羽生善治の「決断力」

最強の棋士羽生善治氏
が書いた「決断力」（角川ONEテーマ21　2005年7月）。

実におもしろい。

「将棋は自分との孤独な戦いである。
追い込まれた状況からいかに抜け出すか。
追い込まれるということはどういうことか、
でも、人間は本当に追い詰められた経験をしなければ
ダメだということもわかった。逆にいうと、
追い詰められた場所こそ、大きな飛躍があるのだ。」

羽生善治名人が言うからなおさら説得力がある。

一芸に通じる人はあらゆることにも通じる。
羽生善治名人の決断の術もまたすべてに通じる。

壁にぶちあたった人におすすめする一書。