花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「クサギ」(臭木)の花3種

2020-07-02 | 植物 花

初夏に咲くツツジ科の花「カルミア」(アメリカシャクナゲ)と「ベニサラサドウダン」(赤更紗満天星)が

開花期を終えました、長期間、愉しむことが出来ました。

<「カルミア」>

アメリカに寄贈した「桜」の返礼として入ってきた由

五角形の皿型の様なユニークな形の花です、雄蘂10本、雌蘂1本、雄蘂は、花弁の中に在って

昆虫が、蜜を吸いに来ると飛び出して、花粉を散らすとのこと、面白い仕掛けです。

花弁の模様もユニークで、斑点や折線の様な筋模様が、鮮やかです。

「カルミア」は、何種か有るようですが、一般に、ラティフォリア種を「カルミア」と呼んでるようです。

蕾の形が、金平投の様なのも、興味深を引きます、開花すると花弁が、皿の形になります。

名前の由来は、スェーデンの植物学者の名前 Pehr Kalm からとか

ツツジ科、ハナガサシャクナゲ(カルミア)属、耐寒性常緑低木、北アメリカ、キューバ原産

学名 Kalmia latifolia、英名 Mountain lourel、別名「アメリカシャクナゲ」(亜米利加石楠花)



ツツジ科の二題目は、「サラサドウダン」(更紗満天星、更紗灯台)の花です。

<「サラサドウダン」>

 「ドウダンツツジ」(灯台躑躅)に<更紗>の様な筋模様が入った「サラサドウダン」です。

枝の先端に総状花序をだして、数個の花を下垂させます。

釣鐘型の花冠の先端が、浅く五裂します、花冠の先端が、淡い紅色、基部は、淡い黄色で

緑色の縦筋が、入ります、葉が出るのと同時に花を咲かせます、葉が、先に展開する「ツツジ」などと違っています。

ツツジ科、ドウダンツツジ属、落葉低木、日本原産、学名 Enkiathus campanulatus

別名「フウリンツツジ」(風鈴躑躅)、学名 Enkiathus は、ギリシャ語の enkyos(妊娠)と

anthos (花)に因るとか、膨らみを持った花の形からのようです。

下図は、「サラサドウダン」の変種で淡い紅色の「ベニサラサドウダン」(紅更紗満天星)です。

花弁に濃い色の縦筋が入って、「サラサドウダン」の変種なのが解ります。

<ドウダン>」に<満天星>の文字を宛てるのも、多数の花が、満天の星をイメージしたものでしょうか


「サラサドウダン 」の赤色系「ベニサラサドウダン」(紅更紗満天星)Enkianthus campanulatus var.rubicundus

も初夏に空に映えます、「サラサドウダン」の特徴<筋入り>も微かに現れています。

今日の本題 、”今、「クサギ」の花3種” は、「クサギ」、「ボタンクサギ」、「ゲンペイクサギ」です。

<「クサギ」(臭木)>

”臭い話” で恐縮しますが、臭いのは、葉を傷つけた場合で、花は、其の分、甘い良い香りです。

集散花序に、白く筒部が細く長い花を咲かせます、先端は、5裂して平開します。

花弁は、萼から遠く離れます、4本の雄蘂と、1本の雌蘂が長く突出ます。

緑色の萼が、段々に赤色に変化するのも見物です。

秋に瑠璃色に熟す果実も、赤い萼とのコントラストが美しいものです。

シソ(旧クマツヅラ)科、クサギ属、常緑小高木、日本、朝鮮半島原産、学名 Clerodendrum trichotomum

英名 Harlequin glory bower


秋が、深まると、 萼の色と果実の色合いが素晴らしい実になります。

次は、「ボタンクサギ」(牡丹臭木)です。

集散花序に、小さなピンク色の花を多数着けて、半球状の花穂を作ります。

5裂した花冠から4本の雄蘂と1本の雌蘂を長く伸ばします。

蕾の時は、紅色ですが、花色は、開花するに従ってピンク色です。

葉は、「クサギ」同様、独特の匂いがしますが、花は、甘い香りがします。

<牡丹>の名前は、花穂の姿が、「牡丹」の花に似ているからとか

シソ(クマツヅラ)科、クレロデンドロン属、半耐寒性落葉低木、中国原産、学名 Clerodendrum bungei

別名「ヒマラヤクサギ」、「ベニバナクサギ」、「タマクサギ」


蕾の時の色は、ショッキングピンク、鮮やかな紅色です。

最後に「ゲンペイクサギ」(源平臭木)で終わります。

<「ゲンペイクサギ」>

白い萼と赤い花が、源平の旗印の色からこの名前が付いた由

白い袋状の萼の間から花冠の先端が5裂した濃赤色の花が平開します。

4本の雄蘂と1本の雌蘂が、長く伸び出ます、葉は、卵形で互生します。

シソ(クマツヅラ)科、クサギ属、常緑蔓性低木、西アフリカ原産、学名 Clerodendrum thomsoniae

英名 bleeding heart vine、bag flower、glory bower

別名 「ゲンペイカズラ」(源平葛)



<各画像は、クリックで拡大表示します>

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過去の記事の再掲載です、ゴマノハグサ科の「ブットレア」の花を載せていました。

 
ゴマノハグサ科の花(4)
緑道の休み処を過ぎると ・ ・ ・ 滝が現れます、滝風が爽やかです。今日のゴマノハグサ科の花は「ブットレア」です。<「ブットレア」Buddleja × ......
 

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