フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

空回りの大阪市長選/鶴竜&沙羅ちゃん

2014-03-24 10:15:33 | 日記

   昨日投・開票が行われた大阪市長選。橋下徹市長が掲げる「大阪都構想」を強行に推進するため、議会より民意に訴えようと打った芝居だが投票率はわずか23.6%と過去最低。(前回は60.9%) 反対勢力は対抗馬の候補を立てず信任投票の形になったが、白票・無効票も異例な数に上り、得票数は前回選挙のちょうど半分であった。当選はしたものの橋下氏の意図は空回り、一人芝居に終わって、とても民意を得たと言い難い。最近は橋下氏のカリスマ的な人気が影をひそめ影響力低下が目立っていたが、本家本元の大阪市でのこの結果は重いものがある。私自身は政策などを明快に語れる橋下氏には期待するところ大なのだが・・・。

 スキー女子ジャンプの高梨沙羅選手がW杯(ワールドカップ)最終戦を勝利し、18戦で優勝15回という輝かしい成績でW杯総合2連覇を飾った。競技の先輩でライバルであった米国のサラ・ヘンドリクソン選手がケガで今シーズンをほとんど棒に振ったということがあったにせよ、大変な記録であることに間違いない。それにつけてもソチオリンピックで4位に終わったことは不思議かつ残念である。インタビューなどで常に前向きで落ち着いた受け答えをする小柄な少女に私も家内もいつも拍手を送っていたのだが、五輪の舞台には魔物が潜んでいたのだろうか。「気分が落ち込んだ」という17歳は、しかし五輪後のW杯を5戦全勝と不死鳥のように甦った。この子は本当に私たちに明るい夢をくれた。連戦連戦お疲れ様でした。

   大相撲春場所は鶴竜が14勝1敗で優勝して横綱昇進をほぼ確実にした。先場所、優勝決定戦で白鵬に敗れて優勝は逸したものの本割では両横綱を破っての14勝。今場所「13勝以上の優勝なら横綱昇進」との”内定”をもらっていた。大関に昇進後は典型的なクンロク大関に低迷していたがワンチャンスでの横綱である。ただ私は新しい横綱誕生に素直には喜べない。理由の第一は3横綱がモンゴル出身で占められ、日本人横綱が久しく出ていないことだ。(何か人種差別だとお叱りを受けそう) 第二は鶴竜の相撲内容である。秀でた体格でもなく、引き技はたき技が多い。この2場所こそ白鵬・日馬富士に堂々の正攻法で勝ったが、小兵横綱としては日馬富士よりスピードに劣ると思う。寡黙で努力型の力士のようだが、横綱を張り続けるにはちょっと心許ない気がする。

  
[今日の花]

   春の野原の象徴と言えば「菜の花」であろうか。菜の花は一般にアアブラナの花と言われるが、今普通に見られるのはセイヨウアブラナなのだそうだ。写真下は市内を流れる仙川の川辺にびっしり咲き出した菜の花。昨年も登場させた菜の花スポットである。(右端のクローズアップだけは別の場所のもの) 

    

   道端や野辺で普通に見られるオオイヌノフグリ大犬の嚢=左)とハナニラ花韮=右)

      

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする