フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

トンガの海底火山の噴火で日本に津波/気を張り詰める大学入試共通テスト、そこに事件が・・・

2022-01-17 10:25:27 | 日記

    昨夜(16日)テレビのニュース番組を視ていたら、15日(日本時間午後1時過ぎ)に発生したトンガ諸島の海底火山噴火による津波等の模様が報じられていた。日本でも強弱の差はあるが広範囲の海岸で津波が見られたらしい。日本から8千kmという遥か離れた南半球の海洋で起きた噴火である。噴火後、日本の海岸で潮位が少し上がることが予報されたものの津波警報が出されたのは深夜になってからだった。初期の段階では津波の予測は出来なかったという。専門家の解説では「海底噴火で①空気の振動②海面(潮位)の変化という2つの要素が相俟って日本の海岸に影響が出る」とのことであった。
    今回の例よりさらに離れた地球の裏側であるチリの大地震により巨大津波が日本に押し寄せて、太平洋側海岸一帯に大被害をもたらしたことは遠い過去のことではない。
   またごく最近では、地震や津波の被害はなかったが、小笠原諸島近海の海底火山噴火で膨大な量の軽石が港や海岸に打ち寄せて、色々な被害が出ている。
    かくして地中・地下の異変は人類が住む地球上に予測出来ない被害をもたらして来たし、今後も絶えることはないだろうが、日本を取り巻く地殻の変動による地震については被害等のシミュレーションが研究されているものの、遠方からの余波についてはお手上げなのだろうか。


    16・17日の2日間で行われた大学入試共通テスト。一年で寒さが最も厳しいこの時期に行われるため、毎年何らかの障害となる事象が起こる。降雪による交通機関の混乱やインフルエンザの流行などがお馴染みのニュースだが、昨年・今年は新型コロナ感染症に対する厳重な対策である。いつの世でも受験生やその家族の神経は休まらないことだろうが、私の周りでも3年前と昨年受験生の孫がいて、初詣に合格祈願をしたり、試験直前の健康や空模様などを気にしたものだ。
   今年はそこに予想もしない事件が起きた。共通テストの会場となる東京大学付近で受験生ら3人が刺されて重軽傷を負ったというもので、加害者は東大志望だったという高校二年の少年。犯行目的で名古屋の自宅から包丁やナイフなどの凶器や放火のための着火剤などを携えて、深夜バスで上京し犯行に及んだと報じられている。それでなくても神経を張り詰めている全国の試験会場ではこうした事件の防止にも神経を尖らせなければならなくなった。単なる殺人未遂だけでは済まない事件である。
   

 

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