KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

セカンドコース(疾病論・2回目)終了

2015-01-18 10:37:02 | 日記


1月17日(土)
日本社会事業大学・茗荷谷キャンパス(文京区小石川)において、「セカンドコース」(疾病論2回目)の研修が行われました。
昨年11月に開催された内容と同じものでしたが、北海道、神戸からも参加者があり、少人数ながら真剣に向き合う受講生の姿がありました。
今回の疾病論は人体の内部環境の恒常性というところに視点を当て、人体の「形態機能学」から日常生活を見ていくという新たな試みを行ないました。
講師には、東京医療保健大学講師の平田美和さんを迎えて、講義の切り口も新たに人のからだのしくみに分け入りました。

今回の受講生には、福祉施設で働く福祉職の方が多かったのですが、日ごろ触れることのない「生理学的知識」に関心と興味を持っていただいたようです。
福祉職(特に介護職)の方々には、人体の構造と機能学の学習をもっともっとしてほしいと思っています。
ケア実践の根拠を明確にするには、まずは人のからだのしくみと機能がわかっていなければなりません。
その知識が生活援助という実践に結びついてはじめて、専門家の営みとなります。
受講生のこれからの実践力に期待したいと思います。

茗荷谷キャンパスは、地下鉄丸の内線・茗荷谷駅から徒歩7分のところにある小さな学び舎です。
これからの「ナイチンゲールKOMIケア学会」のセミナーは、多分にこの建物をお借りすることになると思いますので、皆さま、是非親しんでください。
探せば、近くに江戸の情緒豊かな場所が見つかるはずです。