花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

”冬の無花果” 「フィカス・プミラ」

2020-12-17 | 植物 花

椚の落ち葉が冬の陽を浴びて飴色に輝きます。

 

季節違いの「イチジク」 ”冬の「無花果」” です。

” 這う「イチジク」” 「フィカス・プミラ」果実です、今年もピンク色に熟してきました。

 「イチジク」(無花果)と同じ様に、”花が詰まった袋” の中に花を咲かせるのです、「無花果」の仲間なのです。

共生昆虫のイチジクコバチに依って受粉、11月から12月頃に実が熟します、食用になるようです。

葉が白い斑入りなどの品種も有り、観葉植物として人気が有ります。

幼葉の頃は、葉が薄く、柔かで波打っていて、円形ですが

段々と、光沢が出て、肉厚で硬く、葉先が尖ってきます、更に、蔓も太く

葉も大きくなり、見違える程の変化をします、蔓性なので、気根で樹木や岩等に這い登ります。

クワ科、フィカス(イチジク)属、常緑生蔓性木本、東南アジア原産、学名 Ficus pumila

英名 Creeping fig、Climung fig、別名「オオイタビ」(大崖石榴)

 



下図は、 幼葉(左)と大きくなった葉(右)

果実は、クワ科なので、同じクワ科の「無花果」に似ています。

半分に割って果肉を視てみました、確かに似ています。

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最後は、昨年の記事を再度載せました、>続きを読む>から入って下さい。

 
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