中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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新春の沼津アルプス縦走

2015年01月25日 21時50分08秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                                     <富士山の眺望>

            新春の沼津アルプス縦走
             (ARENAオフミ)
          2015年1月25日(日) 晴

ルート地図>


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<沼津駅から八重坂峠登山口へ>

■沼津駅集合
 本日は少々遅めのARENAオフミの新年例会の開催日である.
 集合はJR沼津駅前,9時40分.私にしてみれば,沼津は近いようで結構遠い.大船から東海道本線下り熱海行電車に乗車.熱海でJR東海の電車に乗り換えて,集合時間10分前に沼津駅に到着する.
 IKさん,MMさん,AKさんなど数名の方々が同じ電車に乗車している.
 本日の参加者はなんと13人と大勢である.
 余談になるが…
 このARENAオフミが発足してから,かれこれ20年近くの歳月が経っている.当初,ARENAというコンピューター関係の研究会が始めたNIFTYのフォーラムのオフラインミーティングとして発足した会である.
 今回の参加者の顔ぶれを見ると,勿論,当初から参加している方々も多いが,最近,参加されるようになった方も沢山居られる.私は,心の中で,
 ”ARENAが何かも知らないまま参加されておられるんだろうな…”
と時代の流れを少々寂しげな気分で振り返っている.
 …ま,それはともかく,沼津駅前からタクシーに分乗して,登山口のある八重坂峠に移動する.


■八重坂峠から登山開始
 10時13分,八重坂峠に到着する.
 成り行きで私が音頭を取って,前進のウォームアップストレッチを行う.このストレッチは山旅スクールに通っていた頃,山岳ガイドから教えて貰ったものである.
 ストレッチを終えて,10時25分に八重坂峠登山口から登山開始である.登山口から,いきなりの急登である.私は,なるべくユックリ歩きましょうと,周囲の皆さんにお願いする.
 
<八重坂峠登山口に到着>                          <いきなりの急登が始まる>

<横山と横山峠>

■横山

 距離はそれほどないが急勾配の登り坂が連続する.自然に足の速いグループと遅いグループに分かれてしまう.私は成り行きに従って足の遅いグループと一緒に行動する.
 10時40分,急登が終わって平坦な場所に到着する.どなたかが,
 「…ここが横山ですか…?」
と聞いている.
 残念ながらここは中弛みという所,横山まではもう一登りである.中弛みには立派な案内標識が立っている.
 中弛みから,さらにもう一登りして,10時55分,横山山頂(標高183メートル)に到着する.
 山頂は樹木に覆われていて,残念ながら眺望は全くないが,ここで暫く休憩を散る.
 
<足の速いグループが先行>                        <横山山頂>

■横山峠
 休憩を終えて,11時丁度に横山山頂を出発する.
 今度は急な下り坂である.滑りやすい下り坂が連続する.下り坂でも足の速いグループと遅いグループに分かれてしまう.
 ようやく坂道を下り終えて,11時21分に横山峠に到着する.ここで,足の遅いグループを待って,一緒に歩き出す.
 またすぐに急な登り坂が連続する.
 
<横山峠に到着>                               <峠越えの登り坂>

<徳倉山>

■徳倉山で昼食
 11時51分,徳倉山山頂(標高236メートル)に到着する.山頂は広場になっている.先客が広場の一角で休憩を取っている.
 山頂には「徳倉山」と表記した案内標識が立っている.
 私達も,広場の一角に座り込んで,少し早めの昼食を摂ることにする.
 
<徳倉山山頂の広場>                            <徳倉山山頂の標識>

■徳倉山からの眺望
 徳倉山山頂からの眺望を楽しむ.
 富士山は残念ながら大きな木に遮れレ手見えないが,眼下に沼津の市内が見えている.その向こうに見えている山はどこだろうか?
 春霞のためか,茫洋としているのが少し残念だが,実に素晴らしい展望である.

<徳倉山からの眺望>

<徳倉山から千金岩へ>

■昭和18年頃の対空壕と千金岩
 徳倉山山頂での昼食を終えて,12時22分,徳倉山から歩き出す.小さなアップダウンのある尾根沿いの道が続く.
 12時32分,不気味な洞穴の脇に到着する.
 洞穴の近くに立っている案内板によると,この穴は,昭和18年頃に掘られた対空壕(防空壕のことかな?)だとのこと.あの頃,アメリカの爆撃機B29による執拗な爆撃を受けていた.私は,この穴を見た瞬間.大東亜戦争の悪夢が頭の中にフラッシュバックする.
 事の善悪は別にして,アメリカは今でも,あの某所で盛んに空爆をしている.その理由を聞けば尤もなような気もするが,大東亜戦争の頃も,同じ様な理由で爆撃を受けていたのかと思うと,何ともいえないやるせない気分になる.私には確たる思想信条など持ち合わせていないが,心底から戦争だけはイヤだなと思う.
 あの頃,私は国民学校高学年から旧制中学の生徒だった.空襲警報のサイレンが鳴ると校庭に掘られた防空壕に飛び込む毎日を過ごしていた…ついついあの頃のことを沸々と思い出す.
 ”…でも,青空を背景に超高空を飛ぶ銀色のB29は綺麗だったな…”
 思わず放しが脇道に逸れてしまった.本題に戻そう.
 
<戦争中の対空壕>                                                         <千金岩>

■千金岩からの眺望
 12時56分,突如展望が開ける.ここからの急な下り坂の途中に千金岩がある.登山道の脇にある大きな石に黄色い文字で千金岩と書いてある.
 春霞のためか茫洋としているが,眼下には駿河湾が広がっている.江浦湾という名前の所のようである.

<千金岩からの眺望>

<眺望絶佳の尾根道を歩く>

■志下坂峠

 坂道を下って,13時01分,志下坂峠に到着する.この峠を通過すると再び登り坂である.
 13時05分,尾根道は見晴の良い場所に到着する.前方には,これから登る鷲頭山が聳えている.
 仲間の誰かが,
 「…あそこの山に登るの…」
と悲鳴に近い感想を口にする.
 私達は,展望を満喫しながら,5分ほど休憩を取る.
 
<志下坂峠>                                <前方に鷲頭山が見える>

■奥駿河パノラマ台ときらら展望台
 休憩を終えて,13時10分に歩き出す.
 13時17分,奥駿河パノラマ台に到着する.茫洋とした海の手前に街と港が見えている.
 つづいて,13時21分,きらら展望台を通過する.ここからも,駿河湾が見下ろせる.
 
<奥駿河パノラマ台からの眺望>                   <きらら展望台>

■ぼたもち岩と志下峠
 13時31分,進行方向左手に大きな岩がある.岩の麓に小さな木片が埋め込まれている.なんだろうと訝りながら,木片を見ると「ぼたもち岩」と書いてある.岩の形がぼたもちに似ているから,ぼたもち岩になったのだろうか,あるいは何か名前に由来があるのだろうか.その辺りのことは分からない.
 坂道を下って,13時31分,志下峠に到着する.
 
<ぼたもち岩>                                <志下峠>

<鷲頭山を登る>


■中将宮
 志下峠を過ぎると,いよいよ鷲頭山である.
 これまでも急坂で滑りやすい登り下りの連続だったが,これからがいよいよ本格的な急登である.
 数年前までは物凄く急な直登道があったが,今は廃道.その代わりにこの直登道を大きく迂回する登山道を通るようになっている.迂回道とは言え,かなりの急登である.
 急坂を登って,13時32分に中将宮に到着する.ここで一休み.
 
<中将宮>                                 <石像>

■中将宮の由来
 傍らに中将宮の由来を説明した案内板があるので,中将宮の商会は省略する.

<中将宮の説明文>
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■小鷲頭山を経由して鷲頭山へ
 中将宮での小休止を終えて,また急坂を登り始める.以前の直登道と合流する辺りから,勾配はさらに急になる.岩登りと言っても良いぐらいの急登である.
 また歩きの速いグループと遅いグループで差が広がり始める.ときどき遅いグループの到着を待って,ユックリペースで登り続ける.
 13時58分,小鷲頭山に到着する.どなたかが,
 「…ここ,鷲頭山ですか…?」
と聞く.
 「まだですよ…鷲頭山はまだまだ先ですよ…」
とリーダーがが答える.
 小鷲頭山で3分ほど立ち休憩をとってから登り続ける.相変わらずの急登が続く.
 14時15分,漸く鷲頭山山頂(標高382メートル)の祠の脇に到着する. 
  
<小鷲頭山山頂>                            <鷲頭山山頂>

鷲頭山山頂
 祠の先は集頭山山頂である.「鷲頭山」と書かれた案内杭が立っている.山頂は広場になっている.あいにく春霞のために眺望は冴えないが,山頂広場の一角で休憩を取る.
 
<鷲頭山山頂の標識>                          <鷲頭山山頂の広場>

<多比峠からヤセ尾根へ>

■多比峠
 鷲頭山山頂での休憩を終えて,14時26分,また歩き出す.今度はジメジメした黒土の急な下り坂が連続する.正直なところ,緊張を強いられる.シンドイ思いをしながら,慎重に下り続ける.全くのところ怖くて脂汗が出そうである.
 それでも何とか急坂を下り終えて,15時18分に多比峠に到着する.
 すぐに敗退側の急坂を登る.坂道を登り切ると,なだらかな尾根道になる.
 
<多比峠を通過>                              <ここから先ヤセ尾根になる>

■ヤセ尾根の連続
 なだらかな尾根道も,ほんの数分歩いただけで終わりになる.そこから先は,急にヤセ尾根になる.
 ヤセ尾根の小さな登り下りが連続する.結構緊張が強いられる.そのためヤセ尾根での写真撮影をする余裕がない.
 これまで,何回も沼津アルプスを訪れているが,ヤセ尾根がこんなに長く続いているとは認識していなかった.とにかく行けども行けどもヤセ尾根だという感じである.
 やがて下り坂になる.これでヤセ尾根も終わりかと思うと,また登り返しになり,さらにヤセ尾根が連続する.

■富士山が見える
 ヤセ尾根の坂道を登り切ると,突然富士山が良く見える場所に到着する.何とか写真を撮ろうとするが,どうも木の枝が邪魔になって,なかなか上手く撮れない

<富士山>

<多比口峠から多比へ>

■多比口峠
 急坂を下り終えて,15時18分,多比口峠に到着する.
 ここから大平山山頂(標高356メートル)まで,約20分の登り坂である.山頂で10分ほど休憩を取るとすれば,往復で40分ほどの時間が掛かる.すでに15時を大分過ぎているので,残念ながら,大平山往復は諦めて,ここから多比へ下山することにする.
 多比口峠からの下り坂はかなり急峻である.滑ったり転んだりしないように極力注意しながら下り続ける.
 5分ほど下ると,緩やかな下り坂になる.
 15時32分,ようやく舗装道路に合流する.合流点には沼津アルプスの案内板が立っている.路肩の水仙の花が見事である.
 
<多比口峠>                                <歩道道路との合流点>
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■美味しいミカン
 舗装道路と合流したところにミカンの無人スタンドがある.大粒のミカンが5~6個入っているネットが1袋100円である.実は沼津アルプスを訪れる度に,この辺りでミカンを仕入れるのを楽しみにしている.
 ミカンは,もっと街中まで下ったところでも買えると思うが,もし買えないかもしれない…と,いうことで私はこの無人スタンドでミカンを仕入れることにする.ちょっと重いが…
 後日譚.
 帰宅後,このミカンを食べた.実にジューシーで甘くて,とても美味しいミカンだった.
 15時53分,バス停多比に到着する.
 16時10分多比始発沼津駅行のバスに乗車する.私達の他に,高齢者男性ばかり数名のグループがバスに乗車してくる.
 バスが多比から走り出すと,すぐに眠くなる.
 
<バス停多比を目指して舗装道路を下る>                               <バス停多比>

<沼津駅でちょっと…>

■沼津駅前の美味しい寿司
 バスは16時32分に沼津駅に到着する.
 16時36分,幹事長のNOさんから閉会の挨拶,ここで解散.
 私はすぐに帰宅するつもりだったが,折角沼津に来ているんだから,たまには美味しい寿司を食べてみたいという気になる.そこで,何人かの方々と一緒に駅前の某寿司店に入る.
 私が注文したのは,下の写真の寿司,勿論大変美味しい.
 
<沼津で賞味した寿司>

■今日も”良かった!良かった!”
 17時30分頃,寿司店を出る.山旅スクール5期のTBさん,IKさんと一緒.
 沼津17時55分発熱海行電車に乗車する.6両編成の片側三つドアーの電車である.JR東日本の東海道本線では,何時の間にか三つドアーの電車は無くなったようなので,何だか懐かしい気分になる.
 熱海でJR東日本の電車に乗り換える.こちらはお馴染みの車両である.
 19時26分に大船に到着する.サラリーマン現役の時代だったら,こんな時間に大船に帰るなんて実に早いお帰りだったに違いない.でも,今は暗くなる前には家に帰る生活をしているので,早く帰宅したいなと気が焦る.
 バスの接続が余り良くないこともあって,20時少し前にやっと帰宅する.
 何時もより大分遅い時間だが,少し熱めの風呂に入る.身体が温まると実に心地よくなる.
 そのまま就寝.
 今日も”良かった!良かった!”である.

<ラップタイム>

10:25  八重坂峠から歩き出し
10:40  中弛み
10:55  横山山頂(11:00まで休憩)
11:01  徳倉山(12:22まで昼食)
12:55  千金岩
13:05  展望の良い広場(13:10まで休憩)
13:57  小鷲頭山(14:05まで休憩)
14:13  鷲頭山(14:26まで休憩)
15:18  多比口峠
15:53  バス停多比

[山行記録]

■水平歩行距離        6.5km

■累積登攀高度                 740m

■累積下降高度                 764m

■所要時間(休憩時間込み)
  八重坂峠発                   10:25
  バス停多比着                15:53
  (所要時間)          5時間28分(5.47h)
    水平歩行速度    6.5km/5.47h=1.19km.h
                                   (おわり)

「関東伊豆箱根の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4f79cdddbdcd3930e1a688cf98669829
「伊豆箱根の山旅」の次回の記事
(なし)



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