恒例(？)の、４月に読んだ本のリストアップです。今月は、「野中柊月間」でした
フランクザッパ・ストリート 野中 柊と～ってもかわゆい、
野中ワールド全開の本。「ちょっと疲れたな」
なんて時にぴったりです。
場所はフランクザッパストリート。
ここでは、犬も猫もキリンもパンダもゾウもみんな擬人化して住んでいる。
もちろん人間も。
彼らのピュアで素直でお茶目な恋愛模様が微笑ましい。
キリンのリンキとシマウマのシマジョウの結婚式。
指が無いので、結婚指輪の変わりに結婚舌ピ（ピアス）。
二人がキスをするとカチャカチャと微かな金属音。
街一番のモテモテくんのパンダのワイワイ。
彼が愛しているのは、スーパーモデルのケイト・モス（って普通に人間じゃん
）現在、ジョニーデップと恋人同士だし、手の届かない存在だと悩んでいた。
（設定は滅茶苦茶なのに、こんなとこだけ妙にリアル
）絵本の世界に飛び込んだような本でした。
フランクザッパ・アラモード 野中 柊フランクザッパ・ストリートの続編。
お馴染みのメンバーが前作同様、ほんわかとした雰囲気をかもし出す。
毎日の生活を楽しみたい！！楽しもう！！楽しいな！！って感じで、
読んでてウキウキします。
前作では、見事恋が実ったパンダのワイワイ（ジョニーデップからケイトモスを奪っちゃったらしい）
しかし今回、ワイワイはケイト・モスに振られてしまうのです（まぁ当然と言えば当然）
ジョニーデップがケイトと別れた後、別の女性と結婚して子供をもうけた
なんていう、ノンフィクション小ネタが笑える。
小春日和 野中 柊「小春」と「日和」の双子姉妹。
タップダンスの発表会をきっかけに、ＴＶコマーシャルに出演。
以後、ダンスと芸能の道へと進むか否か葛藤する姉妹とその家族の物語。
野中柊さんの小説は数作しか読んだことないのですが、
小説よりもエッセイのほうが断然魅力的な作家さんだと思います
