中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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中秋の延暦寺参拝と比叡山ハイキング(2):延暦寺参拝

2008年10月23日 09時12分58秒 | 南アルプス・西日本

                     <比叡山山頂からの眺望>

      中秋の延暦寺参拝と比叡山ハイキング(2):延暦寺参拝
         (東海道五十三次宿場巡りの有志3人旅)
         2008年10月20日(月)(つづき)


 最澄が延暦寺を開山してから約1200年が経った.この寺は沢山の名僧を排出したことでも良く知られている.もう遙か昔のことになるが,今から40年ほど前,私は,一時期,京都で学生時代を過ごしたことがある.
 私が所属していた工学部某学科では,毎年,大学のキャンパスから比叡山山頂までのマラソン大会が開催されていた.長野県の田舎育ちの私は,地理に不案内だったために,道に迷って,大差でドン尻になってしまった.それにしても,あのときの苦しかったこと・・・今でも鮮明に思い出す.
 あの時,初めて延暦寺を参拝した.でも,あのとき延暦寺がどんなお寺だったかは全く覚えていない・・・マラソンが苦しかったのは思い出すのに.
 あれから幾星霜,今回の延暦寺詣では,あの時以来のことである.私は,「延暦寺って,どんなところだったんだろう」と,期待しながら参拝する.
 案内書によると,延暦寺は東塔,西塔,横川の3地区に大別されるようである.今回は時間の制約もあるので,東塔地区だけを参拝することにする.

<延暦寺東塔地図>


                (出所)『延暦寺パンフレット』(部分引用)

<阿弥陀堂から根本中堂へ>

■赤い大きな建物が見え出す

 10時23分に,参観料を支払って,比叡山境内に入る.緩やかな上り勾配の道を進むと,木の間から真っ赤な大きな建物が見えてくる.
 10時28分,赤い大きな建物に到着する.赤い回廊が巡る大きな建物がある.案内図で確かめると,この大きな建物は阿弥陀堂のようである.阿弥陀堂の脇には東塔,灌頂堂などの建物が回廊によってつながっている.

                <赤い社殿が見え始める:法華総持院>

■阿弥陀堂
 阿弥陀堂の前庭で,暫くの間,休憩を取る.上空は,今日も良く晴れている.気温は暑くもなく,寒くもなく,とても心地がよい.
 庭でボンヤリしていると,前庭から下へ下る長い階段を,年寄りの集団が登ってくる.どうやら観光バスでやっていた見物客のようである.
 品の良い初老の男性が説明をしている.説明員の方の話によると,この阿弥陀堂は,昭和12年(1937年)に建立されたという.ここは宗派には無関係な施設のようである.

                     <阿弥陀堂>

■根本中堂
 10時38分,阿弥陀堂を出発して,長い階段を下る.
 階段の途中で,沢山の参拝客とすれ違う.正確な段数は分からないが,100段ほどの階段を下ると,三叉路にでる.そこに大きな建物が建っている.地図を見ながら,
 「・・ここが根本中堂かな・・? 何だか違うようだな」
と迷う.私達の会話を聞きつけた観光客が,
 「根本中堂は,この下の建物ですよ・・・」
と親切に教えてくれる.
 10時47分,根本中堂に到着する.沢山の観光客に混じって,お堂の中を拝見,お参りを済ませる.

                       <根本中堂>

■バッタリ仲間に出会う
 お堂から出てから,前庭で,
 「さて,どちらへ行こうか・・・?」
と思案する.丁度そのとき,いきなり,
 「flower-hillさぁ~ん・・・」と声を掛ける人が居る.
 こんな遠方で私を知っている人など居るはずがないと思っていた.声がする方を見ると,東海道五十三次でご一緒した厚木在住のKさんである.ここでバッタリ会うなどとは想定していなかったので,大変ビックリする.
 「観光バスで,一回りして居るんです・・・」
とKさんが言う.

<比叡山山頂へ>

■国宝館見学を諦める

 私達は,国宝館でも訪れてみようと決める.なだらかな上り坂を少し登って,右折,国宝館の前に到着する.ところが参観料が高い,とてサンデー毎日の私達には,そうあちこちで参観料を,簡単に支出できることはできない.
 参観を諦める.そして,やむなく,また,今来た道を引き返す.

■再び弁慶水へ
 阿弥陀堂へ向かう階段脇の道に入る,途端に人影が少なくなる.5分ほど歩くと,先ほど参観料を支払った小屋の前に出る.
 無愛想な小屋番に,
 「比叡山の山頂へ行く道を教えて頂けませんか・・・?」
と伺う.すると意外に親切に,
 「この先の道を辿って行くと,三叉路があります.そこを左折すれば山頂に行けますよ」
と教えてくれる.
 再び弁慶水の前を通り過ぎる.

■五輪塔の見晴台
 先ほど通った道を引き返す.往路ではそれ程気にならなかったが,引き返してみると,結構長い登り坂である.こんなに歩いたら,先ほど登ってきた道を通り越してしまうのではないかと心配になる.
 11時37分,ようやく五輪塔が並ぶ広場に到着する.ここからの眺望が素晴らしいので,また,暫くの間,休憩を取ることにする.
 太陽の位置が高くなっているために,眼下に広がる風景が,先ほどとは違った印象を受ける.相変わらず素晴らしい見晴である.

                <展望台から見た素晴らしい山並み>

■ガーデンミュージアム比叡山
 10時30分,五輪塔前を,山頂に向けて,再び歩き出す.すぐに杉林の中のジグザグ道になる.ときどき下山してくる人達とすれ違う.20分足らずの間,ジグザグ道を登り続けると舗装道路に突き当たる.この道路に沿って,ほんの200メートルほど登ると,比叡山山頂に到着する(11時50分).
 山頂には厳めしい柵が設けられている.その柵の先は「ガーデンミュージアム比叡」という施設になっている.ここに入るには,またもや1000円也の入場料が掛かる.即ヤメ.心中,何でも金,金.ふざけるなと穏やかではない.昔は自由に山頂で休憩を取ることができたのに・・・

        <ガーデンミュージアム入口:昔はこんな施設はなかったのに>

■比叡山山頂
 ミュージアム比叡入口の反対側に,一寸した空き地がある.空き地のベンチに座ると,眼下に京都市内が広がっている.ベンチに座って,暫くの間,枯れススキの間から見下ろせる風景を楽しむ.

               <比叡山山頂からの見晴し>

■ケーブル比叡駅へ下山
 11時56分,比叡山山頂から下り始める.
 先ほど登ってきた道を,そのまま引き返す.ジグザグの下り坂を降りて,12時07分に五輪塔のある広場に戻る.ここで,2分ほど名残惜しい風景を眺めてから,ケーブル比叡駅を目指して,坂道を下る.スキー場の脇を通過して,12時24分にロープウェー乗り場に到着する.そして,直ぐ下にあるケーブル比叡駅前の広場に出る.
 ここで,ロープウェーに乗って,真っ直ぐ下山するか,それとも「きらら坂」を徒歩で下るか迷うが,折角だから歩いて下山しようということになる.
                                (つづく)
「延暦寺参拝と比叡山ハイキング」の前の記事
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