ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

福島第一原発が立地する福島県大熊町は二次被曝するほどの高い放射線量の遺体が見つかった場所。

2015-06-22 | フクイチ

福島県大熊町をご存知でしょうか?福島第一原子力発電所の1~4号機がある自治体であり、福島第一原発事故のいわば”爆心地”です。   

 地図

 

私は大熊町に行ったことがないので、大熊町に親戚がいらっしゃる福島県の方に大熊町について直接お聞きしました。 

大熊町は農業、酪農、漁業の町。自然が豊かだけど、家を継がない次男以下に就職先はなく、勉強して出て行く人が多い町。

地元の高校ではなく、下宿していわき市や郡山市の学校に通っている。だから原発が建ったと思う。人はいなくても建物は立派な町だった。

原発事故については、私の親戚も詳細を話すことはない。当時の様子も言わない。大熊町は、親戚や家族の中に、必ず一人くらいは東電または関連会社勤務がいる。
そして地元の自営業者は、東電から仕事をもらっているため、迷惑かかるということで自らは話そうとしない。

原発が建ってからは、資料館のバイト、東電作業員、関連会社に勤務する人が多い。親子で東電社員もいる。

東電社員の子どもは大熊町からいわき市の高校に進学。
原発事故後にいわき市に避難するも、3ヶ月でいわき市から県外に転校。それを聞いて腹立たしい気持ちになった。

 

原発立地自治体の特徴かと思われます。人口密集地ではない僻地ののどかな農山漁村が狙われて、原子力マネーをばらまかれ、原発が作られた最強の企業城下町。

それは原発事故後も全く変わってはいないということです。

そして、4年前の2011年3月、福島第一原発の爆発。この映像をご覧下さい。 

とてつもない量の放射性物質が、環境中に放出されました。

 

瀬尾先生の『原発事故 その時、あなたは』を見ると、福島第一原発6号機の原発事故の災害予想があります。 P34~35を引用します。

原発事故…その時、あなたは!
瀬尾 健
風媒社

 

 



シミュレーションの中で、大熊町で急性死者が1万人出る、晩発性の影響つまり、ガン死者が関東地方で発生すると書いてあります。

本州の半分が危険地域になるという予想。

それを踏まえて、この2011年3月30日のニュースを見てみます。↓

福島第1原発から5キロの地点で見つかった男性の遺体を囲む警察官。放射線量が高いため収容作業を断念した=27日、福島県大熊町

原発5キロの作業写真公開 放射線量高い遺体扱う警察官

http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033001001226.html

2011/03/30 21:41   【共同通信】 

福島県警は、福島第1原発から約5キロの同県大熊町で27日に見つかった遺体を管理する模様を撮った写真を30日、報道陣に公開した。遺体の放射線量が高く、被ばくする危険があったため、防護服に身を包んだ警察官が収容を断念、白い遺体袋に入れて付近に安置する瞬間をとらえている。 

 警察庁によると、遺体があるとの通報を受け、県警機動隊員や検視官、放射線計測班ら15人が駆けつけ遺体を発見。持参した測量計で遺体の表面を測定したところ、除染が必要な基準を上回ったとしている。 

 遺体は地震や津波発生直後から、原発事故による放射線を浴び続けていたとみられる。

 

その翌日の報道

20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」

http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000278.html

2011/03/31 14:02   【共同通信】

福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体ある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。

 遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

 27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。



 

 



二次被曝するほどの高い放射線量の遺体。ニュースでは死亡後に被曝と書いてありますが、果たして本当でしょうか?

火葬も土葬もできないレベルに放射能汚染され、警察が遺体の収容を断念するほどです。

「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体ある」 ということは、死亡する前に被曝した遺体あるということで、急性被曝も考えられるということです。

二次被曝するほどの遺体が、全部で何体だったかは書いてありませんから、1体とも限らないということです。

 

原発爆発後の、風向き、放射能拡散を見てみます。

 

海に流れた後に、内陸にぐるりと風向きを変え、高濃度の放射性物質が、何度も大熊町に降り注いでいます。

「東日本大震災」(津波や地震)で亡くなったのではなく、急性死者だったのではないかと考えても不思議はありません。

大熊町だけ高線量の遺体が見つかって、浪江町、双葉町、西川内村、富岡町など隣接する自治体では同じような高線量の遺体は見つかっていないのでしょうか?

僅かな報道しかなくて、死者の数や死因も正確なことはわかりません。メディアも追跡しないし、この件に関して、もはやタブー化しています。

元東電社員、小野医師の「院長の独り言」というブログに、この件に関連する記事があります。大熊町の土壌汚染の数値などがわかります。


5700万Bq/m2(1500Ci/km2)の大地~大熊町 2011年07月27日  より抜粋転載

大熊町内の土壌汚染調査結果

 

小野医師のブログ記事によりますと

福島第一原発から南に5キロ地点の ⑨は5700万ベクレル/m2 = 約 1,500Ci/km2

チェルノブイリの強制避難エリア(猶予数日のみ)は、40Ci/km2= 148万Bq/m2 以上 なので⑨の地域は、チェルノブイリの強制避難エリアの約40倍もの濃度が検出されているということです。

プルトニウムもとんでもない濃度が検出されています。

 

福島原発事故後の不審な病死(80万アクセス) 2011年09月07日 

その時 何が(7)残された遺体(福島・大熊) 河北新報ニュース 2011年05月20日金曜日


◎搬送を阻む放射線/基準すらなく撤収

 東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町で、震災の死者とみられる男性を収容しようとした県警が遺体の放射線量が高いため搬送を断念したと、3月29日に報じた。遺体は4月1日に収容された。第1原発20キロ圏内で行方不明者の本格捜索が始まったのは、震災から約1カ月後。この間、救出の道は閉ざされ、数百もの遺体が置き去りにされていた。

 大熊町内、福島第1原発の南5~6キロにある作業所の敷地内で、成人男性の遺体が見つかったのは3月27日だった。
 「亡くなっている人がいる」。通報を受け、福島県警の機動隊員や検視官ら15人が現場に向かった。放射能を警戒し、放射線計測班も同行した。
 遺体の表面の放射線量を計測すると、水で洗い流す「除染」が必要な10万cpm(cpmは放射線量の単位)を大幅に超えていた
 第1原発1号機の爆発が起きた3月12日、原発から20キロ圏に避難指示が出たのを受け、県警は捜索や遺体の搬送を中断していた。圏内に入るのは緊急性が高い通報があった場合だけだ。
 汚染された遺体をどう扱うべきか、その基準さえなかった。
 機動隊員らは遺体を遺体袋に入れた上で、建物内に移し、撤収するしかなかった。

 男性の遺体収容を断念した後、県警は厚生労働省と対応を協議。(1)業務で放射線を扱う人の許容限度を参考に、捜索が可能かどうかを判断する(2)遺体表面の放射線量が10万cpmを超えた場合は、現場で除染してから搬送する―ことを決めた。
 5日後の4月1日、機動隊員や検視官、放射線計測班らが再び大熊町の現場に入った。外気から遮断して安置していたため、遺体の放射線量は下がり、除染の必要はなくなっていた。南相馬市に搬送。外傷はなく、病死と診断された。
 県警や警視庁が、南相馬市の南部や楢葉町など原発10~20キロ圏で、本格的な捜索を始めたのは4月7日のことだ。大熊町や浪江町請戸など10キロ圏内の捜索の開始は14日まで遅れた。
 二本松署地域課の吉津敬介警部補(35)は、4月中旬から請戸での捜索に加わった。防護服にマスク。「動きを制限され、手でがれきを一つ一つどかした。放射線の数値も気になり、神経をすり減らしながらの過酷な作業だった」と振り返る。
 原発周辺を中心に、福島県では約10万人が避難生活を強いられた。行方不明の家族を捜す間もなく、古里を離れざるを得なかった人たちは、悔しさ、もどかしさを募らせながら捜索活動の開始を待つしかなかった。

後略
(橋本俊)
2011年05月20日金曜日

 



大熊町がどれだけ危険かということを、思い出していただけたのではないかということで、今日はここまで。


追記 大熊町では白血病で沢山死んでいる

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