「わ鐡」冬の旅 ~神戸&本宿

2008-10-27 04:04:20 | 鉄道紀行&乗り物


 お腹が空いてきたので? 上り列車で神戸駅のレストラン「清流」に向かった。神戸駅では列車交換が行われたり、交換がなくても時間調整の停車時間があるため、数分~10分ほどの待ち時間の間に駅舎を見学したり、うまく運べば「清流」でお茶することもできそうだ。春には桜や桃の花に彩られる美しい駅である。
 「山なのになんで神戸(こうべ)なの~?」と言われないように? 漢字より大きなひらがなで駅名が書かれていた。「神戸」の文字の方がルビみたい~♪


     

(左)神戸駅より線路目線で?間藤方面を振り返る。
(右)紫煙を吐いて桐生方面に向う「あかがねⅢ」を跨線橋から見送る。このときは約10分停車していた。


     

(左)元東武の特急列車で、きのこカレーを食べる。「清流」はメニューが少ないけれど、普通においしい。「鉄」四人組が「一杯」やりながら談笑していた。
(左)食べ終わる頃、間藤行の「こうしん」(ヘッドマークは山)が神戸駅に着いた。「こうしん」は約5分間停車した。




                   

 「清流」(左)と、「こうしん」(右)。下りホーム上にあるのが本来の駅舎で、列車レストラン「清流」は上りホーム上にある。「わたらせイルミネーション」の電飾が見えるかしら?




                   

 「食事のあとは温泉~♪」だけれど、その前に本宿駅で途中下車。この駅には、列車レストランもなければ温泉もない。それどころか、トイレすらない(駅を降りて国道に出たところにある)。でも、個人的には「わ鐡」の中でも一押しの駅だ。その理由は、ご覧のとおり、目の前が渓流だから。
 屋根がかかっているところに木製のベンチが置いてある。ここに座って(寝ころんでもいい)渓流の流れる音を聴いているだけで満たされてゆくので、「わ鐡」にお乗りの際は、「だまされた」と思って下車することをお勧めする。


     

 本宿駅から出るには、鉄道と並行して崖上を走っている国道まで、この急階段を登らなければならない。ホームから眼下の川に降りる道はない。
 この写真だと、ホームと川までの距離は幾らもないように見えるが、高低差があるため河原に降りることは不可能だ。駅のホームや階段まわりだけでなく、ホームの向かい側の木々にも電飾がセットされていた。今年も見に行こうかな~♪


     

 最後にクイズを一問。上の写真は、本宿駅から桐生方面の隣駅になる上神梅駅側の「七曲の渓」をFZ18の望遠ズームで撮影したものだけど、この起動車は本宿駅に向ってきているのか、それとも駅から遠ざかっているのか、わかります?

 答えは、左写真=遠ざかっている。右写真=向ってきている。鉄道では、前照灯=白、尾灯=赤と決められている。良く考えれば当たり前のことだけど、実はつい先日、そのことを知ったもので・・・。


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