『忠臣蔵』をアメリカの大学生が演じた！

船崎です！　
　クリスマスイブですがイブとは関係なく…
　この人は…
ピエロでも何でもありません
アメリカのポートランド州立大学の学生アレックス・ローガンさんです
実はこの学生さんは

アメリカの大学生が演じる歌舞伎「忠臣蔵」に出演した学生です。
この「忠臣蔵」を企画されたローレンス・コミンズ教授と奥様で衣装総監督をされた
田中寿美さんが柏崎に来られ、ドナルド・キーンセンター柏崎主催の講演会が行われました。

日本の歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」をアメリカの大学生に演じてもらうことを通じて、日本文学・文化を
伝えようと取り組まれたコミンズ教授は、キーン先生の愛弟子です。
歌舞伎にはお馴染みの「白塗りの化粧」や、衣装の着付けなどをご覧いただく中で、
裏話を披露してくださいました

お金を掛け無いために日本の古着屋等で「着物」を調達したり、鬘を手作りしたり。
アメリカ人だからこその苦労話としては、平均身長180㎝以上の学生に、いかに美しく着物を
着せるか…、着付けをしたことのないアメリカ人に手伝ってもらいながら、45名の学生に
60役を演じさせる舞台裏の秘話
その舞台は2週間で8回の公演を行い3000人以上の観衆にご覧いただいたそうです

日本文学を学ぶ学生さんにとても【机上だけではない学び】を、『忠臣蔵』を演じることで学習できた
かも知れませんね