記述時間4月17日、やっとこさ週の峠を越えた木曜日。
しかしブルージーどころではない、乱高下する気圧に三半規管が翻弄される一日。関東地方の上空では低気圧と高気圧が逢引でもしていたのだろーか…急激に高度を上げ下げする飛行機内のよーな、または新幹線が高速のままトンネルに突入するよーな右耳の不快感が一日続く。ノイズの膜に遮られ、右耳は殆ど聴こえない。芯からへろへろ、身体が傾いていることである…。
ままならない三半規管を宥め誤魔化しつつ週末、今週中にどーしても発送しなければならない商品の納期が矢張り案の定(制作側は今度こそだいじょぶなのだと言い張っていたのだが、最初の搬入予定どおりに出来上がった試しがないんだからだいじょぶだとゆうその根拠をゆってみろ切れるぞ、ほーらやっぱり間にあわねーじゃねーか、の大変スリリングなw商品)一日ずれ、休日出勤確定。オーマイガッ。しかし別に景気がイイとか、ためにクソ忙しくてずれ込むとかそうゆうことではなくて、単に詰めと部署間の認識の温度差の摺り合わせに(常に)失敗しているだけの話で、末端の耽美者としては空しいばかり。ちぇっ(大人げない)。
そんな訳で記述時間4月19日サタデー、鍵をどこぞに失くしたらしい(何故なんだ…)ボケたR(土曜もガッコはある)が鍵をメーターボックスに入れといてくれというのをさらっと無視して(そんな危険なこと出来ませんて)いつもの時間に出勤する。狐が何匹も嫁に行ったよな天気。さあっと曇り、さあっと晴れる。相変わらず三半規管はノイジーに喚きたてている。手伝ってくれる新人のお嬢さんとひたすら500ばかりの荷物を作る。四時過ぎ、やっと送り出しが終わる。やれやれ。U和駅に着いた途端にパルコの前でR(鍵がなくて彷徨っていたw)とばったり行き合う。相合傘で雨風に吹き嬲られつつ帰る。並ぶと、つくづく小憎らしいほどにでかくなっている愚息なのだった…。しかし言葉は通じないんだな(苦笑)。
パラダイムシフトの衝撃(?)から始まり三半規管の擾乱にはらほれひれはれの今週、自分のためのメモ。
耽美者はじぶんの仕事内容に比して勤務時間の拘束が長すぎると感じていた。今年は仕事面で自分なりに効率化を進め、退社時間を早める勇気を持とうとも思っていたし、じぶんの内部に引き籠る最後のチャンスの年だとも(どうゆう訳か)思っていたんである。仕事から距離を取る気だったのだな。
…このまま持ち堪えられると思っていた訳ではない、けれど仕事でじぶんを棚上げするのをちょっと止めてみよう。要はひ弱くてダメダメなりの自分に向き合ってみたかった。
しかしシフトチェンジを真逆から迫られることになってしまった。180度転換しないとである。このシフトチェンジ、使う側からいえば耽美者が同じ部署の被雇用者のうち最も生活がかかっており(苦笑)、年齢が高く、ふらふら転職する可能性がないからであるが、「かといって何をしろという訳ではないんだけど」しかし何もしなければ耽美者を切る理由になる。つねづね危機感をもって考えていることだが、耽美者が雇用者の立場であれば耽美者は要らない。もっと若く、安い人件費で使える人間がいるはずだから。毎年立ち位置に踏み迷う、春毎に鬱っぽくなる理由のひとつである。しかし生活がある、切られる訳にはイカンのである。
要は流れを掴み、必要とあれば問題点を洗い出し、オリンポス山頂にむけてチームの話が出来るようになれば良いのだな。こんなにコミュニケーション不全なのに(苦笑)。
とりあえず出来ること(ああ…段々日経ウーマン愛読者のエントリっぽく…)。ああでんでん思いつかないのが悲しい。
*会社時間と自分時間のメリハリをつける。
下心ありあり(?)で荷物が重かったのだが、仕事のときには仕事関連の荷物しか持たないよーにする。橋渡しがあるとすれば小さなメモ帳一冊で。
*自分の勉強をかねて仕事のフローを一覧できる表など作ってみる。
エクセルで更新する形で洗練してゆけば部内の共有情報に出来る…か?
フローに関する表とゆうことでいえば、データベースがそもそも扱えない。数字を概念化することがそもそも億劫なかよわい脳味噌である。たかが手段に過ぎないが、こうゆう手段をお勉強しようとすると自己目的化して足を取られることもある…常にどこが目的か、の軸を明確にする必要がある。
読書メモ。
以下三冊をこの三日間でざっと併読。気休めのたぐいだけれど、実効性のありそうなもの(タダのカンだ)を選ぶ。いずれも面白く読む。
ロジカル・シンキングについてはも少し突っ込んだ専門書を渉猟してみるつもり。こゆのが何故耽美者の気休めになるかというと、性格的なネックが「大人げない」とこだと自覚があるから。前頭葉の感情野(?)がいっぱいいっぱいになりがちなとこ、頭の中で多少こゆ概念をぐるぐる回しておくと若干抑えが効く、よーな気がする(やっぱり気休め)。三冊目は、他人の遣り方、というのが常に興味の対象だから。何と言うか、こういう考えもあるのだな、とゆう多様性の確認(やっぱりどう回ってもタダの気休め…)。
ロジカル・シンキング入門 (日経文庫)茂木 秀昭日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る |
ストレスマネジメント入門 (日経文庫 (1136))島 悟,佐藤 恵美日本経済新聞出版社このアイテムの詳細を見る |
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法勝間 和代ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
この週もヨシケイの食材。献立を決めるのにうだうだしなくて済むので若干夕食の時間が早まった。…といっても九時半なんだけれど(苦笑)。
やれやれ、耽美者にあらざるエントリであった…。
日本画家の松井冬子について記述するつもりでタイトル付けたんだけれどなあ(本日のETV特集、『画家・松井冬子の世界 痛みが美に変わる時』を大変楽しみにして視聴したんである)。常に現前から滑落する、後打ち人生であることよ。仕事もシフトチェンジする隙もなくずり落ちてしまうかもである…やれやれ(とやっぱりへたれて終わる)。
FOM出版の「よくわかる」シリーズがあれば独学でも楽勝です。きっと劇的に能率が上がって時間の余裕ができますよ~。