昨日4月18日(金)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・書き込み削除依頼の中学校教諭もひぼう中傷/学校裏サイト』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市教育委員会は、いわゆる『学校裏サイト』に悪口などを
書かれた横浜市立中学校生徒の相談を受けてサイトの
管理人に削除依頼を出した男性教諭が、逆にそのことを
『学校裏サイト』でひぼう中傷される事案があったと発表しました。
具体的な内容として、2007年度に横浜市中区の教諭が特定されて
『○○《教諭の名前》はサイトの中をかぎ回っている。
削除依頼をしている』などと中傷されたということですが、
これだけなら中傷行為には当たらない気がしますが、教諭の具体的な名前を
出されたことによる個人の特定と、そしてこれ以外にもおそらく中傷的な
言葉が書かれたということでしょうね。
いじめに関しては、4月4日(金)には
『横浜地方法務局のまとめで、神奈川県内の2007年のいじめの相談が、2006年の4倍以上に急増!!』
として取り上げたように、2007年に法務省横浜地方法務局が受理した
神奈川県内の人権侵犯事件計435件のうち、学校での
いじめに関する申し立ては151件となり、2006年と比べて
4倍以上に増加していることがすでに分かっていて、
ネットいじめも深刻で、対策も本格化されています。
それでも、まだまだ『学校裏サイト』が多数存在していて、しかも
潜在的ないじめというのは、さらに深刻にあるのではないかと思います。
もちろん『学校裏サイト』は当然あってはならないので、
サーバー管理者も協力してキチンと対処をしなくてはなりませんが、
『学校裏サイト』云々ではなくいじめが問題で、何度も以前から
書いてきているように、いじめをしている側も悩みを抱え、
相談が急増しているということが、昨年2007年の時点で
分かっているので、いじめの裏側に何があるのか?そういった部分の
追究もしっかりして、子どもの微妙な変化やサインを周りが
見逃すようなことがないようにしないといけません。
また、大人社会のいじめが、子どものいじめの悪いお手本に
なっているということもしっかり大人が猛省しないといけないし、
子どもが行き場を失うような、息苦しさを感じる社会も
なくさなくてはいけません!
そして、自分は子供を信じてるからと最後は言い切って話をきいてはくれない
おっしゃる通りですね。
子どものサインを見逃している周りの
大人が多いからこそなかなかこの問題が
解決しない現状にあると思います。
自分の子どもを信じてあげたいという気持ちは
分からなくもないですが、だったら
その前に親自身・保護者自身が気がつかなくては
いけないことがあると思います。
貴重なコメントありがとうございます!
先生が悪いとは一言も言っていないと思いますが・・・!?
あと、こういった問題は先生にも生徒にも
あるいは家庭にもいろいろ問題を抱えているケースが
いっぱいあるので、それぞれのケースにもよると思います。
難しい問題でもありますし、慎重に対応して
いかないといけませんね。
ただ大人がいろんな面で子どもの悪い手本になっている
社会状況は問題が多いと思います。