試行錯誤

2012-12-17 10:50:55 | 自然&いきもの+ゾウのはな子

 

少しは大きくなった?(脱皮してないので変わらずかな…)

  

 壁に貼りついていたニホンヤモリの子供を保護?してから、早や一ヶ月が過ぎました。
(そのとき、クルミさんがいなくて良かったネ!)
 ニホンヤモリは生餌しか食べないため、餌を確保できない冬場は冬眠をします。冬眠させる飼育法もあるようですが、初めての冬を迎えて生き残れる確率は五分五分とのこと。冬眠させずに冬越しすることにしました。
 通販で手に入るヨーロッパイエコオロギを食べてくれたので、「これでひと安心」と安堵したのも束の間、寒さに強いはずのイエコオロギが今年の寒さに耐え切れずバタバタ死んでしまいました。
 その都度対策を講じているのですが、試行錯誤を繰り返すばかりでなかなかうまくいきません。ウチの「家守」が小さいため、コオロギもSサイズのチビ達ばかりだから、寒さに対しても弱いと考えられます。さらには、乾燥防止と水分補給の観点からヤモリ共々かけていた霧吹きの水が小さなコオロギには良くなかったみたいで、これが大量死を招いてしまった?

 一昨日、ホームセンターでプラスチックの収納ボックスを買ってきて、コオロギたちの新しい家にしました。蓋に空気穴をチマチマ開けていき、コオロギ用に追加したヒーターを底に貼りつけ、緩衝材として使われているプチプチのビニールをケースの側面に重ねて巻き、熱を逃がさないよう工夫してみました。
 犬&猫の体温を熱源に変える座布団(ヒートテックみたいなものか?)がペットコーナーに置いてあったので、箱の下に敷きました。ヒーターの余熱で座布団が温まってくれたら言うことなしです。昨日は暖かったから何とも言えないのですが、箱の中はほんのり暖かく、コオロギは元気に動き回っています。今朝もいい感じでした。この調子で管理していけるといいのですが・・・。

 ハニーワームも購入してみました。一番小さいサイズを選んだのですが、うちの「家守」には大きすぎたようです。昨晩ヤモリの家を掃除した後で、大きなコオロギ一頭とハニーワームを3匹入れてみましたが、そのまま手つかずになっていました。やはり大きすぎたのかなあ?
 ピンセットでハニーワームをつまんで口元に持っていくと、何度かパクッと口を開けたのですが、弾き飛ばすばかりでうまく食べられません。あきらめずトライしますが、年末までにもう一回コオロギを補充しておく必要がありそうです。 
 生き物を飼うのは大変だけど、がんばろう~♪


(左)新たに完成したコオロギハウス。妹からもらったコオロギの餌と好物の白菜に水(そのままだと溺れてしまうのでティッシュに水を含ませている)、そしてシェルター(紙製の卵の容器を切り取ったもの)が入ってます。生き残ったコオロギたちは元気よく動いてます。このままうまく飼育できても、平均寿命は1~2ヶ月とのことなので、繁殖できたら餌代が助かるのですが・・・。ちなみに、クルミさんはこの座布団に全く興味を示しません。一枚買ってあげてもよかったのに・・・。
(右)霧吹きは外ですることにしました。今のところ、「家守」はとても元気です。