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意見の相違

2006年10月16日 | 雑談(社会問題)
先日、ケン様と仕事に対する考え方で大きく食い違った。

ケン様の会社の人の話がきっかけなんだけど、

会社では、同僚ができ、仲間ができる。
プライベートの友人よりも、仕事仲間の方が一緒にいる時間は長い。
年数を重ねるほど(時には衝突しながらも)仲間意識も強くなる。
その際、転職という岐路に立った。
自分が抜けるからって、会社はどうってことないだろう。
(その人じゃなきゃできないことなんて、突き詰めればそうはないのだ)
しかし、自分が抜けることで仲間にしわ寄せがいく。
仲間に放りつけて去ることは、なかなかできない。
退職のふんぎりがつかない。


なぜ?

と思ってしまったのですよ。

仲間の為に会社に残ったとして、仲間は自分の為に何かしてくれるのか?

自分は仲間の為と残った後、仲間があっさり辞めちゃったら、

「オレは残ったのに、アイツは薄情」なんて言うのか?

言わずとも、そういう感情がお互いに生まれるんじゃないか?

仲間には罪悪感、自分には非難の気持ちが。

非難の気持ちなんて持たない?見返りなんて求めない?

だったら、仲間も同じじゃない?

「仲間が困る」なんてのを理由に出すのはおかしいでしょう。

っていうか仲間も、

「オレが抜けたらお前にも迷惑かけるし、会社回っていかんしなぁ・・・」

なんて思われたらイヤんじゃないかしら・・・・・・

私には、自分の決断力の無いことへの、丁の良い言い訳、偽善に思えて、つっかかってしまった。



でも、よくよく考えたら、ケン様の話ではないのだ。

架空の話で、何を言い争ってんだか・・・・

ケン様は、

「理屈ではかぇるの意見が正解なのだろう。
私情に流されるヤツがバカなのだろう。
実際、欧米でこんな理屈は通じないだろうし。
けど、やっぱり割り切れないモノもあると思う。」

と言ってた。

そうかもしれない。


物事には、客観的な理論上の「正解」というのがある。

でも、それでは割り切れないものが確かにあるのだ。

かぇるは、自分の物差しが正しいと思ってるけど、

「割り切れないモノ」なんて、それ自体が曖昧なわけで、

皆が同じ杓なハズがないのだ。


そこを感じられるか否か、同意できるかどうか、許容できるか否か・・・・

私は、同意できなくても、そういう物差しもあるのだということを知ることは良い事だと思う。

世界が広がる(目からうろこ)という意味で。


お互い一緒にいることで、偏りが調和され、世界が広がることを願う。
コメント
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