AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

木胴としては最後(にしたい)

2023-02-01 00:37:52 | ドラム

現在、主に利用しているスタジオは2つある。
まァ一方は個人、もう一方はバンド、っていう分かれ方している。

つーか、今やっているMEISTERがその一方のスタジオっていう感じだな。
そっちで利用しているスタジオでは、これまではペダルとシンバルを持ち込み、スネアはスタジオでレンタルをしていたんだが、いい加減テメェのスネアを使う様にした方が良いなと思っていた。

この数ヶ月で、スネアのパーツが破損してきているのが目立つ様になり、このままいくと、スタジオの機材を壊しかねんと思う様になってきた。
スタジオレンタルのスネアには、自分に見合ったものが一台あるんだが、80年代の古いスネアで、時代背景的に頑強に作られているのは知っているんだが、何せ今から軽く40年以上前の代物で、しかも不特定多数のドラマーが叩く環境。
今の調子で使っていけば、いずれ壊すだろうな・・・という気がしてきたので、最近は別のスネアをレンタルして使っていた。

それも限界。
ヘッドのテンションや耐久性とかを考えたら、最早レンタル物では見合わなくなってきた。
出来ない事はないが、結局どのスネアでも破損危機は免れないという考えが強まってきたんで、だったらテメェのスネアを用意できるようにしちまおう、と。

スタジオでの機材保管料金は発生するが、スネア一台程度なら安いものだし、今後もスタジオ使うって事考えたら、色々な面でメリットが出る。

て事で用意したスネアが、コレである。

SAKAE Heritage Osaka(以下SAKAE)のメイプルスネア。
14 x 6.5で、現在のSAKAEの象徴カラーとなる、ラズライト・ゴールド。

2年ほど前から、木胴でもう一台くらい、深胴のスネアでも持とうかなとは考えていた。
その時近い距離にTAMAのWalnat/Birchで、カラーも中々良いやつがあったんで、ゆくゆくはそのスネアでも入手しようかな・・・とは考えていたが、色々あってそのスネアは見えなくなってしまったんで、今回色々な事情が絡んでこのSAKAEが目の前に現れたんで、じゃあコイツ手に入れよう、と(笑)。

なんとも天邪鬼でね、今自分の手持ちのスネアを持ち込んで、っていう気持ちにはなれなくて、そのスタジオで使ってぶっ壊れてもいいや、っていうなら、新しく入手してしまおうって感じになってね。

ソレでコイツ選んだっていうのも、贅沢っちゃ贅沢だとは思ってるケドね(笑)。
SAKAEも漸く再始動したかと思えば、ウンコロに見舞われて思う様に動けない状態になっちまったので(現在、製造拠点は台湾だからね)、スネアやドラムキットを入手するにも日本国内で現在出回っている新品は数少ないだろうし、そう簡単に手にするにも安いとは言えないしね(スゲー高いというほどでもないが)。

まさかここに来てSAKAEを手元に置くことになるとは思わなかったよ。
人によっては「でも日本製じゃないでしょ?」って思う人も居るだろうね。

SAKAEも、以前は拠点が勿論日本国内であったし、かつてはYAMAHAの上位機種を手掛けていたというプライドもあったワケだから、日本製であるというのは大きな意味を持っていたと思う。

今のSAKAEは日本での製造ではないので、それだけでネームバリューを損なうと見られるのは、メーカーとしても避けたいところではあるだろうから、スネアにはちゃんと一台ずつ、製品認定証というのが付いている。
「SAKAEドラムとして、あなたの手元に渡るに相応しい品質として出しています」っていうね。
そこまでしたいっていう気持ちも、解る。

ま、オレからしたら、値段相応の品質、つまりしっかり使える代物っていうだけでも自分で判断できれば充分なんだよね。

とはいえ、そこまでして世に出された一台なので、スネアとしての鳴りは申し分なし。
今のSAKAEは、以前のSAKAEと比べるともう少しだけ太い鳴りを得られるように仕上げられている。
そーいった意味では、今回のサイズのスネアは、よりパワーを引き出せると考えても良い。

因みに、打面ヘッドは元々装着されていたものでは耐久性と響きが心もとないんで、EVANSのUV2に変更している。
最近、とりあえずスネアに装着しとくなら、っていうのでこのUV2選ぶ事が多いんだが、今のオレとしちゃ万能感が実に強いヘッドだと感じている。

メインで使用しているスネアはまた違ったヘッドにしているワケだが、鳴りと耐久面に於いての信頼性は現在高い位置にある。

他の変更は特にするつもりは無い。
何せ、スタジオでの練習用として使うにとどまるスネアだからね。
破損でもした時に、テメェの好きな仕様にしていくつもり。

にしても、
スネアで木胴のものに関しては、コレで最後にするつもり。

どんだけスネア抱えてるって話なんだよな、実際(苦笑)。
なので、近いうちに、マジで使うことの無いと判断したスネア並びに他機材を、方々に譲ろうかとは計画中。

断捨離もやはり必要だ。