日本私立看護系大学協会の総会が開かれました。会員数354名(各大学3名の代表者で構成)のうち189名の参加、90名の委任状で成立しました。新規参加校は既存校の学部設置を含めて13校でした。大きな母体です。
午前中に総会、午後は3名の講師による教育講演会でした。
本協会は年間7事業活動を展開しており、いずれも看護界にとっては不可欠な活動です。昨年12月1日に一般社団法人に認証されて活動を継続しています。
午後の教育講演からは、学ぶものが大きかったです。日本の私学が置かれた立場や役割や将来像、ドイツやEU世界における教育論との比較など、眼を世界に開かせてくれました。
しかし現実の教育現場では、日々の教育実践に追われ、なかなか本質論的な討議はできず、特に看護界の今後を語らう時間は持てないのが実態でしょう。本会においても会員間の意見交流はできず、大きな課題が山積みしているということを自覚させられるに留まっています。それでも、最後に開かれた「交流会」で一部の先生たちと交わることができ、楽しい一時を過ごしました。