花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

秋の “宝石” (4 )

2016-11-15 | 植物 花

初冬に、ピンクの花が綺麗です。


左から「トラデスカンティア・シラモンタナ」、「オキザリス・タオライアングラリス」、「ネコノヒゲ」、「コルチカム」

<上の各画像は、クリックで拡大表示します>

秋の宝石(4)は、珊瑚、琥珀、に見立てた果実にしました、には、珊瑚は、「フユサンゴ」(冬珊瑚)、「サンゴジュ」(珊瑚樹)

琥珀は、「ナツメ」(棗)の実にしました。

<「フユサンゴ」(冬珊瑚)>

名前の通り、“珊瑚” ですから、珊瑚に間違い無いです。

夏→秋→冬に懸けて球形の液果を着けます、熟するに従って、淡い緑色から黄色、オレンジ色と変化します。

披針形の濃い緑色の葉と、オレンジ色の対比を愉しみます。

“冬に稔る珊瑚色” からの命名とか、珊瑚の様な果実なのです、花は、「ナス」の花に似ています。

「ミニトマト」の様ですが、有毒で食用にならないのが、残念です。

ナス科、ナス属、半耐寒性常緑低木、南アメリカ原産、学名 Solanum pseudocapsicum

英名 Christmas Cherry、Winter Cherry、Jerusalem Cherry

別名 「タマサンゴ」、「リュウノタマ」(竜の玉)、「クリスマスチェリー」



次の “珊瑚 ” は、「サンゴジュ」(珊瑚樹)の実です、珊瑚の名前が付いていますので、珊瑚に見立てても間違いないかな

正確には、色合いが、珊瑚色でも、形は、珊瑚の加工品と言ったところです。

夏に、白い花が、円錐状に咲き、下垂します、秋、珊瑚色の楕円形の核果が、濃い緑色の葉とのコントラストが、鮮やかです。

葉、茎を燃やすと、泡を噴き、燃え難いので生垣に利用することが多いとのこと

害虫の<サンゴハムシ>が好んで、葉を食い荒らしますので、綺麗な葉を視ることが困難です。

レンブイソウ(スイカズラ)科、ガマズミ属、常緑高木、学名 Viburnum odoratissinum (var.awabuki)

英名 Sweet arrowwood、Sweet viburnum、別名 「ヤブサンゴ」(藪珊瑚)、「ヤマジサ」


  

亀吉

 次は、“琥珀” に見立てた「ナツメ」(棗)の実です。

初夏の頃に、淡い黄色の小さな花を咲かせます、果実は、核果で楕円形をしています、淡緑色から

此の時期に暗赤色に熟します、生食できますが、大概は、乾燥して菓子の材料や生薬にするようです。

茶道具の<なつめ 棗>に似ていますが、茶道具の<なつめ>は、此の果実の形から採ったとのことです。

クロウメモドキ科、ナツメ属、耐寒性落葉高木、中国、西アジア原産、日本には、奈良時代に入ってきた由

学名 Ziziphus jujuba var.inermis、英名 Jujube、Chinese date

 

<各画像は、クリックで拡大表示します>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

秋の気配が、一層、濃くなってきました、湖畔の木々も色付き始めました。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

今日(11/4)Live 映像を視たら湖畔の木は、葉を落として、山は雪で覆われていました。

<下図をクリックして御覧下さい>


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