転がっても無難な答えしか出来ないような質問内容やし、さして意味はないし、展開に影響は無い、と思う・汗)!!渋谷天外(3代目)師匠が登場した時だけが、拍手が在ったのは、"座長的な立場で看板俳優やから"でしょう。劇中や劇の中身よりも、その天外師匠が、後方のセットが暗転中の中で前方に立ってスポットライトを浴びながら、"漫談みたいなとうとうと話す一人喋りのくだり"が、結構「達者」で良かったですな!舞台の笑いの特徴(よしもとを含む)か、やはり「外見を罵倒して笑いを取るくだりが、絶対に入る」のはどうなんやろ?・・・それに特に2本目が、やはりどこか全体的に"ありがち"でした(大汗)もう少し"強い・深いメッセージ性"が、欲しかったですね!!寛美先生の孫の藤山扇治郎も出演してますよ。

 2本目は「熟年離婚」が、大きなテーマやったし、台詞にパワハラ・セクハラ・アルハラなどが出たぐらいでは"風刺"とは言わんかも知れんけど、ある程度"現代社会を描写して"るな。それでも品の笑いの多いものが多く、"よしもと新喜劇とは、似て非なるもの"でしたね(少笑)というよりは、演劇に近く03がやっても遜色が無いようなストーリーでしたね!何も腹の底からゲラゲラ笑うのが、"笑い"でもなく"レベルの高い笑いでもない"と思うんで(燃)!やはり演技力もそうやが、"人生や人間の機微・哀愁・人情・感情・小説で言うたら、行間を読む感覚で観る大事さ"を痛切に感じましたな。子どもには、その辺まで意を汲んで観るというのは、当然出来へんし、良さは解らんやろうな・・・「短編映画・ドラマ」・「短編」を観てるみたいでした。さらに言うと、"完成度の高い大衆演劇"という感じかな。ただ「金を払ってでも観たいか?」というと疑問で、レンタルビデオ屋でDVDを何枚も借りてみた方が、ええような気がするという感想でしたね。ただ松竹新喜劇は"テレビで観れないんで、金を払って観るしかない"んですよね・・・大衆演劇でも半額の値段は、かかる訳やし、微妙な所!「大衆演劇を2回観るか、松竹新喜劇を1回観るか?」って所で、多分もうどっちも行かんでしょうけど(謝罪)(涙)ただ藤山寛美 先生から語り継がれる伝説のよしもとより10年先輩の松竹新喜劇を生で観れて、また一つ「生涯やり残した事をやれて非常に良かった」ですっ!!!

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