(独zyx CLASSIC - CLS4027/ステレオ)
今日はドイツの廉価盤CD、「zyx CLASSIC」レーベルからドヴォルザークの二つの名曲ー「弦楽セレナード ホ長調作品22」・「交響曲第8番長調作品88」がカップリングされた1枚を紹介したい。 このCDを求めたのも今からもう20年ぐらい前になるが演奏が気に入り愛聴盤のひとつになっている。演奏は前者がマルティン・ジークハルト指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団、後者がミラン・ホルヴァート指揮オーストリア放送交響楽団である。ジャケットに録音年月の記載がないので詳細は不明だが1980年代のものと思われる。またジークハルトの「弦楽セレナード」はライヴ録音である。両指揮者とも日本では地味な存在だがジークハルトはウィーン交響楽団の元チェロ奏者で後に指揮者に転向、「リンツ・ブルックナー管弦楽団」の首席指揮者、現在はオランダの「アーネム・フィル」の名誉指揮者、一方のホルヴァートは旧ユーゴスラヴィア、現在クロアチアの名指揮者で1970年代にこのオーストリア放送響の首席指揮者を務めた。国内外の数多くの名門オーケストラに客演、今年94歳を迎える長老で現在ザグレブ・フィルの名誉指揮者である。
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