中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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モンブラン登頂記(27):クラシック音楽に聞き惚れて帰国

2010年05月20日 04時56分31秒 | フランス・スイス;モンブラン登頂

                <チューリッヒ空港でトランシット>

    モンブラン登頂記(27):クラシック音楽に聞き惚れて帰国
           (アルパインツアー)
       2005年9月10日(土)。その2。

■チューリッヒ空港を離陸
 12時49分,私たちはスイス航空LX168便成田行に搭乗する。これから長い,長いフライトである。
 13時10分,機長の挨拶がスピーカーから流れる。いよいよ,出発である。私は,日本帰国の心準備を早くしたいので,時計を日本時間に戻す。日本時間では,現在,9月10日,20時10分である。飛行機の外は明るい。でも,もう20時を過ぎている。いつもの私ならば,21時過ぎには寝てしまうので,日本にいたら,もうそろそろ眠くなる時間である。
 ここからは,日本時間で記録する。
 20時34分,私たちの飛行機が離陸する。水平飛行になると,窓の日除けを閉めるように指示される。機内は暗くなり,落ち着いた雰囲気になる。

■機内食(昼食)
 21時18分,飲み物のサービスが始まる。私はフクロウが読んでしまった毎日新聞に目を通し始める。いよいよ明日は衆議院議員の選挙である。私はモンブランに向かう前に期日前選挙で投票済みである。選挙結果は,一体どうなるのだろうかと興味津々である。新聞の記事によると,どうやら自民党が優勢のようである。
 スチュワーデスから貰ったコーラを一口飲む。
 今朝,生まれて始めてといって良いほどの胃痛で悩まされたばかりである。私は用心してコーラを飲んでみる。
 22時33分,昼食のサービスが始まる。メニューは和食と洋食の2種類である。私は迷わず和食を選ぶ。例によって,小さなトレーに,色々なものが,ギッシリと乗っている。手前のメインディッシュには,鶏肉ご飯が盛りつけられている。それにサラダ,ヨーグルト,パン,バター,ミルクが添えられている。お腹の調子が今ひとつなので用心しながら食べる。鶏肉ご飯がとても美味しい。


■退屈しのぎの映画
 昼食後,何となくテレビの日本映画「帰郷」を見ている内に,思わず引き込まれる。
 「・・・春男が再婚する母の結婚式に出席するために,8年ぶりに生まれ故郷に帰る。そこで,昔の恋人にバッタリ再会する。彼女は,今は子持ちの未亡人になっている。この子の名前は千春,小学校低学年である。翌日,彼女は子供を残して行方不明になる。春男は,子供の案内で,母を探しまわる。その間に,村では春男が千春を誘拐したと大騒ぎになっている・・・」
 0時23分,映画を見終わる。

          2005年9月11日(日)。機中泊

■ウラル山脈を越える
 映画を見ながら,機内で9月11日1日を迎える。
 0時27分,機内の照明が暗くなる。私は一向に眠くならない。仕方なく映画「Kingdome of Heaven」を見始める。英語で内容が良く分からない上に,内容が重くて血なまぐさそうなので,すぐに見るのを止める。
 0時45分,少し歩きたくなったので,トイレに行く。足腰の運動をしながら,ゆっくりと席に戻る。暫くの間,飛行機に取り付けられたカメラの映像,エアーショーを眺めながら,クラシックのBGMを聞く。聞き始めたときに,ビバルティの四季「冬」が再生されている。好きな曲である。思わず聞き惚れる。
 エアーショーを見ていると,飛行機は,今,ウラル山脈を越えて,ヨーロッパからアジアに入ろうとしている。

■クラッシック音楽に引き込まれる
 0時49分,飛行機は成田まで後5800km地点を,対地速度1014km/hの速度で飛行中である。最終目的地,成田空港には7時30分に到着の予定である。
 0時49分,モーツアルトのアイネクライネナハトムジーク(Eine Kline Nachat Musik)を聞き始める。また,音楽に引きずり込まれる。そして,眠りもせずに,次から,次へと,夢中になって,音楽にはまり込む。聞いた順に音楽を並べると,次のようになる。 *モーツアルト
 Horn Concert-Rondo
 
A Musical Joke
 Piano Concert No.21
 Overture-The Marriage of Figaro
 Piano Sonata in C- Allegro
 Ave Verum
 Non Pui Andal–The Marriage of Figarro
 B Flat – Adagio
 Symphony No.25
 Lacrimosa – Requiem
 Symphony No.40- Molto Allegro

■冷たいアイスクリームを味わいながら
 2時26分,ここでチョコレートアイスクリームが配られる。何となく機内の空気が乾燥している。アイスクリームがとても美味しく感じる。
 2時33分,モーツアルトを全部聴き終える。
 2時34分,サンフランシスコ交響楽団演奏の,Mahler; Symphony 4,を聞き始める。荘厳な響きの曲に魅せられる。
 
 1st Movement:エキゾチックな風変わりな調べである。
  2nd Movement:
  3rd Movement:静かなメロディ。伸びやかで素晴らしい。
  4th Movement:ソプラノが入る。素晴らしい歌声にウットリとしてくる。
 3時47分からベートーベンである。Beethoven Triple Concert Op.56 (Allegro, Largo, Rondo)を一気に聞く。この曲を聴いている間に,スチュワーデスがハムを挟み込んだパンを差し出す。太るかなと思ったが頂く。冷たくてとても美味しいので,ついつい全部食べてしまう。
 ついで,4時23分から,シューマンである。Schuman Concert Op.54 (Allegro, Intermezzo, Allegro Vivace)を聞く。なんだかベートーベンの曲に似た感じがする。この曲が終わったのが4時51分である。
 4時54分からLeider Dorakという人のソプラノである。沢山の歌曲を飽きもせずに聞き入る。聞いた主な歌曲は以下の通である。
  Never Will Love
  Death Reigns in Many A Human Breast
  I wonder oft Past Yonder House
  I Know, that on my Love
  Nature Lied Peaceful
  In Deepest Farest I stand
  When Thy Seat Glances On Me Fall
  Thou Only Dear One
  The Flowery Message
  Rosebud
  The Cuckoo
 この辺りで,4~5分,居眠りをしてしまう。
  The Lark
  The Forsaken Maiden
  Strawberries
  Oh! What A Perfect Golden Dream
 古い英語が混じった歌曲なので,詳しい意味は分からないが,どの曲も素晴らしい。聞いている内に,心の中が洗われるような,すがすがしい気分になる。どの歌にも背景ににキリスト教が感じるが如何なものだろうか。
 5時38分,機内の照明が点けられ,間もなく,お手拭きが配られる。機内が明るくなった。その途端,私は逆に眠くなりはじめる。

■朝食
 6時09分,朝食である。小さなトレーにヨーグルト,パン,チーズ,ジュースなどが盛りつけられている。ジュースが冷たくて美味しい。
 6時40分,ティーサービスが始まる。


■成田空港に到着
 7時04分,ベルト着用のサインが点り,飛行機は徐々に高度を下げ始める。
 7時33分,飛行機は,無事,成田空港に着陸する。眩しい朝日が機内に射し込む。
 7時52分,飛行機から降りる。
 8時06分,入国審査を受ける。
 8時28分,預け入れた荷物を受け取る(バゲージクレイム)。
 自分が預けた荷物がなかなか出てこないような錯覚に陥る。ここで,流れ解散である。

■成田エキスプレスで帰宅
 私は,どのルートで帰るか迷うが,結局,8時54分成田発成田エキスプレス東京行に乗車することにする。出札口は大変混雑している。9号車12Aに座る。すぐに発車。列車は,ほぼ満席である。
 9時04分,成田着。日曜日なのでホームはガランとしている。湘南カラビナ隊留守組の消防署員から携帯メールが入る。留守中の日本は天候が悪くて,9月9日にやっと山へ出掛けたとのことである。
 車内販売でお茶を購入する。なんと美味しいことよ。冷たいお茶を飲みながら,日本へ帰り着いた安堵感を味わう。逆時差ボケで,ボンヤリしているが,ここにきて,モンブラン登頂に成功した喜びが込み上げてくる。
 9時25分,千葉を発車。いくつもの駅を次から次へと通過する。どこを走っているのか良く分からない.9時52分,東京駅1番線に到着する。
 10時10分発逗子行に乗り換える。電車は混雑しているが,席に座ることができた。11時過ぎに,無事,帰宅する。
 午後,眠るような,眠らないような状態で,ぼんやりと家で過ごす。
 夕食は刺身。やはり,日本食は一番良いなと心底から思う。
                           (つづく)
「モンブラン登頂記」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f0525ce6c903003fbc089d451f4f3582
「モンブラン登頂記」の次回の記事
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