中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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モロッコ訪問記(32):第10日目(1):フェズ市内観光(1)

2009年12月25日 09時32分10秒 | モロッコ;ツブカル山

                   <フェズエルジェディドの王宮>

     モロッコ訪問記(32):第10日目(1):フェズ市内観光(1)
             (アルパインツアー)
         2009年6月7日(土)~18日(木)

第10日目:2009年6月16日(火)

<フェズの朝>

■早朝の散策
 真夜中,4時頃,トイレに行く.蒸し暑い.部屋には空調が付いているが,全く利かない.気がつくと,体中が汗でビショビショになっている.このホテルの電気関係は,極東某国の某社製である.冷房は壊れている.テレビの映りは悪い.冷蔵庫は冷えないのに騒音が大きく,とにかくどれもこれも最低である.
 トイレに立った途端に,目が覚めてしまう.早いもので,いよいよ明日は帰国である.そろそろ帰国後のことが気になり始める.
 まだ,起き上がるには早すぎるので,ベッドの中でじっと時間が過ぎるのを待つ.
 5時30分,再びトイレに立つ.少し柔らかい通じである.いくらか渋り腹のようである.今度はそのまま,はっきり目が覚めてしまう.隣のベッドで寝ている名古屋の百姓ことKさんの迷惑にならないように,ベッドの中に潜り込んで,ヘッドランプの光を頼りに,持参している鎌倉の本を読む.
 6時頃,外が次第に明るくなる.
 6時25分,モーニングコール.起床する.今日もよい天気である.
 朝食まで,まだ,時間がある.私はノートを片手に,6時45分頃,ホテルの1階(つまり,ここではグランドフロア)のロビーへ降りてみる.
 ロビーは沢山の観光客で溢れている.フランスから来た団体のようである.こちらの団体も60歳代の方々が大半のようである.日本人の団体と比較すると,太っている人が多いような気がする.
 ホテルの外へ出てみる.道路を挟んで反対側には,ホテルのガードマンが,退屈そうな顔をしながら,椅子に座っている.ホテル玄関前には,大きな観光バスが数台停まっている.どうやらフランス人観光客用のバスらしい.
 しばらくの間,ホテル周辺を散策する.ホテルのはす向かいに,マクドナルドの大きな派手派手店がある.ちょっと入ってみたいという誘惑を受けるが,ホテルの宿泊に朝食が付いている.
     
               <ホテル玄関前にフランス観光客が集まりだした>

■簡素な朝食
 7時頃,ホテルのレストランで朝食を摂る.コーヒー,オレンジジュース,ゆで卵,ブレッドアンドバターだけの簡単な朝食である.簡素なのはコンチネンタル風とでも言うのだろうか.
  それでも,1人だけで,のんびり,静かに,駄洒落なしで,ゆっくり摂る朝食は,落ち着いていて,実に気分が良い.

                    <簡素な朝食>

■フェズ観光に出発
 朝食を済ませ,7時30分,自室に引き上げる,すぐにバゲージダウン.
 8時21分,専用バスに乗車する.私たちは,これからフェズ市内を観光する予定である.本来ならば,事前にフェズについて調べておくべきだったが,ツブカル山登山以外に,全く興味がなかった私は,フェズの予備知識は全くない.
 8時23分,私たちのバスは,ホテル前を発車する.バスは狭い路地を右にぐるりと回る.途端に,東西南北が全く分からなくなる.どこだか分からないが,バスはフェニックスの並木が綺麗な道をゆっくりと進む.
     
                <ホテルメンゼプラザの玄関>

<フェズエルジェディドを廻る>


    <フェズの市街地は,新市街,フェズエルジェディド,フェズエルバリの2地域に区分できる>

■王宮近くで下車

 どこをどう通ったのか分からないが,8時28分,王宮(Darel el Makhzen: Palais Royal)の前に到着する.ここでバスから下車する.
 現地ガイドのアブダラさんの説明によると,この王宮は14世紀に建築された古い建物だという.どうやら,フェズエルジェディド(Fez el Jedeid)の一角に位置しているようである.ここはスンニ派イスラム王朝の王,スルダンの居城だったそうである.
 王宮は,14世紀以降も増改築が繰り返され,現在の形になったという.

                        <王宮の前で下車>

■観光客が集まっている
 広場を横切って,王宮の正面玄関に到着する.
 入口ではフランス人観光客と思われるグループが,ガイドの説明を熱心に聞いている.私たちの仲間も,フランス語など分からないのに,グループの後ろで聞いている.

                      <王宮の入口>

■耐震建築
 王宮の中に入る.大きな柱の前で,現地スタッフのアブダラさんが説明する.
 「ここの柱は耐震構造になっています.柱の下にある丸い輪と土台の間は鉛製です.鉛は柔らかいので,地震の揺れを吸収するんです・・・」
 「なるほど・・!」
       
        <王宮の柱:柱のリングの下は鉛製:耐震のために柱の下に鉛をはめ込む>

■良い味を示す煉瓦街
 王宮の裏手から外へ出る.
 古い煉瓦がとても良い味の色彩になっている.油絵の絶好の題材になりそうである.
 古いせいもあって,街全体が薄汚い.その上,至る所にゴミが散在している.言い換えれば生活感が実に豊かな街である.

                 <情緒豊かな街並み>

■可愛いネコ
 石畳の道路の真ん中で,若いネコが座っている.人間に対する警戒心は全くない.私が近づいても,逃げようともしない.
 このネコは,なかなか可愛い顔をしている.ネコの周りには,細々したゴミが散乱している.
 人間とネコが,全く一緒に混ざり合って生活しているところが魅力である.

                  <道のど真ん中で座り込むネコ>

■イスラム教徒の5箇条
 私たちは,これからユダヤ人街へ向かう.
 道すがら,アブダラさんが「イスラム教の教え」について説明する.アブダラさんの説明によると,
 1.神を信じる
 2.ジェラード(1日5回祈りを捧げる

 3.施しをする
 4.断食をする
 5.メッカを巡礼する
の5箇条だそうである(聞き違いがあるかもしれない).


                            (つづき)
「モロッコ訪問記」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c86acddcc75625229a2e307a86f9460c
「モロッコ訪問記」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0f325095c3e9cdefe58e4eb49271ccbb
「モロッコ訪問記」の最初の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/31b79faa79d02b8fe28dc5177880d2e4
「モロッコ訪問記」の索引
 

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