☆「大学全入」遠のく、進学率予想以上の伸び 08年調査(2008年8月8日1時35分 朝日新聞)によると、
08年4月の大学・短大の志願者数が74万4千人に対し、入学者が68万4千人だったことが文部科学省の学校基本調査で分かった。志願者数と入学者数が同じになる「全入時代」が07年春にも到来すると試算されていたが、文科省は「近い将来に、志願者数と入学者数が同じになる見込みではない」としている。
☆その理由としては、次の2点が挙げられている。
1)景気回復の傾向が続いていたこと
2)就職で有利になるとの判断などが影響し、高校卒業後に大学進学を希望する割合はこの数年で上昇。
☆ということは、景気回復の見通しが悪くなり、輸出主導の産業構造が崩壊しつつあるという今、再び全入時代がやってくることか?何かおかしい。
☆それに、「一方、入学者が定員を割った私大はこの春、全体の47%になり、人気が集まる大学とそうでない大学の二極化は進んでいる」とも。大学全入時代は遠のいているのだろうか?
☆知人の大学関係者によると、一つの学部の定員が割れただけでも、その大学は定員割れだという評価基準で47%という数字を算出していたとしたら、この数字はおかしなことになるんじゃないかなということだった。
☆それに留学生の数も増えているから、実質国内の学生にとっては、相対的に厳しいかもということだった。
☆二極化といっても、少子化の影響で、学生の質が下がっているし・・・ということらしい。
☆どれが真実なのだろう。いずれにしても、大学全入かどうかよりも、高校卒業後の進路の多様性とその選択の自由度の拡大こそが重要であり、大学にいけば就職が有利だから、大学に殺到するなどという時代は、21世紀型産業社会の構造ではあり得ないのではないだろうか。
☆大事なのは存在の響きを奏でられる人材・人財・才能・倫理・・・諸々。この質はしかし、大学に行ってから、社会に出てからつくるのではなく、高校段階を卒業するまでに形成されることが重要なのだが・・・。
08年4月の大学・短大の志願者数が74万4千人に対し、入学者が68万4千人だったことが文部科学省の学校基本調査で分かった。志願者数と入学者数が同じになる「全入時代」が07年春にも到来すると試算されていたが、文科省は「近い将来に、志願者数と入学者数が同じになる見込みではない」としている。
☆その理由としては、次の2点が挙げられている。
1)景気回復の傾向が続いていたこと
2)就職で有利になるとの判断などが影響し、高校卒業後に大学進学を希望する割合はこの数年で上昇。
☆ということは、景気回復の見通しが悪くなり、輸出主導の産業構造が崩壊しつつあるという今、再び全入時代がやってくることか?何かおかしい。
☆それに、「一方、入学者が定員を割った私大はこの春、全体の47%になり、人気が集まる大学とそうでない大学の二極化は進んでいる」とも。大学全入時代は遠のいているのだろうか?
☆知人の大学関係者によると、一つの学部の定員が割れただけでも、その大学は定員割れだという評価基準で47%という数字を算出していたとしたら、この数字はおかしなことになるんじゃないかなということだった。
☆それに留学生の数も増えているから、実質国内の学生にとっては、相対的に厳しいかもということだった。
☆二極化といっても、少子化の影響で、学生の質が下がっているし・・・ということらしい。
☆どれが真実なのだろう。いずれにしても、大学全入かどうかよりも、高校卒業後の進路の多様性とその選択の自由度の拡大こそが重要であり、大学にいけば就職が有利だから、大学に殺到するなどという時代は、21世紀型産業社会の構造ではあり得ないのではないだろうか。
☆大事なのは存在の響きを奏でられる人材・人財・才能・倫理・・・諸々。この質はしかし、大学に行ってから、社会に出てからつくるのではなく、高校段階を卒業するまでに形成されることが重要なのだが・・・。