ポピュリズムというものがいつ生まれたかというと、日露戦争後に賠償を取れなかったことに腹を立てた人たちが行った日比谷焼き討ち事件の頃だと著者は言います。そして新聞がはたした役割は大きなものがありました。現代よりももっと扇情的な見出しがあり、ニュースソースは新聞しかなかった時代の人は、新聞の活字に舞ったと言えるでしょう。新聞は週刊誌的な役割も果たしたので、週刊新潮やポスト、現代、文春などの記事も兼ねていたのですな。
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