花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

ユニークな形の花二種

2015-02-28 | 植物 花

此の時季に形がユニークな花を載せてみました、上に載せた「キリタンサス」もユニークな形をしていますが

次の花々も奇妙な形をしていてユニークです。


最初は、「カルセオラリア」(Calceolaria Hybrida) 、別名 「キンチャクソウ」(巾着草) です。

 花弁の下側が袋状になっているので、奇妙な形に見えます。

多数の品種が有る様で、中には、鑑賞に耐え難いものも視られます、(個人の感想ですが)

形も球状、扁平、大輪、小輪、花の色も赤、黄、オレンジ、紫、斑入り、ツートンカラーと豊富です。 

多く植栽される品種は、ヘルビオヒブリダ種 (Calceolaria × herbeohybrida) のことですが

鮮やかな黄色の小花を、長い花茎に多数咲かせる園芸種 「カルセオラリア・フルティコブリダ ´ミダス`」

Calceolaria fruticohyrida ´Midas`) 等が “濃厚 怪奇” な他の品種に比べて落ち着きます。

ゴマノハグサ科、カルセオラリア属、秋撒き一年草(常緑多年草)、チリ、メキシコ、ペルー原産、学名 Calceolaria Hybrida

尚、「カルセオラリア」とは、ラテン語の Calceolus で、<スリッパ>を意味するとか、正しく、<巾着>と<スリッパ>です。

其の所為か、英名 Slippa flower 、他に、Pouch flower 等の名前が付いています。

下図は、比較的落ち着いて視れる「カルセオラリア・フルティコヒブリダ」です。



下図の様な品種が主ですが ・ ・ ・ 異様な感じで、何か落ち着かないのです。



次は、「ネメシア」の奇妙な形の花です、多年草の「シュコンネメシア」(宿根ネメシア、ネメシア・カエルレア)や

一年草の「ネメシア」(ウンランモドキ)等は、“ネメシア” として知るところですが

「ネメシア・ケイランツス」(Nemesia cheiranthus) となると、同 じ「ネメシア」かと疑いたくなります。

花弁の上唇は、長細く白い色をしていて、下唇は、黄色、平たい形で、総状的に多数の花を付けます。

愛称に、「ネメシア ´シューテングスター`」、「ネメシア ´マスカレード`」が付いています、“流星” 、”仮面舞踏会”

Shooting Stars 、Masquerade で、どちらも的を射ている命名です。

ゴマノハグサ科、ネメシア属、一年草(多年草)南アフリカ原産、英名 Crested cape snapdragon





下図は、「宿根ネメシア」(「ネメシア・カエルレア)N.foetens=N.caerulea の 園芸種の「ネメシア ´サンサシア`」

Nemesia ´Sunsatia` です、鮮やかな色合いを愛でます。

下図は、「ネメシア」(「ウンランモドキ」) N.strumosa

<全画像、クリックで拡大します>
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今、黄色(2)

2015-02-24 | 日記

小さな小さな花が、花束のアクセント添えにした「ルスカス」の葉に咲いていました。

「ルスカス」は、青々として、長持ちするので、花材として利用されるようです。

葉に花が咲くとは、不思議な事ですが、実は、葉の様なものは、枝が変化したで “葉状枝” と称するものとか

実に小さな花で、開いた花弁の長さは、3ミリ、花径が6ミリ程度で、見落としてしまいそうです。

葉の形等で何種類かの品種が有るようですが、今日、挙げたのは「ルスカス ヒポフィルム」(Ruscus pypophyllum

葉(葉状枝)の表、裏に花序を付けます、花後は、小さな赤い実が生ります。

ユリ科、ルスカス属、常緑低木、地中海、黒海沿岸原産、別名 「ナギイカダ」(梛筏)

葉(茎)を水に入れて根を出させ、挿し木をしてみます。

<上の画像は、クリックで拡大します>



他の冬のユリ科の花を去年のブログにも載せてますので、参考にご覧ください。

下図の<続きを読む>からどうぞ

 
TEST(486) 冬、ユリ科
冬に咲くユリ科の花に、「キダチアロエア」(木立アロエ」、「アロエ・アルビフロラ}が有ります。耐寒性を持っているので、寒い冬に花を愉しむ事ができます。「キダチアロエ」の花の...


“今、黄色(2)” は、御馴染みの「ロウバイ」(蝋梅)、「ウンナンオウバイ」(雲南黄梅)、「カルセオラリア」を挙げてみました。

最初は、「ロウバイ」(蝋梅)です、馴染みの花ですので、詳細は、省略です。

「ロウバイ」と「ソシンロウバイ」(素心蝋梅)の画像だけです。

 


下図は、中心が「ロウバイ」(上図)の様に茶色に色着かない「ソシンロウバイ」(素心蝋梅)です。




次は、「ウンナンオウバイ」(雲南黄梅)の鮮やかな黄色い花です、寒い冬から咲き始めます。

「オウバイ」(黄梅)も同じ時季に花を咲かせますが、「オウバイ」より花径が大きく、「オウバイ」が落葉低木なのに対して

「ウンナンオウバイ」は、常緑低木の違いが見分けるポイントです。

葉は、三出複葉で対生します、「オウバイ」と違って、落葉しないので、花と葉を一緒に視ることができます。

モクセイ科、ソケイ属、常緑蔓性低木、中国原産、学名 Jasminum mesnyi

英名 Primrose jasmine、Chinese jasmine 、別名 「ソケイモドキ」(素馨擬)

 



「オウバイ」(黄梅)Jasminum nudiforum は、落葉してます

<上図は、クリックで拡大します>

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今、黄色(1)

2015-02-19 | 植物 花

冬に咲く黄色い花は、暖かい春を感じさせます、「ヒメリュウキンカ」(姫立金花)、「ギンヨウアカシア」(銀葉アカシア)

「ロウバイ」(蝋梅)、「サンシュユ」(山茱萸)の花々です。


初めは、「ヒメリュウキンカ」の輝く黄色の花です、暗緑色でハート型の葉が “黄金” の花を際立てます。

「ヒメリュウキンカ」の名前は、日本や中国に分布する「リュウキンカ」(Caltha palustris var.membranacea) に似ているからとか

ただ、両者キンポウゲ科ですが、前者がキンポウゲ属に対して、後者は、リュウキン科の違いが有ります。

園芸種には、花の色が、白やクリーム色、亦、八重咲きの花も有ります。

早春に咲く 「ハナキンポウゲ」(花金鳳花) 、別名 「ラナンキュラス」 (Ranunculus asiaticus)も同科同属です。

キンポウゲ科、キンポウゲ属、多年草、イギリス原産(ヨーロッパからシベリアに分布)、学名 Ranunculus ficaria

英名 Lesser celandine、別名 「オウシュウキンポウゲ」(欧州金鳳花)


 

黄金の花弁の裏側は、黄緑色、綺麗なリバーシブルなのです。

下図が名前の由来になった「リュウキンカ」(立金花)です。

 

同 じキンポウゲ科の「ラナンキュラス」(Ranunculus asiaticus)

 


「ギンヨウアカシア」(銀葉アカシア)の花も咲き始めました、黄金の蕾が、ボンボンの花になっています。

一般には、「ミモザ」とも称していますが、厳密には、「フサアカシア」(房アカシア)が「ミモザ」とか

両者、似た羽状複葉の小葉ですが、「銀葉アカシア」が、20枚位の小葉を対生させますが

「房アカシア」は、40枚位の小葉を対生させ、多少大き目の葉になります。

葉の色も「銀葉アカシア」が灰銀色に対して「房アカシア」の葉は、濃い緑色です。

本来は、「オジギソウ」(含羞草) Mimosa pudica を「ミモザ」とするのが正確とか

小葉や花が多少似ているので、何処かの時点で「オジギソウ」(「ミモザ」)を「ギンヨウアカシア」や

「フサアカシア」と間違いたのでしょうか、“アカシア” も “ミモザ” も心地よい響きなので、余り拘りませんが

マメ科、アカシア属、半耐寒性常緑高木、オーストラリア原産

学名 Acacia baileyana 、別名 「ミモザアカシア」、「ゴールデンミモザ」

因みに、「フサアカシア」は、マメ科、アカシア属、学名 Acacia dealbata でした。


「ギンヨウアカシア」と「ユキヤナギ」の競演です。


金色の蕾の粒々が ・ ・ ・ ・

黄金のボンボンの様な花になります。


下図は、「フサアカシア」です。


最後に「サンシュユ」の花です、集散花序に黄色い花を咲かせます、葉が出る前に花が咲くので黄色一色になります。

個々は、小さな花で、花びら4枚、雄蕊4本、雌蕊1本の可憐な花です。

ミズキ科、ミズキ属、落葉小高木、中国、朝鮮半島原産、学名 Cornus officinalis

別名 「ハルコガネバナ」(春黄金花)は、春に先駆けて黄色い花を咲かせ

「アキサンゴ」(秋珊瑚)は、秋に、グミ(茱萸)に似た赤い実を着けるからとか

「サンシュユ」の名前は、中国名の「山茱萸」の音読みから付けた名前の由

学名の officinalis は、“薬効が有る” 意味とのこと、漢方薬になっています。




「サンシュユ」の赤い実です、グミの実に煮ています。

<各画像は、クリックで拡大します>
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冬、「寒咲き菖蒲」と「金の成る木」の花

2015-02-16 | 植物 花

「カンザキアヤメ」(寒咲き菖蒲)が、冬の陽を浴びて咲いています、明るい淡い青紫色が綺麗です。

「菖蒲」は、初夏の花のですが、此の「寒咲き菖蒲」は、11月頃から今月頃まで咲き続けます。

花弁に「菖蒲」と似た筋目が入ります、花茎が短いので、花は、「菖蒲」の様に葉から突き出さないのが特徴です。

常緑の葉の陰に、蹲る様に咲いています。

アヤメ科、アヤメ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Iris unguicularis




星が輝く様な形の「カネノナルキ」(金の成る木)の花も咲いています。

花の中心の赤い色が印象的です、新芽を五円硬貨の穴に通して、芽が成長すると

硬貨が枝に成った様に見えるのを楽しんだものです、将に “金の成る木” です。

流通名が、「成金草」となってました、金に纏わる命名ですが、五円硬貨の所為ではなく

丸味を佩びた肉厚の葉が、硬貨に似ている故の命名とか

花の甘い蜜に、メジロが群がります、香りも漂います。

ベンケイソウ科、クラッスラ属、多肉植物、南アフリカ原産、学名 Crassula orata 別名 「カゲツ」(花月)

 「オウゴンカゲツ」(黄金花月)、「フチベニベンケイ」(縁紅弁慶)

尚、<弁慶>の名前は、武蔵坊弁慶からで、葉や茎を地に差しておくと、根が出て、増やすことが出来るからとか

弁慶に似て、力強い意味と、<縁紅>は、葉に縁が赤く色着くからとのこと

英名も Dollar plant,Mony tree,penny plant と、金に拘ります。

学名の Crassula は、ラテン語で 分厚い 意味とか、葉の様子を著しているようです。


<各画像は、クリックで拡大します>

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「水仙」が咲いています。

2015-02-14 | 植物 花
 
此の季節、種々な「スイセン」(水仙) Narcissus Hybrids が咲いています。
上図は、長い副花冠がラッパ状の「ナルキッスス プセウドナルシッサス」 Narcissus psendonarcissus
「ラッパズイセン」(喇叭水仙)です、ヨーロッパ原産、英名 Wild daffodil 、Trumpet narcissus

<以下の記事は、一昨年、別のブログに載せたものです、「スイセン」が載ってますので、再度、UP してみました>

冬の陽が、陽だまりをつくります、木々にも、地面の「スイセン」にも暖かい陽の光が降り注ぎます。

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多彩な色や形を愉しみます。

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<各画像は、クリックで拡大表示します>

「スイセン」の花の姿は、咲き方によって 
ラッパ咲き、カップ咲き、八重咲き、トリアンドロス咲き、シクラメネウス咲き、スプリットコロナ咲き
等々が有るとのことです、学名 Narcissus は、“ナルシスト” の語源ともなった花でした。
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