近所に住む家族が、ドイツへ帰ることになりました。
始めは「フルムスコの友達」だけだった関係も、今では家族みんなが私たち家族の友達となりました。
毎日のように顔を合わせる近所の友達に声をかけて、一緒にランチをしようともちかけました。
それぞれ、ハンガリー、ポーランド、日本、ドイツ出身のお母さんたちなので、それだったら、それぞれの国の料理を一品持ち寄ってもらうのも楽しそうだと、みんなにお願いをしてみました。
私はアジアの料理として、おすしに春巻き、鮭の南蛮漬けを用意しました。
みんながアジア料理が大好きな人たちだったので、喜んで食べてもらえてとってもうれしかったです。
ポーランドでも、お魚を南蛮漬けのようにして食べるようで、ニシンをたっぷりの人参で覆った南蛮漬けのようなものを持ってきてくれました。
ドイツ人のママは、じゃがいもを刻んだおなじみのロシュティを作ってくれました。
ロシュティとはちょっと違うようで、小さいパンケーキ型に焼き、その上にスモークサーモンをのせたり、または、イチゴジャムをのせて食べる食べ方があるようで、これがまた焼き立てで本当においしかったのです。
ハンガリー出身のママは、急なお誘いだったので、飲み物や果物を持ってきてくれて、それはそれはお昼から豪華な世界ランチ万博となりました。
ハンガリー出身のママは、おすしを知ってはいたようですが、中身は「お肉?」だと信じきっていたり、おはしの持ち方も下から支えるのではなく、上から支えながらおはしを握ってみたり、それぞれの国や文化の情報交換をしたり、いろんな意味で本当に楽しい時間となりました。
以前からこういうランチの会を開きたいな、、と思っていたのだけれど、初めての開催が、ドイツへ帰ることになった友達の壮行会となりました。
もっと前からこういう楽しいことを一緒にやっておきたかったな、、と、悔やむ思いだらけですが、また近いうちに再会できることを約束して。。