Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

増水の南アルプス

2010年09月24日 | フライフィッシング

次に目覚めたのは5時過ぎ、眼下の流れの轟音は相変わらずもテントを叩く雨音はありません。それにしても寒くシュラフから出るのはかなり辛く、一体何度だろうと横着に引っ張り込んだベストの温度計は、5℃表示、寒い訳です。

暫くウダウダしてると若干、明るくなってきたので一気に外へ。そう、用足しが我慢の限界だったのです。

100924no1 雲は低く今日も雨は避けられそうにありませんね。

昨日は水の調達を忘れてしまい、歩行給水用の500mlで辛うじて夕飯とコーヒーを嗜んだだけ、2lペットボトルに水を満たすことが最初の行動です。

伸び伸びと外でお湯を沸かす最中、レインパンツとナノパフで寒さは凌げるものの、鼻水と手が悴むのはどうにもならず‥、コレは次回への反省材料です。

100924no3 スープ物メインの朝食後、勢いに任せウェーダー姿に。

迷った挙句、体を温める意味合いも込め、林道を歩いて上流へ。テン場下の流れは、昨日撤退した時点と然程変わらないようで極端な増水にはなっておらず、まずは一安心。

さー、このハリスバンブー4番をギンギンに曲げてくれる魚は出てくれるんでしょうか。

100924no4 目的の枝沢合流点で、一投目にレギュラーサイズ。期待できそうです。

100924no5 以前の尺ポイントでもこのサイズ止まり。‥どうやらヤンチャサイズは水面を意識しているようですが、大きいのは白泡下から出てこないようです。

その後、未知の最終堰堤を越えると、急激に角度が上がり流れも殆どが伏流と化したのか、ガレの流れは貧弱です。暫く遡行も魚が溜まれる流れではありません。雨が無かったら表水は消滅してるのではないでしょうか。

100924no6 本流に戻り、最初の堰堤でイブニングでもと思ったものの、この水量と水飛沫に30分が限界です。

悴んだ手に力が入らず、キャスト自体が辛いのです。

100924no7 ココでもレギュラーサイズに終始‥、これで最後のキャストと、堰堤ギリギリまで投げたフライにイイのが出たんですが、悴んだ両手が言うことを聞かなかったのか、アワセが甘く?ランディング寸前でオートリリース。

これで完全にプッツン。急な斜面に取り付き、林道を重い足取りで下りテン場へ。

100924no8 明るいうちに着替え、ウェーダーとレインギアはゴミ袋に入れ、今夜は前室を確保しました。

雨を想定したので、今回はカップ麺が夕飯のメインです。

まー、晴れが確定していてもインスタントラーメンと餅ですから大して変わらないか。(笑)

今夜の子守唄は、「楽天vs日ハム」みたいです。

コメント
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