花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

暫くは、樹木花を(2)

2023-04-13 | 植物 花

今日の樹木花は、「ジューンベリー」と「ベニバスモモ」の花です。

載せるのが、少し遅れましたが、「ジューンベリー」の 純白の花が、満開でした、夏には、果実が 赤紫色に熟します。

 

此のページが、目立つ様に gif を<窓>として最初に載せましたが ・ ・ ・ 忙しないものでした、御容赦を!!

<「ジューンベリー」>

「ジューンベリー」Juneberry の花が、白く輝きます、春の明るい ”旗振り役” です。

別名を「アメリカザイフイボク」(アメリカ采振木)

将に、<采配(白紙を細く切って房にして柄に着けた道具、指揮棒)>を振るうのです。

日本にも自生する「采振木」  Amelanchier asiatica  が、有ります。

名前の通り、細長い五弁の白い花を咲かせ、バラ科なので、葉は、「薔薇」の葉にソックリです。

バラ科、サイフリボク属、耐寒性落葉高木、北アメリカ原産、学名    Amelanchier canadensis



名前の由来になった実です、6月頃に収穫するので、「ジューンベリー」Juneberry  とのことです.。

生食やジャムに加工されます、甘酸っぱい味です、初夏の頃に実が赤く色着きます。

 

次の樹木花は、「ベニバスモモ」の花です。

<「ベニバスモモ」(紅葉李)>

紅色の葉、白い花のコラボを愉しみます、開花時に葉が着かない「染井吉野」には無い美しさです。

蕾と葉が赤いので、開花と共に、遠目には、樹木全体が紅色から白色と変化します。

萼の色も赤紫色で、多数の雄蘂と一本の雌蘂が突出ます。

新葉の紅紫色が、秋には、いっそう濃くなり、食用になる赤い球形の果実が熟します。

「李」の仲間で、名前の由来の葉の色が紅紫色で、互生します。

バラ科、サクラ属、落葉高木、西アジア、コーカサス地方原産(中国経由で日本に)

学名   Prunus cerasifera var.atropurpurea、英名   Cherry plum、別名 「アカバザクラ」(赤葉桜)

「チェリープラム」、学名の   prunus  は、「スモモ」を意味して、cerasifera  は、サクランボ」を

atropurpurea は、暗紫色を意味するとか、「ベニバスモモ」の特徴をよく著しています。

 

例年なら、「染井吉野」より早く咲く「ベニバスモモ」の花が、今年は、同じ時期に咲き始めました。


秋には、下図の様な球形の実が成ります、甘酸っぱい「プラム」の味です。


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