花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬、黒い実

2020-01-19 | 植物 花

.花が、少ない冬には、植物の果実を挙げることが多くなります、今回は、「ネズミモチ」

「トウネズミモチ」、「プリペット」の黒い実です。

<「ネズミモチ」(鼠黐)>

モクセイ科の「ネズミモチ」(鼠黐)の実も漆黒色に熟しています。

妙な名前ですが、此の実の形が、鼠の糞に似ていて楕円形

葉がモチノキ科の「モチノキ」(黐の木)に似ているからとか

6月頃に、円錐花序に白い小さな花を多数咲かせます。

花は、筒状の漏斗形で、花冠の先端が4裂して反り返ります、雌蘂雄蘂が突出ています。

次に載せる中国原産で同じモクセイ科の「トウネズミモチ」(唐鼠黐)の実とも似ていますが

実の形が、球形ですので、区別は、容易です。

亦、「ネズミモチ」の葉を太陽の光に翳すと、葉脈が透けて見えるが

「トウネズミモチ」は、透けて見える違いでも区別が容易です。

モクセイ科、イボタノキ属、常緑小高木、日本原産、学名 Ligustrum japonicum、別名「タマツバキ」

 「トウネズミモチ」(唐鼠黐)は、「ネズミモチ」より開花時期が遅く、花は、大きい違いが

学名 Ligustrum lucidum、英名 Glossy privet

 

<「トウネズミモチ」(唐鼠黐)>

「ネズミモチ」より開花時期が遅く、花は、より大きい違いが有ります。

学名 Ligustrum lucidum、英名 Glossy privet 

「ネズミモチ」の仲間の「プリペット(プリベット)」の 黒い実も熟しています。

小枝が密生するので、生垣等に植栽することが多いようです。

初夏の頃に、白い小さな花が集まって花穂をつくります、甘い香りを振りまきます。

葉に白い斑が入って「シルバープリペット」、葉が黄色い「プリペット`レモン&ライム`」の種類が有ります。

モクセイ科、イボタノキ属、半常緑低木、ヨーロッパ、東アジア原産、学名 Ligustrum sinense

英名 European privet、別名「セイヨウイボタノキ」、「ヨウシュイボタノキ」



初夏に、下図の様な白く小さな花を咲かせます。

因みに、下図が「モチノキ」(黐の木) Iの葉と赤い実です。 

 最後に、赤い実が生る「モチノキ」と「クロガネモチ」を挙げてみました。

「ネズミモチ」の葉も此等の葉に似ているので、”黐” の名前が付いたようですが

「黐の木」がモチノキ科なので、”本来” の<黐>になる訳です。

春に、4弁の淡い黄色い花を咲かせますますが、小さい所為も有って、目立たない花です。

葉は、革質で全縁、互生します、樹皮を叩いて、ネバネバの<鳥黐>を造って、野鳥を捕獲したものです。

野鳥保護が、徹底しない頃の話ですが ・ ・ ・ 

モチノキ科、モチノキ属、常緑低木、雌雄異株、日本、中国、朝鮮半島に分布

学名 Ilex integre、別名「ホンモチ」、「トリモチノキ」、「モチ」

 

次は、「モチノキ」の実より小さい(6mm位)が、沢山の球状の実を着ける「クロガネモチ」(黒鉄黐)です。

枝や葉の柄が紫色なのと、葉が紫色に変色するので、<黒鉄>の名前が付いた由

他のモチノキ科の樹木の葉の革質や楕円形は、似ていますが、一層、濃い緑色で光沢が有ります。

此の樹木も初夏に、淡い紫色の小さな花を咲かせます。

「クロガネモチ」を ”金持ち” と解釈して、縁起木として崇める地方が有るとのことです。

モチノキ科、モチノキ属、常緑高木、雌雄異株、日本、中国、台湾、インドシナ等に分布

学名 Ilex rotunda、英名 Round leaf Holly、別名「フクラシバ」、「フクラモチ」

<各画像、クリックで拡大表示します>


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