花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「桜」に先駆けて

2015-03-29 | 植物 花

其処此処で、「桜、染井吉野」の開花が聞かれる季節ですが、早々と「ベニバスモモ」(紅葉李)の花が満開になっています。

紅色の葉、紅色の萼片、白い花のコラボを愉しみます、開花時に葉が着かない「染井吉野」には無い美しさです。

蕾と葉が赤いので、開花と共に、遠目には、樹木全体が紅色から白色と変化します。

新葉の紅紫色が、秋には、いっそう濃くなり、食用になる赤い球形の果実が熟します。

バラ科、サクラ属、落葉高木、西アジア、コーカサス地方原産(中国経由で日本に)

学名 Prunus cerasifera var.atropurpurea、英名 Cherry plum、別名 「アカバザクラ」(赤葉桜)、「チェリープラム」

学名のprunusは、「スモモ」を意味して、cerasifera は、サクランボ」を

atropurpurea は、暗紫色を意味するとか、「ベニバスモモ」の特徴をよく著しています。





秋には、下図の様な球形の実が成ります、甘酸っぱい「プラム」の味です。

「カワズザクラ」(河津桜)は、散り、「ジュウガツザクラ」(十月桜)は、未だ、咲いています。

<「カワズザクラ」(河津桜)>

<「ジュウガツザクラ」(十月桜)>

各画像は、クリックで拡大します。

 

<余禄>

昨年のブログ “今、「桜」” と題した記事です、「桜」に関するものでしたので、再度載せてみます。

<続きを読む>から入れます。

 
TEST(491)  今、「桜」

桜、「ソメイヨシノ」(染井吉野)の開花には、まだ少し、日数を要しますが、今が見頃の「桜」が有ります。

「カンザクラ」(寒桜)、「フユザクラ」(冬桜)、「ジュウガツザクラ」

 

 

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今、赤色

2015-03-26 | 植物 花

今頃の赤い樹木花を4種載せてみました、「アカバナミツマタ」、「「ハナノキ」の花、「ギョリュウバイ」、「ヒカンザクラ」等々です。

「ミツマタ」の黄色い花とは違って、名前のとおり赤い色をしています。

蕾の頃は、確かに黄色い色をしていますが、開花に伴って、徐々に赤みを帯びてきます。

尤も、「ジンチョウゲ」と同様、花弁は無くて、花びらの様に見えるのは、萼片とか、葉に先駆けて花を咲かせます。

「ミツマタ」より若干早い開花期を迎えます。

密集して咲かせる喇叭型の花の先端が4裂します、「ミツマタ」の名前の由来は、枝が三つに分岐する故の命名

ジンチョウゲ科、ミツマタ属、落葉低木、中国原産(園芸種)、学名  Edgeworthia chrysantha ´Rubra`


蕾は、黄色、開花した花弁(萼)は、赤色です、白い縁取りが赤色を引き立てます。

「ミツマタ」の名前の由来、枝が三本に分岐しています。


次は、「ハナノキ」(花ノ木)の花です、“花ノ木の花” とは、妙な具合ですが

葉が出揃う前に、樹木全体を濃赤色の花が咲き覆う様を、樹木=花 に見立て、「花の木」と命名したとか

カエデ科なので、葉は、浅く三裂して、秋には、見事に紅葉し、果実は、翼果になります。

「ハナノキ」は、日本固有種で、近縁種には、アメリカに自生する「アメリカハナノキ」(Acer rubrum) が有るようです。

カエデ科、カエデ属、落葉高木、雌雄異株、学名 Acer pycnanthum、別名 「ハナカエデ」(花楓)



<雌花>

<雄花>

5月頃には、下図の様なカエデ科特有の翼果が下垂します。

<上載の各画像は、クリックで拡大します>



最後は、「ギョリュウバイ」(御柳梅)の赤い花です、春早く、五弁の花を枝一杯に重なるように咲かせます。

花がペーパークラフトの様な質感に見えます。

葉は、細長く先端が尖っていて互生します、針葉樹の葉の様です、花は、八重の他に一重、色も白色など

中央に、褐色の果実が出来ています、やがて、熟して裂け、細長い種を放出します。

「御柳梅」の名前は、葉が中国原産の針葉樹「御柳」の葉に似て、花が「梅」に似ているからとか

亦、原産地ニュージーランドの国花になっている由

フトモモ科、ギョリュウバイ属、常緑低木、学名 Leptospermumscoparium、別名 「レプトスペルマム」

英名 Tea tree、葉を茶にして飲んだとのこと、英名の Lepto は、ギリシャ語で “細長い” 意味で

Spermum は、種の意味なので、種の姿が英名になったようです。

 

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今、ピンク色

2015-03-23 | 植物 花

“ピンク色” は、「アケボノアセビ」(曙馬酔木)から始めます、白色が多いなか、ピンク色のものも目に付きます。

「ドウダンツツジ」(満天星躑躅)の花に似た壷型の花を下向きに多数咲かせる様子は、壮観です。

葉には、有毒成分が有る為、馬が食べると、酔ったようになるので、「馬酔木」の名前が付いた由

草食動物の殆どが、此の植物を食用としないとか、人間も勿論です、“泥酔木” の名前は、いただけないので ・ ・ ・

ツツジ科、アセビ属、常緑低木、日本、中国に自生、学名 Pieris japonica f.rosea

別名 「ベニバナアセビ」(紅花馬酔木)、真赤な花の園芸種も有るようです。




次のピンク色は、「ウンナンサクラシウ」(雲南桜草)の花です、淡いピンク色が優しい春の色です。

中国の「プリムラ」” です、山奥にヒッソリと咲いていた花ですか

ポピュラーな「プリムラ・マラコイデス」(Primula malacoides)等に比べると、花色も形も一段と清楚な感じがします。

白色や淡いピンクが印象的な「プリムラ・シネンシス」(P.sinensis)が近縁種のようです。

茎や葉は、柔らかい毛で覆われていて、葉には、羽状の切込みが有ります。

サクラソウ科、サクラソウ属、中国南西地方原産、多年(一年)草、学名 Primula filchnerae

別名 「プリムラ・フィルクネラエ」、「ユキザクラ」(雪桜)



次は、「ニワウメ」(庭梅)の淡いピンク色の花を挙げてみました、葉が出揃う前に「ウメ」に似た花を咲かせます。

五弁の花で、「梅」の花の様に、多数の雄蕊が見えます、亦、夏には、熟して赤い実になる子房も見えます。

「ユスラウメ」(梅桃)が亜属とのことで、初夏に似た花を咲かせます、実の形も似ています。

万葉集に「ハネズ」(唐棣花)の名前で登場している由、古い時代に中国から渡来したことが分かります。

バラ科、サクラ属、落葉低木、中国原産、学名 Prunus japonica、別名 「チャイナベリー」、「リンショウバイ」


最後は、「オキザリス」(Oxalis spp・)の園芸種「オキザリス・スプリング チャーム」です。

名前からも春に相応しい花で、大きな花と、色合いが特徴です。

花の色は、ピンク以外に、サーモンオレンジ、クリームイエロー等が有ります、ウキウキする様な春の色です。

カタバミ科、カタバミ属、耐寒性球根、園芸種(南アフリカ原産)、学名 Oxalis comosa cv.Spring Charm

<各画像クリックで拡大します>
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早春、黄色(2)

2015-03-18 | 植物 花

早春の黄色の一番目は、「トサミズキ」(土佐水木)の花です、穂状花序を作り、淡い黄色い花が下垂します。

花弁が五枚、暗紅色の雄蕊が目立ちます、五から八個の花が集合体を作ります。

近縁種の「ヒュウガミズキ」(日向水木)は、三個位の花の集合体で、花の付き方が疎らですので、華やかさが違います。

花の大きさでも、「トサミズキ」の方が、大きく(房が長い)、「ヒュウガミズキ」の方が、小さいので、其の違いも歴然としています。

雄蕊の色も「ヒュウガミズキ」(Corylopsis.pauciflora) の方が、黄色ですので、この違いも有ります。

高知県に自生してるのが多く視られるので<「土佐水木」>の名前が付いた由

マンサク科、トサミズキ属、落葉低木、学名 Corylopsis spicata 、別名 「イヨミズキ」(伊予水木)




「キバナアマ」(黄花亜麻)も咲き出しました、明るい黄色が春の到来を告げます。

先日、挙げた「ウンナンオウバイ」(雲南黄梅)に似た花です、五枚の花弁が重なって咲く姿を愛でます。

黄色い花を多数付けるので、“黄色で溢れる” 風情です。

アマ科、キバナアマ属、常緑小低木、インド、パキスタン、中国原産、学名 Reinwardtia indica

英名 Yellow flax 、別名 「レインワルティア」、中国名 「雲南月光花」、「迎春柳」とか

尚、以前、徳島では、ポルトガル人のモラエス(*)が植えて愉しんだので、「モラエスの花」と呼ばれていたそうです。




(*)ラモエスに関する記事が徳島県のホームページに載っていました。



「ブルビネラ」(Bulbinella spp.) の花も咲いています、星を散りばめた様な明るさです。

「ブルビネラ」には、20品種位有るとのことですが、多く目にするのは、「ブルビネラ・フロリブンダ」です。

長い花茎(1m)位の先端に、総状花序を円錐形にして、小さい星型の花を咲かせます。

花の色は、黄色以外に赤、橙、白色などの品種も有るようです。

「ブルビネラ・カウドフェリス」(B.caudfelis)等は、小さな白い花を咲かせます。

ユリ科、ブルビネラ属、耐寒性多年草、南アフリカ原産、学名 Bulbinella floribunda、英名 Cat`s tail

トウダイグサ科の「アカリファ´キャッツテール`」(Acalypha reptans) も Cat`s tail

図鑑によっては、“キャット” と “キャッツ” で書き分けていました、猫のシッポには、「アカリファ」の方が似てはいますが ・ ・ ・ 




 「ロータス・ ヒルスッス ´プリムストーン`」の緑黄色い新芽も出始めました。

花と見紛う程です、古葉とのコントラストを愛でます、初夏の開花前のカラーリーフとしても愉しめます。

マメ科、ミヤコグサ属、耐寒性常緑低木、地中海沿岸原産、学名 Lotus hirsutus ´Brimsutone`

英名 Hairy canary clover 、別名 「ロータス ヒルスッス」


5月頃から咲き始める花です、葉や茎は、細かい毛で覆われているのが分かります。


仲間には、同じマメ科の「ロータス・ベルセロティ」(Lotus berthelotii) や 「ロータス・マクラツス」(L.maculatus)等が

これ等も来月頃から咲き始めます。

下図は、「ロータス・ベルセロティ」の花です、英名 Perican`s beak 、parrot`s beak、“ペリカン、鸚鵡の嘴” の形をしています。


“ロータス” の名前では、来月には開花する花「ミヤコグサ」(都草)が有りました。

 “都草” の名前は、京都、奈良近辺に多く分布していたからとか、亦、漢名の「脈根草」(ミャクコンソウ」が

訛って「ミヤコグサ」になった等が名前の由来になっています、真偽の程は ・ ・ ・ 

蝶形の黄色い花が、初夏の野原や道縁、土手等を彩ります。

マメ科、ミヤコグサ属、インド、東アジア原産、帰化植物、多年草、学名 Lotus japonicus 、別名 「烏帽子草」(エボシグサ)

<各画像は、クリックで拡大します>

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早春、青紫

2015-03-15 | 植物 花

「スイートアリッサム」(ロブラリア)に似た「イオノプシディウム」(バイオレットクレス)Ionopsidium acaule が咲いています。

 


「ツタバウンラン」(蔦葉雲南)の花が 咲き出しました、唇形の花は、“上唇” が二裂して、紫色の筋が入っています。

“下唇” の中央に黄色い二つの盛り上がりが在って、浅く三裂してます。

下唇の後ろに<距>が在るのは、「スミレ」の花に似ています、開花期が春からなのも似ています。

オオバコ(ゴマノハグサ)科、ツタバラン属、ヨーロッパ原産、学名  Cymbalaria muralis 、英名 Ivy-leaved Toadflax

別名 「ツタカラクサ」(蔦唐草)、「カイランカズラ」(海蘭葛)




暖かさに誘われて、土手に「ムラサキサギゴケ」(紫鷺苔)も咲き始めました。

冬枯の土手には、青紫色の花が一際鮮やかです、白い色の花も有って、特に此れを「サギゴケ」(鷺苔)と呼ぶようです。

唇形の花で、上唇は、浅く二裂し、下唇は、深く三裂しています、形が鷺に似ているので「鷺苔」の名前が付いた由

“苔” の名前ですが、勿論、苔類とは違っていて、地を這う性質から<苔>と命名したとか

ゴマノハグサ科、サギゴケ属、常緑多年草、日本、中国に分布、学名>  Mazus miquelii




<各画像は、クリックで拡大します> 


<余禄>

昨年の今頃に載せた記事です、>続きを読から入ってください>

 
TEST(489) 網目模様
此の時季 “網目模様” が美しい蕾と花を載せてみました、「クリサンセマム・ホスマリエンセ」の蕾と「バイモ」の花びらの模様です。「...
 

 

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