一週間前に「秋の井の頭公園を歩く」として、週末の賑わいとは別の井の頭公園を点描したところであるが、その続編を伝えることにする。
まず左下はアジサイ(紫陽花)。アジサイ本来の花の色ではなく、ちょっと紅葉したような姿でまだ花を見ることができる。葉も青々している。
右下はクサノオウ(草の黄)。「草の王」とも呼ばれ、花の咲く期間がとても長いことで知られる。写真のこの場所では5月頃からずっと咲いているのである。
蔓性の花で名は分らない
左下はハナミズキ(花水木)の実。秋空のブルーに真赤な実が映える。
右下はカキ(柿)の実。散歩道のすぐ脇にあるのだが、手が届かないのか渋くて食べられないのか、盗む人がいないとみえて幾つか数えることができた。
続いては、サザンカ(山茶花)の走り咲き。この公園では12月が見頃であるが、こうしてもう開花するものが見らる。先日まで残暑、残暑と思っていたのに、今は初冬を象徴する花に出逢うとは・・・。
上は井の頭池の人気者たち。左はキンクロハジロ(金黒羽白)。カモ科の渡り鳥で黒い顔に光る金色の目が特徴。中はカイツブリ。こちらはカイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属という血統。小型で飛ぶのは苦手。逆に水潜りの名人で、池の底の餌を探しに潜るとしばらくしてとんでもない場所に浮き上がったりする。右は来園者の餌やりに集まるコイ。「ちょっとちょっと、池の水質を悪化させないよう餌やりは禁止なんですよ!」
左上はボートに寝そべって秋の陽差しを楽しむカップルとそれを横目にしてスワン型のボートが行き交う。
そして最後は弁財天を背景にした噴水。先日池の中の噴水を取り上げたが噴水第2弾。