最近は抗生物質使用を抑制しようとようやく国も動き始めました。感染症には確かに効きますが、過剰投与が耐性菌を生むことが最大の問題となっています。また欧米などでは家畜飼料に混ぜられていて、抗生物質は体重を50%増すのだそうです。詰め込みゲージでの病気感染も防げて、収量も上がりで一石二鳥ですが、これも耐性菌を作り続ける温床となっているようです。ただ、鳥や豚が抗生物質で太るなら人間もそうではないかと思うのは自然で、実はそうなのだそうです。ペニシリンが発見される(1940年代より)前は肥満な人などほとんどいませんでした。過食、飽食というのが肥満の原因と多くは思われていますが、実はダイエットが成功しないのは、摂取カロリー<使用カロリーの式を守ってもダメということがわかってきたということなのだそうです。抗生物質が腸内フローラに与える影響がかなり有力視されています。
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