イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

BARFLY

2014年06月18日 | 映画


ブコウスキーの自伝的映画 BARFLY。

酷い事、救われる思いのする事、ばかばかしい事。

これがぐるぐる続き


オープニングもエンディングもまったく同じ感じ。

いつまでもこんな感じで ぐるぐる続いて行くんだろうな

となりますが不思議と自分も、飲んだくれてるだけの人も

肯定されてるような余韻の、なんともいえない映画です。

Hip Hug Her -- Booker T. & The MG's (in HD)


オープニングもエンディングもこの曲。
こんな感じ半分、クラッシック半分。BGM良かった。





撮り方が丁寧というか奇をてらってなくて

でも好感のもてる作り、その訳は色々ついてるコメンタリーなどで分かり

7年がかりの難産だった事が分かります。



映画の人が、映画を撮り終えるまでの執念というのか

そういうものに最近とても励まされますね。

映画と演劇に比べたら、音楽の方がまだ身軽な気がする。

進藤兼人のエッセイも読みましたけど、ただただひれふすばかりです。



動くブコウスキーが沢山観れたのもいいですねー。

神様が人間の形をして、喋りかけてくれるなら

あれこれ説教くさいこと言うのでなく

こんな見た目で、こんな喋り方なのかも、とさえ思いました。



フェイダナウェイが昔は美しかったんだろうなという

崩れた感じの女で出ていて、しかしさすがの美脚。

ミッキーロークは猫パンチの人というの意外特に思い入れはないけど

俳優ですねーな好演。



全体の雰囲気はアメリカンニューシネマ的。

そりゃちょっと格好良すぎじゃないのかなぁ、と

思っちゃう場面もあるけど 好感が持てますね。

デートムービー、には向かないでしょうけど。。。



…明日、吉祥寺に参上します!
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