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クレツキ&フランス国立放送局管弦楽団 - チャイコフスキー/交響曲第4番

2013-05-19 13:10:35 | 交響曲

  ポーランド出身のパウル・クレツキ(Paul Kletzki/1900~1973)がエルネスト・アンセルメと共に「スイス・ロマンド管弦楽団」来日公演の指揮台に姿を見せたのは1968年6月のことだった。もうかれこれ45年も昔のことだが当時会場(東京文化会館)で耳にした演奏は今でも印象に残っている。彼が残したレコードについたはこれまでも「コンサート・ホール盤」を中心に何枚か紹介してきたがもう1枚忘れえぬ録音があった。

  写真はその「コンサート・ホール盤」のチャイコフスキー「交響曲第4番ヘ短調」、管弦楽は「フランス国立放送局管弦楽団」で1960年前後のモノラル録音である。(仏コンサート・ホールLPーM2241) 名盤も数ある作品なので地味で渋いこのクレツキ盤は話題になる録音ではなかったが聴きこんでいくうちに次第に惹きこまれてしまった。ジャケット・デザインも気に入り今も思い出しては針をおろしている。