枚方御殿山霊園 万灯供養の様子 - カトカト日記 株式会社加登 門真店篇 ~門真・四條畷・寝屋川・守口・大東エリアでお墓のことならおまかせください~

枚方御殿山霊園 万灯供養の様子

こんにちは、飯盛店の高橋です!

世間ではお盆休みの真っ最中ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
早々に帰省を終えて自宅でゆっくりされている方、今まさに帰省中の方
もちろん休みなしでお仕事されている方もたくさんいらっしゃる事でしょう。

そうこうしているうちに本日は送り盆、いわゆる盆明けを迎えました。
もうお墓参りはお済みですか?
忙しくてご先祖様へのご挨拶がまだの方、今からでも遅くありません。
天界へお戻りになられる方々へ、心の中で手を合わせましょう。


さてさてそんななか、枚方の御殿山霊園にて14日の晩に万灯供養が行われました。
…万灯供養とはなんぞや?
と、初めてこの言葉をお聞きされる方もいらっしゃる事でしょう。
書いて字の如く、多くのともしびで諸霊一切の供養を祈るのが万灯供養です。
もうすっかり御殿山霊園の恒例行事となり、今年もたくさんの方にお越し頂きました。
まずは各自で墓前の紙灯篭に火を灯してお参りを済ませ、空が薄く暮れ始めて来たら
いよいよ万灯供養の始まりです。




入口の六地蔵から中央参道、正面の観音像に向けて火が灯りました。




観音寺御住職様による、ご供養の様子です。




最後はお焚き上げにて皆さんのお塔婆を供養しました。


お焚き上げは、現世での役目を終えたものを火の神の力で浄化して
天へ還すという意味があるそうです。
ある、そう、なのですが。
この一文を読んで、皆さん違和感をおぼえませんでしたか?
「仏教なのになんで神様が出てくるの?」って。
そうですね、このあたりが非常に日本らしいところではないでしょうか。

公園の砂場で、或いは校庭のジャングルジムで「私も混ぜて~」「俺も混ぜろや~」って口に出した
幼い頃の記憶を誰しもが持っているように、日本は古来から個を消して混ざりこむ文化を持っています。
英語学習塾のCMで耳にする「Join us!」(join = くっつく、結合する)とは違う考え方ですね。
個よりも全体を重視し相手に溶け込んでいく「混ざる」と
個を尊重し自らの形状は保ったままで相手との接点を持つ「join」の違い、というイメージです。
日本に仏教が伝来した際に、それまでの土着信仰であった八百万の神と「混ぜ合わせる」事で
より生活に密着した方向性へと、日本の宗教観は舵をとっていったんではないでしょうか。

世界では宗教対立による争いがあちこちで起こっています。
というか、いつの時代も戦争の理由は殆ど宗教絡みだったりします。
対立しあう宗教をほんの少しずつでも、かつての日本における神と仏の出会いのように
混ぜ合わせる事ができれば、世界の平和が一歩前進するかもしれません。
世界中の戦火が、いつかこの写真のような穏やかな炎に変わる日はくるのでしょうか。
御住職のお経に乗せて、多分帰路についているであろうおじいちゃんとおばあちゃんへ
手を合わせつつ、微力ながらも平和を願わせて頂きました。


なーんて、いつもと違ってちょっと真面目に語ってしまいましたが。

帰宅した私へのお愛想もそこそこに、ごろんと横になって無防備なお腹をさらすクロを見て
「うん、やっぱし平和、大事!」
と改めて感じた高橋でした。



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