100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「パキスタンとイランの服装」編 男3(イラン)

2008年09月07日 08時24分45秒 | イラン

 この写真はイランで撮影したものです。小さな公園で昼食の野外バーベキュウの用意をしている時に若者たちがたむろしているところへ例の調子でヒョコヒョコと入り込みました。服装は私たちのものと変わりません。この服装が5月7日にも紹介したようにイランでは一般的です。

 現在のイラン政府の国是は反欧米(文化)路線です。ところが服装はパキスタンのような民族衣装?ではなくこのような洋服です。しかし5月7日に紹介したようにネクタイを締めないというちょっぴり反欧米?があるようでもあります。5月31日に紹介したように現イラン政権は1972年親欧米路線を取るパフラヴィー王朝を倒したイスラーム政権です。しかし6月2日に記したようにその親欧米路線のパフラヴィー王朝を懐かしむ人たちも多いようです。このようなイラン人のアンビヴァレント(ambivalent 相反する感情)がこの服装に象徴されているというのは私の妄想か。勿論、この服装にはイラン人(ペルシャ人)の伝統的な反アラブ思想も関係しているのでしょう。 一方最近まで大統領であったムシャラフ大統領の路線は親欧米路線でした。

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「パキスタンとイランの服装」編 男2(パキスタン)

2008年09月07日 08時19分35秒 | パキスタン

 この写真はシガール(6月26日地図)のホテルの中庭で撮影したものです。真ん中は私です。人が集まっているとそこにヒョコヒョコと行くという私の悪い癖があります。しかし、たいてい大歓迎を受けます。特にイスラーム圏では。というわけで南部パキスタンの旅行者から大歓迎を受けての写真となりました。このようにたいていは白色の服装です。

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「パキスタンとイランの服装」編 男1(パキスタン)

2008年09月07日 08時15分08秒 | パキスタン

 パキスタンもイランも国の名前にイスラームの名前がつく国柄で隣り合わせ国です。しかし同じイスラームの国でもイランはシーア派でパキスタンスンニ派ですし、何より歴史的文化的背景がかなり違います。しかしその同異は簡単に通りすがりの旅行者には分かるはずがありません。それでもいくつか気がついたことがありますが、一番良く判ったのは両国の服装でした。というわけで以下パキスタンとイランの服装を数回紹介します。

 この写真はパキスタンでのジープの運転手さんたちで彼らの出身地の村を背景に撮影したものです。左の人は私たちの服装と変わりありませんが、この国ではかなり珍しく他の3人のアラブ風が普通です。色合いはこの場合黒、茶ですが、多くは次ページの写真のように白のようです。現地ガイドのサリームさんの話によればこの服の毎日のアイロンかけが大変だそうです。

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