マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

最近買わなくなったモノ

2020-07-09 | 日々の暮らし
モノを減らし続けていると、暮らしにも変化が出てきます。
その変化の中でも、サービス付きの商品の購入が苦手になってきたことは、私にとって結構大きな変化だと思います。
本日は、そのことについて、ダラダラと綴ります(笑)

とあるアンケート
そのアンケートとは、ある商品を購入する際に、どんなサービスが付加しているとうれしいか?という内容でした。
選択肢はうろ覚えですが、

 ・ポイント〇倍
 ・次回の買い物で使えるクーポン
 ・サブスク利用の1年間無料
 ・特別グッズ
 ・特定施設で使える利用券や割引券
 ・商品指定の割引

などがありました。

以前の私であれば、いずれかを必ず選んでいたと思います。
しかし、モノをどんどん減らしている今の私にとっては、どのサービスにも魅力を感じないので、確か「その他」を選んで、備考欄にサービスは不要と記入しました。

モノは要らないし、モノでなくても要らないし
そのアンケートの選択肢は、今の私の暮らしには一切不要なモノばかりです。

ポイントは、自分が積極的に溜めているサービスではない場合がほとんどです。
クーポンは、次回も同じショップで購入する予定がなければ無意味です。
サブスクは、元を取れるだけ利用する時間はありません(やりたいことは他にある)
グッズは、当然のことながら不要。
特定の施設でしか使えない利用券や割引券は、遠方の施設が多く、利用期限内に行ける気がしないので不要。
商品指定の割引券は、その商品自体の購入予定がないと使いようがありません。

以上のような理由で、私はこのような付加サービスにつられることがなくなりました。
そして、もし、同じ商品で何もサービスが付加されていないモノがあれば、迷わずそちらを購入するようになりました。

得をするような気がするけど実は損を招くかも?
現金や全国で使える商品券であれば、ちゃっかり私もその商品を購入してしまうかもしれませんが、もし、その商品が〇ヶ月間購入継続が条件であれば、迷わず購入をやめます(笑)
サブスクやクーポン券は、継続購入(継続利用)が条件になっていることが、結構あります。
もし、仮に購入した商品が気に入らなくても、サービスを受ける条件だからと、仕方なく購入し続けなくてはならないのならば、私は確実に追い詰められた心理状態になると思います(苦笑)

ポイントにしても、そうですよね。
せっかく貰ったからといって、普段はしない買い物をする羽目になったら、それは余計な支出になってしまい、家計的には損をしてしまいます。
施設の利用券や割引券も同様です。
普段行こうとすら思っていない施設へ、わざわざ時間を作って行って、当然のことながら交通費と時間を奪われるし、その施設でお土産などを買ってしまったら、結局はお金をたくさん使うことになってしまいがちです。

少し話が違うかもしれませんが、深夜のバラエティ番組で有名になった、棋士の桐谷さん。
彼は、いくつもの株を保有していて、株関係の雑誌などでもインタビューを受けたりしている方ですが、株を保有しているということは、株主優待も銘柄の数だけ受けることになります。
桐谷さんは、その株主優待を期限までに使い切ってしまうために、日々優待券の消費に励んでいます。
テレビをご覧になった方は、すでにご存じだと思いますが、桐谷さんは生活の大半を株主優待で賄っているような方です。
ちょっとした日用品は、株主優待の割引券や金券が使えるお店までわざわざ出向きますし、外食も優待券がある飲食店に行きます。
映画は、優待券を消費するために、月に数本観に行きますし、遊園地にも一人で何度も行きます。
交通費に関しては、乗車の株主優待がない路線が多いのか、あえて株を保有していないのかはわかりませんが、都内の移動は株主優待で手に入れた自転車でしている様子です(移動時間のムダを省いているようなところもあるようですが)
そして、自宅には優待で届いた品が未開封のまま山積みになっているだけではなく、使う予定のない女性モノの衣料品や化粧品などまであります。

私は、桐谷さんが株主優待券を消費していく姿が、まるでゲームをクリアして行っているように見えて、個人的には面白いのですが、もし、私がいろいろな株を保有していて、配当で暮らしが潤っていたとしても、株主優待を全て消費する暮らしは、絶対に無理だな、と思っています。
好きでもないモノを買ったり貰ったり、食べたいと思っていなくても、優待券を使って食事をしたり、使わないモノが届いたり...有効期限が決まっている優待であれば、なんとか消費しなくては、というプレッシャーで押しつぶされそう(苦笑)

桐谷さんのお宅に届いている優待の品々は、ほとんどのモノが未開封です。
女性モノは、知り合いや親族にあげたりすることもあるようですが、優待を消化することが忙しく、見る限り譲るという行動をする暇はなさそうなので、家の中はモノで溢れかえっています。

桐谷さんは、いざとなれば資産(株の配当)がおありですので、すべてを処分することになったとしても、業者を頼めば不要なモノは一掃できると思いますが、普通の暮らしをしていたら、そう簡単には業者を呼べません。
となると、意図せず手にしたモノの管理や優待の消費に、時間の大半を取られてしまって、本当にしたいことをする時間が削られ、本当に食べたいと思うメニューが食べられず、やりたくもないレジャーをこなし、一体何が面白いだろうか?となってしまいそうです。

たしかに、何かの優待を受けられることや、珍しい品物が手に入ることは、ありがたいことではあります。
中には、かなり高価な品やサービスもあるでしょう。
しかし、その恩恵を無理やり受けようとするのは、なんだか本末転倒な暮らしのような気がします。
本当にしたい暮らしができないことは、人生を損しているような、そんな感じがしてしまうのです。

好きを充実させたければ、好きじゃないを減らしたい
偉そうなことをつらつらと綴りましたが、要するに、私は自分がしたいことをして、好きなモノだけを手に入れて、私の性格や行動パターンに一番フィットする日用品やインテリアを使う暮らしがしたい、ということです(笑)
その好きなモノや暮らしを手に入れるためには、あまり好きではないモノ、あまり気が乗らない行動(必要な行動はしますが)を排除してしまうことが、いちばん理想に近づくと思っています。

もちろん、暮らしていくうちに、暮らし方や考え方が変化することはあると思います。
しかし、もし、今求めているモノや暮らしよりも、もっと好きなモノや暮らしが手に入るのであれば、そちらにシフトして暮らしをアップデートしたほうが幸せなのではないかな、と思っています。

今の私にとって与えられるサービスは不要
今は、モノを多く持つことに価値を見出す時代ではないと思っています。
それよりも、厳選したモノや行動をする暮らしの方が、洗練されて見えるはず。

とはいえ、まだまだ我が家は余計なモノがたくさんあるし、一目見ただけでは私の好きなモノや好きな暮らしはわからないかもしれないな、と思います。
なぜなら、まだまだ気持ちがあちこちに動きがちだから(苦笑)
自分で厳選したモノだけを使って暮らしたい気持ちはブレませんが、センスの方向性がブレがちなのです。
だから、なんとなくナチュラルなインテリアに気持ちが引かれたり、モダンシンプルな雰囲気もいいなと思ったり(笑)
ですから、今の我が家は、たしかにモノはかなり減ってスッキリし始めていますが、雰囲気の統一感がまるでないので、ただ家具やインテリアが少ないだけの家になっています(苦笑)

統一感がないのは、まだまだ余計なモノが多いのでしょう。
そんな家に、サービスだからと余計なモノを受け入れてしまったら、ますます統一感が失われてしまいます。
ですから、今は(おそらく今後も)モノが受け取れるサービスは不要ですし、サブスクや利用券やクーポンやポイントのサービスも、使うための時間を捻出したくないので、要りません。
ただ、1つだけ無料でサービスを受けられるのだとしたら、私と一緒に不要品を処分してほしいです(苦笑)


サービスって、何故か与えることだと思いがちですが、家の中や持ち物の中から何かを引き取ってくれる、ということも、実はサービスなのですよね。
そして、それは結構ニーズがあると思うのです。
ジャパネットたかたは、それをサービスに取り入れて、同じ種類の家電を下取りしてくれる商品があります。
トータルすると、決して業界最安値にはなりませんが、家電を買い替えたい場合は、とてもありがたいサービスです。
だって、家の中のモノが減りはしなくても増えませんからね(笑)
欲しいモノ、好きなモノを購入して、古いモノを引き取ってくれる、そんなサービスが増えたら、私の購買意欲も湧いてくるかもしれません(笑)


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