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半径1mの世界

縁がたどり着くところは?

2006-02-12 | Weblog
キーワードは「縁」の1日。
またなんだかHelpがきたみたいな日だった・・・

午前中からYoga。ここ最近ほぼ毎週行かせていただいている
森谷先生のレッスン。
太陽礼拝が前よりやりやすくなってきたみたいで嬉しい。
足の裏側の筋肉は相変わらず固めだけれど、それでも前よりは
伸びるようになった。最初の呼吸を整えるときも
どれが正解の姿勢なのか迷わなくなってきたかも。

Yogaの後は品川へ。
お使い物として郵送するのと、自分用のお茶を買いに。
それに以前から崩したかった「1枚」を持ってお気に入りのお店へ。
プーアル茶の30年ものでフリスビーのような大きさに固めたものを
持参しました。さすがにうまく崩せる自信がなかったので
プロにお任せ。試飲。

違うお店のものだったけれど、まぁそこそこで悪くないできだったよう。
たまたま居合わせたお客様へもおすそ分けして楽しみました。
所有していたものは、生茶でブレンドしていないものだったので、
すっきりした味わい。たくさん飲んでも惜しくないかも。
ここ数年でプーアル茶は投資の対象になってしまったらしい。
私が持ち込んだものは今なら4倍以上の値になっているとのこと。
この先、いい生茶のものは30年近く飲めなくなるらしい。
ちょっと複雑。
今日伺ったこのお店の30年ものは、すごくまろやかなブレンド茶で
大好きなのになぁ。昨年まで2万円だったものが今は6-8万もするそうで。
香港にももうないそう。
せっかく飲むために作られたものなんだから、投資なんかじゃなく、
深く味わってあげればいいのに・・・とついつい思ってしまった。

ほかのお客様が帰った後、いろいろお話。
次のステップへ行くという話がとても興味深い。
同じような気持ちや、偶然の巡り会わせで助けられたり、
転機になったりすることが凄くわかる。
しばらくモヤモヤする時間と戦わなくなって、自然にしていようと
気持ちを楽にしたときに突然降りてきたり、きっぱり整理が付いたり、
ヒントになる人に出逢ったり・・・
普通これからの未知の状況に心配するところだと思うけれど、
私は全然そう思わなかった。
今度いつお逢いできるかはわからないけれど、大丈夫なんだと思う。
はっきり見えている道じゃなくって、遠くになんだか霧の向こうに
道が見えているけれど、確実にそこにつながっていると感じるから。
踏み出すと自然と道がつながっていくだろうってわかるから。

先日意外な偶然の一致に驚愕。いや、これはもう必然だと感じるものに
遭遇してなんだか申し訳ないやら、何でだろうやらいろんな気持ちになった。
よくわからないけど、意味があることに気が付いた。
ちょっとどうもニュートラルな状況じゃなかったんだけれど、
この意味に気づくために用意されていた状況だったのかもしれない。

・・・なんて考えながら、中目「楽屋」に向かった。

酒井俊 @中目黒楽屋

うーん。ここでも縁の話に遭遇。
そして、私にも。直接的に悲しいことじゃなくっても、ある事柄から手繰って
記憶にたどり着くことがある。
日頃まったくそんなこと思い出しもしないのに。
結局みんなつながっていって、いろんなことを気づかせているみたい。
非常に個人的すぎてなんとも。
音と言葉と空気とが急に奥底から引っ張り上げてきた記憶。
ふんわりと暖かいだけに悲しみが増す記憶というのもある。
目の前にしっかりと、おりてきてしまった。
感覚を切ることもできず、そのまま感じていたら(それでいいと思っていたし)、
ふと音に呼び戻された。ちょっと助かった。
音によって呼び起こされた記憶が、音によってリリースされた。

どんなサイアクな状況でも自分の心との対話をやめず、というよりも、
どれだけ深く傷ついても落ちても問題と向かい合わずにいられない
厄介な性分であるから、いままではっきり問題が分かっているものには
答えを全て出してきた。
だけど、今更出てきたこの記憶というのは意識の範疇外からの連絡みたいな
もので、どうもなんらかの見つめなおしをしなさいということかな・・・と
漠然と思った。
色んなことが立て続けに繋がっていって、うっすら漂っていた疑問が
なんであるか、何故気になっていたのか、どんな意味があることなのか
取りあえず知った。

酒井さんは初めて拝見でした。
いろんな種類の魂かな。人としての魂、日本人としての魂、
ネイティブアメリカンみたいな魂(自然と人とが尊重して共存して、
生きているみたいな意味)。
不屈の民が素敵だった。他にはアラバマソングも登場。うーん、人によって
いろいろと変わるこの曲もスゴイ。
あと、Amazing Grace!
佐藤さんの左右のずらしテクにもグッときましたが、かすかに音を変えながら
長音をあわせるその自然さが絶妙!
かすかに歌う俊さんとぴったり。関島さんのチューバもうっすら感じる。
田中さんのPfの自由な波がなんだか自然にマッチしているところも素敵。
それを後追いするかのようなAccの波も。

タイトルが?だけど、She gave me crazy love??という歌詞が出てくる曲や
たぶんDress Upした女性が「これで大丈夫かしら?」みたいな話で始まる曲も
よかった。
買い物ブギのチャキチャキな感じも楽しかったし、即興の笑っちゃう内容も
あったり。マリアカラスとか(笑)
日本語と英語と・・・というか言語は関係ない感じ。
やはり魂の音なのかと思います。
それと、演奏の面白いところをしっかり受けて
返しているやりとりも面白かった。

カルメンマキさんと方向性がちょっと違うけど、根底が近い感じ・・・
なんて思っていたらどうもつながりがあるよう。

縁はどんな風に繋がっていって、どこにたどり着くのだろう?と
感じた1日。

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