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フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

[日本語教師の中国滞在記]再投稿:山東省編#63-中国の道路交通の様子

2025-04-14 18:18:23 | 日記

    最近、特に冬場の中国のニュースとして北京などの大都市周辺の「PM2.5」による環境汚染がよく取り上げられる。かつては日本でも騒がれたスモッグのようなものだが、原因物質が極微小なため肺細胞などに入って健康被害が大きいいことから問題になっている。その発生源として工場の排煙とともに自動車の排気ガスが槍玉に上がっているが、中国の経済力が高まるに伴ってそれくらいモータリゼーションが急速に進んでいる訳だ。私が北京に滞在していた時(2008年)も朝夕のラッシュ時は都心およびそれに繋がる高速道路の渋滞は日常化していた。
   それに比べると地方都市の濰坊では道路の渋滞はほとんど見られなかった。前々号で三輪車の活躍を紹介したが、やはり、もう自動車社会ではあった。中国に限らず外国では日本のようにクルマをピカピカに磨くところは少なく、自家用車のみならずバスでもタクシーでもほこりを被ったまま走っている。
    何かの折のブログに書いたが、中国は「我先勝ち」の社会である。バスに乗るのも勿論だし病院の順番待ちですらそうであったことを書いた。だから道路ではクルマも人も遠慮をしてはいられない。おまけに日本のようにやたらに信号をくっつけてクルマを停める国とも違う。交差点でもなるべく信号を少なくして、無駄な停車をさせない。「我先勝ち」ではありながられで交差点は結構うまくさばけている。問題なのは人の横断の方だ。交差点の横断歩道が少ないので、左右からのクルマの状況を見ながら横断をするのだが、その時が”勝負”なのである。クルマに遠慮をしていればいつまで経っても渡れないので、かなり強引に道路を横切って行く。強引に進んでクルマの方を減速させたり停めたりして渡ることは珍しくない。私もクルマとの間合いを計って突っ切ることには慣れたが、学生が一緒の時には大概学生が腕を引いたりあるいは止めたりしてくれた。この国でクルマを運転する気にはとてもなれない。
   そのほかでは、オートバイや原動機付き三輪車のヘルメットなし運転が目に付いた。日本ならすぐポリに捕まるだろうが、大目に見られてるのであろうか。日本の自転車の傘差し運転のように。(これから厳しくするようだが)  中国にも電動自転車があるが、日本の場合はあくまでも電動は足こぎの補助力であって、電動機だけでは走らない。ところが中国では電動機で自走できる。型も日本のスクーターか小型バイクにそっくりである。そしてこれには免許もヘルメットも要らない。まあ無免許・ノーヘルメットのスクーターが走り回っているわけである。これらは電動なので音が静かなのは良いとしても、音がしないので通行人には却って危ない。後ろから来るのが分からないのだ。
   日本ではお目にかかれない危険な走行は幾度となく見ているが、中で多いのは無茶苦茶な貨物の積載だろうか。極めつけは軽四輪トラックの荷台に乗ったお母さんが幼児の乗っている路上の乳母車をロープで引っ張って街の目抜き通りを走っていた光景である。時速30キロ以上、40キロ近かったように思う。SFドラマやナンセンス映画のシーンではない。写真には納められなかったのが大変残念である。
  
【以下、写真の説明】

【上左】片道3車線の目抜き通りの交差点での整然とした通行。これだと通行人もクルマを割って横断できない。(写真は家族が来た時に泊まったホテルの窓から) 【上中】市内の目抜き通りはほとんど片道3車線。ここも市中心部であるが交差点の間隔が長いので、よくこの辺りで道を横断した。 【上右】人もクルマもごった返す繁華街(正面はイオンモール)。 交差点はないが人もクルマも先を争いながら共生していた。【下左】どうだろう、日本では都会でも田舎でもこんな貨物積載はみられないだろう。【下中】ノーヘルメット運転は毎日日常の光景。【下右】日本ならどうみてもスクーター。これは電動自転車で免許もヘルメット着用の義務もない。小型オートバイ型のものと含めて非常に広まっていた。
 

       
整然とした交差点交通も/私がよく横断していた道路/繁華街の人とクルマの共生

      
この過積載を見てください/ノーヘルメットなんて日常的/スクーターのような電動自転車

 

コメント
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