■映画：黒く濁る村■2011.06.20

韓国映画。２時間５０分弱の長ーーーい作品です。
同じく韓国映画「殺人の追憶」という作品の中で容疑者役で出演している人が主役です。
この俳優、凄く良いです。台詞以外のところで表現できる数少ない名優と言えるでしょう。
原作は日本でも同じタイトルで翻訳版が手に入ります。
気になるのでいつか読みたい、そう思わせてくれる映画です。

引っかかるのは村長の太い意図がいまいちわからない所。
映画ではエンディングで（一番最後の最後）大ドンデンの香りがあるのでそこの所を原作で村長の意図を知る必用があるのかを確認したい。

内容的には京極夏彦「女郎蜘蛛の理」と諸星大二郎「奇談」を足して２で割った様な感じです。
解説では韓国版横溝正史作品等と評されていますが良い意味で、まったく違いますのであまり先入観に囚われないで観る方が良いでしょう。

韓国なら何でも観るわ～ってな軽い感じで見始めると寝ると思われるので、じっくりと時間のある時に鑑賞することをお勧めします。

いまいち動機が分かりずらかったので・・・


黒く濁る村　★★★☆☆

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