100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

89
歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ヨーロッパ小国訪問記」編 ローマ~ジェノバ~フランス~モナコ6

2019年01月08日 08時08分46秒 | モナコ

 

 ここからモナコ公国です。われわれの世代では1956年ハリウッド女優グレース・ケリーが国王レーニエ3世と結婚したことでよく知られている国です。今の世代では、カジノ、F1グランプリですかね。

 立憲君主国です。ちなみに世界で君主のいる国(日本を含め)は22カ国です。人口約3,6万人の世界2番目に小さい国です。人口の84%が外国人(フランス国籍47%、イタリア国籍16%、その他21%)です。

余談話

 最近「反日」が嫌いで「反日」というコトバが好きなひとびとの声が高いようです(私の年少時代は「非国民」)。今回の旅行を通じて「国家」「国境」「国籍」などを考えることがたくさんありました。「国境」はフリーパスでした。モナコの人口の16%だけがモナコの国籍を持っていました。ドイツでも移民やその子孫の人口が20%を超えています。イギリスでは居住者の8人に1人が外国出身者で12人に1人が外国籍です。オーストラリアでは人口の26%が外国生まれです。シンガポールでは人口の40%が外国人です。

 カルロス・ゴーンはフランス、レバノン、ブラジルの国籍を持ちそのおのおのの大使館から留置所に面会がやってきています。 法廷での言語はフランス語でもなく、アラビア語でもなく、ポルトガル語でもなく、英語でした。(9日追記)

「国家」・「国籍」とはなんなんでしょうね。

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ヨーロッパ小国訪問記」編... | トップ | 「ヨーロッパ小国訪問記」編... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おそまきながら!あけまして! (izukun)
2019-01-08 10:00:55
ほんとうに、国籍やら人種やらということに対する認識を抜本的に考え直さざるを得ないのかも知れません。
ほんの2、30年前までは、この国にいる外国人といえば、韓国、北朝鮮、中国、台湾でほぼ占められていたのに、
いまやその他の外国人が「全国津々浦々」にあふれかえっています。

よく考えてみれば、天皇陛下ご一族をはじめ、われわれ路地裏の民を含め、日本人なんていうのがもともと存在したのかどうか、という問題もありますよね。

いろんなところを歩いてこられた管理人さまだけに、さまざまな感慨がおありと拝察いたしました。
ことしもどうぞお元気で!
izukunさんありがとうございます (fool1934725 管理人)
2019-01-08 13:52:47
izukunさんコメントありがとうございます、
私は天皇制廃止論者ですが、現天皇が百済の武寧王の子孫が日本に渡来し桓武天皇の母になったことに言及したことには一定の敬意を表しています。

コメントを投稿

モナコ」カテゴリの最新記事