都電荒川線の○○○の原宿、地蔵通り商店街の最寄り駅、庚申塚駅。
まずは名前の由来の名所へ・・・
クールな店「おいもやさん興伸」で大学いもをほうばる吉田さん。
さて、目的のお店へ・・・・奇跡の店?「庚申酒場」
間口(通りから見て)右より、尺5寸、2間、3尺のうち2間に暖簾が掛かかって入り口となる(引き違い4枚戸)。
奥行2間。畳にして21畳。
・・・・・奇跡の店w
内壁は真壁漆喰腰板貼り、天井は竹竿(長スパン)漆喰。
天井高さはたぶん8尺5寸。土間分入れたらもっと高いと思われる。
漆喰は年季の入ったすすけ具合。
柱のすすけ具合も最高だ。
尺5寸を小足に、L字カウンターがお出迎え。
これもまた年季の入ったカウンターだ。
つり戸棚などがないせいか、店内に入った瞬間に全部見渡せる。奇跡だw
カウンター内にはおばーちゃんと冷蔵庫。う~ん、ミラクルですね~w
店内はご常連でほぼ満席状態。カウンターの踵に座る吉田さん。
早速、飲み物を注文~と思いきや受け皿に空の中型ショットグラス。隣にレモンが添えてある。
グラスにおもむろに焼酎を注ぐおばーちゃん。
こうなれば、そう、「ホッピー」。
受け皿ごと持ち上げ氷入りジョッキに焼酎を注ぐ。吉田さんこぼす・・・w
早速、乾杯~~♪・・・おもむろ(=おばーちゃんのナイスな動作)にカレーが吉田さんの下へw
お隣のご常連の話では、カレーはここの定番らしい。
カレーを食べながら、ホッピーw
これがいける!・・・・・らしい。
そうこうしてると、炭火でじっくり焼きあがったそばから焼き鳥が吉田さんの下へw
どんどん来るw・・・・奇跡だw
たれは秘伝。そう、この店でおばーちゃんの手で作られるものは全て秘伝であろう。
こんな店が東京にまだあるですね。驚きです。
「おばぁちゃん一人で切り盛りしてるゆえ訪れる旅人も配慮してほしいものである」byナレーション
100円握り締めて駄菓子屋に駆け込んでいたころを思い出します。
・・・50年、通える「駄菓子屋」。
もしかして、ご常連はいつまでもこの「駄菓子屋」に遊びに来ているではないでしょうか・・・
「庚申酒場」はそんな子供たちをずっと見守ってきたのでしょう。
おばーちゃんはそんな大人たちをずっと見守ってきたのでしょう。
席を立つ寂しさに「またおいでよ」と背中を押されたら、「また、がんばるか~!」と暖簾をくぐる顔は上を向けるはず・・・エンディングへ
塚守りて 老いし桜の 千手仏 by 吉田類
・・・また旅にゆける。
大学いも:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E8%8A%8B
#130 庚申塚「庚申酒場」:http://sakaba.box.co.jp/blog/sb.cgi?eid=59