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諸悪の根源は官邸の「ゲシュタポ」、安倍政権の「ナチス化」にある - 官僚を人事権で操り監視している

2017-06-12 | いとすぎから見るこの社会-全般
前川元文科次官の指摘が非常に興味深い。
小泉政権でも官邸主導はあったが、安倍政権のような陰湿な締め付けはなかったそうだ。

当時は与党内での議論も活発だったと証言しており、
(多くの有権者が同意できるところであろう)
現下の与党の異常さも改めて確認できる。

「前川の乱」が意味しているのは、官邸が主要官僚を監視していること、
何か官邸に逆らったり都合の悪い言動に出たりすると
即刻クビにするか醜聞をメディアに流して「弾圧」しているという事実である。

実際、かつては共産党を監視していた部門が
最近では官僚達を監視するようになっていると言う。

当ウェブログは、真っ赤な嘘を何度でも繰り返す安倍政権は
「嘘も百回繰り返す」ナチス式であると厳しく批判してきたが、
どうやら官邸にも日本版「アイヒマン」や「ゲシュタポ」がいることが判明し、
悪い予感が的中してしまった。的中どころか、最悪である。

こんなつまらないエネルギーを官僚統制に注ぐ安倍政権はもはや害毒しかない。
経済政策で碌でもない成果で世界経済回復に助けられているだけの無様な状況、
「岩盤規制の打破」などと称してお友達のビジネスを優遇する始末。

「利権癒着政権」「利益誘導政策」と当ウェブログは前々から指摘してきたが、
安倍政権自身がそれを完璧に実証したと言えるだろう。

早く有権者が覚醒して、利権癒着政権を叩き潰さなければ、
反省能力も自浄能力も全くない政権だから、いつまでも害毒を流し続けるだろう。

▽ 安倍政権が異様なほどメディア統制と世論誘導に熱心だから、森友問題や加計問題が生じた

『安倍官邸とテレビ』(砂川浩慶,集英社)


当ウェブログが「末期的」と指摘した通りの安倍政権の現状である。

「各媒体の世論調査が興味深い傾向を示している。
 集団的自衛権をはじめとする安倍内閣の安全保障政策への支持率は低く
 概ね半数を割り込んでいるが、自衛隊に対する世論は対照的だ」

「自衛隊への信頼度は安倍内閣支持率より高く、印象も良い。「自衛隊を強化すべき」も過去最高だ。
 つまり安倍内閣の安全保障政策より自衛隊への支持率の方が歴然と高いのである」

「人よりコンクリートにカネを使い、土建バラ撒きで寧ろ復興を妨害している安倍内閣より
 震災や災害で泥をかぶり必死で生存者やご遺体を探す自衛隊の方が
 国民に支持されているのは極めて当然である」

「ただ、そうした「支持率格差」が生じるのは他に重大な理由がある。
 戦後の日本が、歴史上初めて安全保障上の脅威を実感しているからだ。
 それは言う迄もなく、中国の軍事力強化と膨張主義である」

「そうした現実を理解できず、世論を読めていない保守と安倍政権支持派は
 安倍内閣への支持率の主因が「他に人がいない」「民主よりはまし」である事実も見えておらず、
 現下の日本の安全保障問題についても誤った認識を持っている」

「現代における安全保障は国力すなわち経済力に裏付けられたものであり、
 自衛隊が最前線で何とか優位を保っていられるのも過去の経済成長の「遺産」である。
 無意味な異次元緩和でゼロ成長、若者は急減して財政悪化は依然として変わらない日本が、
 減速しつつあるとはいえ5~6%成長で10倍の人口を擁する中国に対し、
 互角以上に相対していくことには重大な困難がある」

「しかも脆弱極まりない原発銀座を抱え、狭い国土に人口が密集している日本が、
 ミサイル戦になったら致命的に弱いという事実も益々明らかになってきている」

「日本の保守はイデオロギーに浸潤されて根本的に戦前の歴史への理解が乏しい。
 偉大な明治の先人が立脚していたリアリズムを捨ててしまい、
 狂信的なナショナリズムに従った結果があの焼け野原であることを分かっていない」

「メディアからの異論反論にいちいち感情的に言い返すのは
 いかに論理的に弱く知的に劣っているかの証左である」

「帝国議会で「黙れ!」とどなった佐藤賢了や、
 東條の悪評高い取り巻きである三奸四愚のように
 論敵を論破できず、権力と暴力で沈黙させようと図るメンタリティが現代に生きている」

「自民党議員の中には、昭和の悪しき言論弾圧の歴史に無知な輩が確実にいる。
 そのような連中が教育を論じるなどとんでもない傲慢不遜である。
 (日本史を学んだ高校生にすら劣っている訳だから)」

「中共がメディアを操って日本企業を「懲らしめ」ているのは公然の事実であり、
 中共と完全に同じ体質の議員が自民党の中に棲息していることになる」

「「保守」政治家の最大の特徴は、口先では公益や愛国を掲げながら
 実際には権力や自己利益(自分の支持基盤の利益を含む)への固執が強いことだ」

「だから、戦後日本の「政治とカネ」の問題はほぼ全て自民党に絡んでいるし、
 財界や原子力利権勢力からカネを貰って利益誘導を行っている常習犯も自民党である」

「今回の、馬鹿みたいにカネのかかる新国立競技場の問題も、
 問題の源を辿っていくと森・石原という自民党政治家・保守政治家に行き着く」

「自民党の長尾議員は「反社会的な行動をする人がいる」と放言したが、
 そうした言葉は自党の長老である森喜朗やOBの石原慎太郎に向けるべきであろう。
 それが出来ないと言うなら、二枚舌であることを自ら証明したことになる」

「更に言えば、新国立競技場に限らず現下の日本で建設コストが急騰しているのは
 建設業界と癒着した自民党の「国土強靭化」が元凶である。
 政権そのものが国民の税金と借金(国債)にたかる獅子身中の虫と言うべきであろう。
 そうした本性が発覚して「駆逐」されるのは時間の問題である」

「日本で最も体質が中共に近いのは、間違いなく自民党である。
 利益誘導、株価操作、金権体質、情報操作、非妥協的な傲慢。
 まさに双子のように似ているではないか」

「安倍首相は情勢悪化を受けて参院選の目標を「下方修正」し、
 (程度の低いアベノミクスと全く同じ運命である)
 自民党の公約からは遂に金融政策が姿を消した」

「「大胆な金融緩和」「異次元緩和」「次元の違う金融政策」「デフレマインドの一掃」
 などと馬鹿丸出しの誇大広告を展開した上で、見事な大失敗に終わった訳だ」

「手詰まりに焦った悪あがきでしかないマイナス金利政策も悪評芬々で、
 賞賛するのは御用メディアと太鼓持ちエコノミストだけという惨状だ」

「おまけに民主党と中韓のおかげで首相の在任期間が伸び過ぎたため、
 安倍政権の害悪は今や取り返しのつかない程に深刻な域に達した。
 2010年代後半は、程度の低いアベノミクスで日本経済が病み衰えるフェーズになるだろう」

「政権がB層のマインドコントロールのためメディア統制にばかり必死になった末に、
 自己洗脳の毒が政権自身にまで回ってしまったものと見える」

「現代の軍事は経済力と不可分であるから、安倍政権はその経済政策の失敗により
 我が国の安全保障の基盤すら脅かしているのである」

「2015年は予想通り「保守自滅」の年となったが、
 2016年は安倍政権の「終わりの始まり」になるかもしれない」

「植松容疑者は犯行直前に「安倍首相を尊敬している」との趣旨の言葉を
 友人に対して語って驚かれていたそうだ。
 普段は政治に対して関心がないかのような人物が突然そのような話を始めたのである」

「これでは、非理性的で粗暴、かつ攻撃的な精神を、
 安倍政権が惹き寄せている可能性が高いと言わざるを得ない」

「現代の日本では、まるで戦前の日本のような
 「日本賞賛」の書物や言説が溢れていると指摘される。
 人間の精神迄もが戦前回帰しているとすれば大変なことだ」

「事実、戦前の歪んだ国家主義社会に親和性の高い日本会議の論客、
 小川榮太郎は以下のような言葉をわずか2年前に残している」

「「保守は安倍政権の支持率アップに向けて毎日策謀の限り、
 宣伝広報の限りを尽くさなければなりません」」

「つまり愚民大衆へのマインドコントロールを堂々と宣言している訳だ。
 今まさにファナティシズムの土壌が養成されている、ということなのだろうか」

「金権体質にファナティシズムが加わったら、
 非常に危険な社会になりかねない」

「戦前の歴史が証明しているように、
 経済低迷は極右の台頭と白色テロをもたらす。
 人口動態から見て可能性はかなり低いものの、警戒しなければならない」

「終戦の日に「深い反省」と述べられた陛下に対し、
 安倍首相は無礼なことにそれを完全無視した式辞を述べた。
 両者を比較すれば、数段違う「人品」の大差は明らかであった」

「陛下は幼少期に、同世代の国民が大勢戦争で亡くなったのを心から悲しまれている。
 かつての戦地においても、被災地においても、国民の悲しみに寄り添い、
 少しでもその痛みを共にしようとされてきたことは全日本国民の知るところである」

「そうした陛下の深甚たる思いを完全無視した首相の独善的な態度は、
 必ずや首相自身に報いとなって返ってくることは間違いない。
 政治家として不名誉極まりない、惨憺たる終わりを迎えることになろう」

「かつて、国際協調を重んじ、国益の面から対米戦争を避けようとされた昭和天皇に対し、
 嘘をつき欺いて自らの野心や思惑のために利用しようとした松岡・大鳥・板垣、
 優柔不断で自己弁護ばかり繰り返し日本を誤った道へと陥れた近衛、
 彼らは因果応報とは言え汚辱の中で生涯を終えることとなった」

「安倍首相も同じである。この日本を、国民を思う陛下の心に背いた者に未来はない」

「首相周辺の無礼者は、陛下に対して「国体の破壊者」ととんでもない陰口をたたいていると言う。
 彼らの日頃の言動から見て何ら不思議はないが、こうした連中こそ真の「反日」「反社」である」

「陛下は安倍政権になってから「深い反省」を使われるようになった。
 「平和の存続を切望する国民の意識」に言及されたのも懸念の裏返しであり、
 安倍政権に対する深い憂慮があることは明白である」

「安倍政権は何よりも権力第一で、有権者に本音が漏れて選挙で負けるのを何より恐れている。
 陛下のお言葉が直接国民に届いてしまったので今頃は地団駄を踏んでいるのだろう」

「あとの展開は予想がつく。有権者に醜い本音がバレないように
 委員会やら審議会やらで時間を引き延ばし、うやむやにしようとする筈だ」

「原理主義者達が、天皇陛下は「種」や「存在」だけで良い、
 つまり何も主張せず彼らにとって操りやすい「傀儡」になった方が良いと
 考えているのは明白だと言えよう」

「有権者は、安倍政権の意を受けた代弁者の醜い本音をよくよく見ておいた方が良い。
 昭和天皇にテロの危険すら感じさせた戦前・戦時下のファナティシズムは、
 こうしたイデオロギーに隷属した原理主義者たちが主導したものである」

「つまり、日本を滅亡の淵まで追いやった「亡霊」が、安倍政権とともに甦ったのだ。
 彼らは「愛国」を自称して天皇陛下に逆らい、自由な言論を攻撃して
 メディアを統制化に置き、悪しき道へと戦前の日本を導いたのである」

「日本の歴史をよく知る者なら、今回の生前退位の件が
 戦前に問題になった「天皇機関説」とよく似ていることが分かるだろう」

「「不敬」と称して暴力と罵倒で他者を弾圧した原理主義者たちは、
 実際は昭和天皇のお考えに真っ向から背いていた連中だった」

「今回も全く同じである。原理主義者が陛下のお考えに背き、
 己のイデオロギーを貫こうと不遜な言動を繰り返している」

「しかし、幸いなことに世論はこうした原理主義者に同意していない。
 戦前は原理主義者に煽動された白色テロが横行する危険な社会だった。
 現代は、原理主義者のファナティシズムと危険性が察知されているので、
 世論調査では生前退位への賛成が圧倒的多数を占める」

「そもそも原理主義者の言う「伝統」など皇室の歴史に反する嘘っぱちでしかない。
 日本の歴史を偽る嘘つきが有識者会議に複数棲息しているのは間違いなく、
 今上陛下を敬愛する日本国民は、こうした歪んだ有識者会議の欺瞞を暴き、
 選挙で安倍政権に厳しい審判を下さなければならない」

「日本経済が絶頂であった時代はヘイトスピーチなど存在しなかった。
 実際にあるかどうかすら分からない「在日特権」が狂ったように攻撃されることもなかった。
 中国や韓国に対する原理主義的な批判や敵意は欠片も存在しなかった。
 日本にはそれだけの余裕があったが、今はそのような余裕はなくなったのだ」

「二国関係が悪化したアジア人に対してだけでなく、
 沖縄に対しても、国内の弱者に対しても容赦なくなった。
 自らの抱える不満を誰かにぶつけたい不機嫌な大衆が多くいる」

「安倍政権が成立して以来、明らかにイデオロギストが増えた。
 この悪しき風潮を座視するのは亡国への道である」

「…日本の近現代史における事実が語っているのは、
 外国に敵意剥き出しの日本は身の程知らずで敗北に次ぐ敗北を重ね、
 外国から謙虚に学ぶ日本は飛躍的な進歩が可能になり強いということだ」

「最近になってやけにリベラル或いは左派が攻撃されるようになったが、
 日本が高度経済成長を実現し、勤勉さと技術力によって尊敬された時代は
 リベラル或いは左派が強かった、というのが史実である。
 (個人的には日本のそれはリベラルではなくバラ撒き派と思うが)」

「逆に、右派が強い時代は粗暴かつ独善的で、碌なことがない。
 典型的なのが昭和初期で、白色テロの嵐が吹き荒れただけでなく、
 野心の強い軍人達が出しゃばって日本を焼け野原にし、
 日本史に消すことのできない汚辱を残した時期であった」

「今になって明治を賞賛する言説が出てきつつあるが、
 史実を無視するイデオロギストがとんでもない嘘をつき、
 明治時代の日本の躍進が国際協調とナショナリズム抑制によって実現したことを語らない」

「明治は政府が国際協調なのに粗暴な民間のナショナリズムが強く、
 日比谷焼き討ち事件や海軍司令官自宅への投石事件が起きた時代だ」

「そうした史実の教訓を忘却したところに、昭和初期の増長と
 国力を弁えない覇権主義とが存在するのである」

「悪しきナショナリズムに感染したイデオロギストには論理は通じない。
 あれこれ理屈をつけ自らの敵意と憎しみを正当化し、
 法の網をかいくぐって日本社会を腐蝕させ続けるであろう」

「軍部の横暴と粗暴に脅かされながらも日本を平和へと導いた昭和天皇、
 戦争の惨禍を決して忘れない今上陛下こそ日本の宝であり、良心そのものだ。
 その心に背く叛逆的な自称保守が跳梁跋扈するのを、決して許してはならない」

「『日本会議の研究』の菅野氏が、非常に興味深い記事を書いている。
 数年前の稲田防衛大臣が、靖国神社で本音を漏らしたと思われる
 演説をしており、その内容が極めて無礼で尊大なのである」

「これだけで大臣としてはクビ間違いない程のレヴェルである。
 何しろ、現職の裁判官を「視野が狭窄」「とても左翼的な集団」
 「今の憲法が正しいと信じている憲法教という新興宗教」と侮辱しているのだから。
 これは「一部」とかそういう慎重な表現でもなく、完全に否定しているから始末が悪い」

「菅野氏は、稲田大臣の父があのチャンネル桜に関わっていたことも指摘しており、
 稲田大臣は「チャンネル桜の子」とでも言えるような存在な訳だ」

「予想通りだが、稲田大臣は野党に手柄を上げさせて辞任するか、
 安倍首相の手厚い庇護を受けてやっとのことで大臣の地位に齧り付くかしかなくなっている。
 口だけで勇ましいことを言って一部支持層にウケてもこのような結末しかない訳だ」

「国会では今、自業自得であろうが野党から締め上げを食らっており
 安倍首相が助けてやらないと炎上寸前という醜態である。
 こんな大臣の元で海外において命を失いかねない自衛官の方々はどのような思いであろうか。
 (そもそも政治的野心のために、自衛官を国民が賛成しない海外に送るような首相も大問題であるが)」

「そもそもこの南スーダン問題は、愚かな安倍首相の政治的野心から始まった。
 現実を無視して「国際貢献のため自衛隊を海外に送った首相」として
 歴史に残りたい、自民党の所謂「普通の国」願望を叶えたいとの
 あさはかな思いから発した愚行の一端でしかないのである」

「稲田大臣の支持層こそ、日本社会に相応しくないこうした
 排外主義的・攻撃的・狭量な資質を備えた警戒すべきものである。
 国益のためにも公益のためにも、注意深く監視する必要がある」

「個人的には、塚本幼稚園を御用メディアがやたら賞揚していた時から
 怪しい匂いを感じていたが、最近になって見事に炎上し始めた。
 (異様に規律化された身体運動といかにも虚飾重視のアピールが中国や北朝鮮と酷似)」

「産経報道によれば安倍首相はトランプと「メディアに勝った」と意気投合したらしいが、
 その直後から朝日報道を発端に森友問題で散々な目に遭うことになり、
 どもったり声を荒げたり、国会で醜態を晒したのは自業自得と言うべきであろう」

「小学校用地の問題も突っ込みどころ満載で今後も「延焼」必至だが、
 理事長夫妻の言動も非常にユニークなものであり
 翁長沖縄県知事を「中共の手先か」とネットで中傷していたらしい。
 これだけでも人間性が実によく理解できようというものだ」

「日本の自称保守は中韓の原理主義勢力と同類であり、
 共存共栄の関係にあると当ウェブログは指摘してきたが、
 森友学園が自らそれを証明しつつあるのかもしれない」

「自称保守はカネと権力が大好きだ。
 保守系政権が長く続くと脇が甘くなって「自滅」するようになる」

「2015年は予想通り「保守自滅」の年になった訳だが、
 2017年は「保守轟沈」の年となりつつあるようだ」

「これから数年は中国と韓国が人口動態の老化により経済低迷に陥る時期だ。
 中韓が内政混乱と経済対策に必死にならざるを得ないから、
 日本国内の自称保守も「燃料」が不足して大人しくなると予想される。
 日本社会にとっては良い傾向である」

「沖縄県知事が「中共に従いたいと心から思っている」「中共の手先かも」などと
 HPにとんでもないデマを書いていた森友学園理事長が
 矢張り因果応報と言うべきか、愈々追い詰められている」

「これから森友学園理事長に司法の手が迫るのは必至であるから、
 安倍政権は更に苦しい立場に追い込まれるであろう」

「理事長夫妻は安倍政権や自民党議員の「裏切り」に激怒しており、
 散々褒め称えておきながら情勢急転を見るや否や掌を返して
 「裏切った」産経新聞に対しても強い不快感を持っているからだ。
 (だからこそ会見で朝日と並んで産経を攻撃したのである)」

「まるで「スターリンのオルガン」のように安倍政権に向け三連砲を乱射する可能性が高い。
 今回の件での「裏切り」は多いが、最も悪質なのが安倍・稲田コンビだからだ」

「しかも、言わば「応援団」だった産経からも「裏切られた」形になったのだから、
 憎悪に近い域にまで憤っていると考えた方が自然であろう。
 何せあれだけ思い入れの強いファミリーであるから、何も反撃せずに済むとは考えられない」

「ただこれで、「愛国心」を標榜して政治的野心のために利用してきた
 自称保守や自称愛国者の本性が日本国民の目の前で明らかにされるので、結構なことである。
 言わばこれが、日本社会の自己浄化作用と言えるであろう」

「今回の森友学園問題で、教育勅語が注目されることにより
 またしたも墓穴を掘った自称保守の自滅が進んでいる」

「歴代の防衛大臣の中でも最低の評価になるとほぼ確定している稲田防衛相が、
 「日本は道義国家を目指すという教育勅語の精神」という「迷言」を発し、
 大臣ではなくもはや「元大臣」になる時期が近いことを衆目に示したのである」

「教育勅語のどこに「道義国家」などという文言があるのか、
 どうして現代にいちいち教育勅語を持ち出す必要があるのか、
 教育勅語が天皇とともに「政治利用」された悪しき戦前の歴史を本当に理解しているのか、
 理解不能な発言を行う大臣は、大学か高校に戻って日本史を学び直す必要があるだろう」

「稲田防衛相は、勅語が政治利用されていた戦前の歴史ばかりか、
 山県有朋が必死で藩閥政府の舵取りを行っていた明治時代の歴史すら理解していない、
 そのような結論になるであろう。(教育勅語と軍人勅諭の関係すら分かっていないのだから)」

「国会答弁で党勢低迷の民進党に対してすら「敗色濃厚」、
 以前の勇ましい言動とのみっともない不一致だけでなく
 南スーダン問題でも森友問題でも集中砲火を受けて轟沈寸前、
 次元の低い口だけの安倍政権がいずれ馬脚を現して崩壊するのは必至だから
 相次ぐ稲田大臣の失態は安倍政権崩壊が始まる契機として認定されることとなろう」

「森友学園問題について、日本社会が「自浄力」を発揮しつつある兆しであると
 当ウェブログは指摘したが、まさにその通りの展開で慶賀の至りだ。
 (良識ある有権者がもっと早く気付き、安倍政権の息の根を止めておけば良かったのだが)」

「心ある日本国民は、教育勅語を改竄して政治利用し、
 自らの野心を遂げようとするとんでもない連中を監視しなければならない」

「戦前回帰を求める独善的勢力の情報操作は、強く警戒すべき域に達していると言えよう。
 彼らは教育を統制して子供に歪んだドグマを注入しようとしているのだから」

「独善的な彼らが愛国を僭称し、粗暴で攻撃的な言動により「良心の沈黙」を狙い
 彼らの好む抑圧的社会体制に導こうと画策するのを断じて許してはならないのだ。
 彼らの求める戦前回帰は、かつてこの日本を滅亡の淵まで追い込んだのだから」

「森友問題で「他人のふり」をしている自称保守は、絶対に逃げられない。
 仲間を裏切って潔白をアピールしても、本質的に森友的要素を帯びているために
 日本国民の圧倒的多数を占める良識派に本性がバレてしまいつつあるからだ」

「教育勅語の歪んだ解釈や「改竄」に至る素地は、実は日本国内に確実に存在する。
 日本会議と深い関係を持つ組織がどう考え、何と言っているかを見れば明白である」
 何しろ、自分達は正しい日本の歴史や文化、伝統を理解していて、
 他人に「国家の基本を理解してもらおう」という思考なのだから!」

「断言しても良いが、安倍政権への「忖度」は間違いなくある。
 「忖度」と言うよりも寧ろ、内閣人事局に睨まれた官僚上層部が
 我も我もと胡麻擂りに奔走したために起きた政治腐蝕である」

「官邸に気に入られれば出世、睨まれれば降格なのだから、
 官邸の意向を先回りして実現させておくのが使命、
 霞が関は公僕ならぬ「官邸の下僕」となっているのだ」

「これは森友問題に限らない。
 南スーダンの日報隠蔽問題も、まるで中共のような教科書検定もそうだ」

「当ウェブログは、メディア統制が大好きな安倍政権の本質は
 中露のような独裁国家に近いと指摘してきたが、
 本性を隠せない安倍政権が自らそれを証明したと言える」

「権力に不都合な情報は「隠蔽」する、
 教科書につべこべ干渉して子供を洗脳し自らに好都合な国民にしようとする、
 (集団的自衛権の件では安倍政権の言い分をそのまま掲載させる始末)
 中南海とよく似たやり口を展開するのはもはや「病気」とすら言える」

「但し、安倍政権にとっては不都合なことに日本は民主国家で情報統制に限界があるため、
 森友問題や教科書検定への「干渉」が国民にバレるのは避けられず、
 安倍政権やその取り巻きの独善的な本性が露見してしまう」

「そもそも文科省自身が「考え、議論する」こともせず
 ひたすら「官邸の意向に従う」ことに必死なのだから、
 日本の教科書や学校教育をロボット化したいということなのであろう。
 だからこそ、大学の定員割れや法科大学院の失敗といった惨状に陥るのだ」

「安倍政権下で日本の教科書は「韓国化」「中国化」している。
 安倍政権に都合の良い内容ばかり満載の、「国民を欺く」教科書である。
 こうした「教育統制」の強化こそ、安倍政権の「夢の実現」なのであろう」

「今、南スーダン日報隠蔽問題や森友問題が露見して見苦しい言い訳を繰り返すのは
 まさに安倍政権の自業自得であり因果応報でしかないと言える」

「愚かで傲慢不遜な安倍政権は下手な隠蔽や圧力を選択するであろうから、
 森友問題は間違いなく今後も尾を引き、「誘爆」を起こすであろう」

「だから安倍政権やそれに媚び諂う取り巻きにとってメディアは「敵」である。
 (政権に媚び諂い、好都合な報道ばかり垂れ流す御用メディアは「下僕」である)
 逆に言えば、メディアが情報統制に抗して健全な報道ができるかどうかが
 日本社会の命運を左右すると言うべきであろう」

早く有権者が目覚めないと、安倍政権が日本政治を毒するばかりだ。

▽ 自称保守の独善性とイデオロギーへの隷属は、基本的に全体主義的な性質を持っている

『日本会議 戦前回帰への情念』(山崎雅弘,集英社)


元々存在価値のなかった安倍政権、垂れ流す害毒が益々ひどくなっている。

「矢張り、安倍政権は中共の同類だと自ら証明した。
 菅官房長官が「地位に恋々としていた」と前川元文科次官を批判したのに、
 (批判したと言うより、北朝鮮の国営放送のように罵倒したのである)
 同じく地位に恋々として首相におべっかを使い、定年延長された幕僚長には何も言わない」

「河野統幕長は前川氏よりも遥かに「地位に恋々として」いる。
 首相発言に賛同するだけで定年が延長されるのだから、
 幕僚長が所謂「ヒラメ」であればまさに「ありがたい」話である」

「この醜悪な二枚舌の理由は明白である。
 安倍政権の意向に従順な「忠犬ポチ」にはご褒美、
 安倍政権に不都合な存在には罵詈雑言を浴びせる、
 ただそれだけの器の小さい、利己的な権力主体なのだ」

「自分に忠実な相手にはご褒美を与え、
 敵対的な相手や異論には品のない罵声を浴びせるのは、
 近年すっかり思い上がった中共の得意とするところである」

「中共を内弁慶にしたような安倍政権の本性は、
 「権力に恋々とする」劣化した「自称」保守である。
 日本のためでなく、権力を握るための「保守」だ」

「だから奇怪な事件や不祥事が続発しているにも関わらず、
 一国の首相がニヤケ顔で公然と開き直るである。
 (国会での薄ら笑いに、政治家としての本性が露呈されているのだ)」

「国益など無視して近傍に忠実なイエスマンばかり揃え、
 ただひたすら権力を死守する亡者であることが、
 これ迄の行動から明瞭に見て取れる」

「たかが元事務次官、既に退職している一官僚をここまで罵倒するのは、
 いかに安倍政権が焦っているか、読売にスキャンダルをリークする迄に慌てているか、
 官房長官が直々に白状しているも同然である」

「もし安倍政権側が正しいのであれば、前川氏の立場を思いやった余裕の態度でいた筈だ。
 ここまで口汚い言葉を使うのは、追い詰められているか増長しているかのいずれかだ」

「陰湿な手段で「報復」する点では、安倍政権と中共は酷似している。
 独善性と増長、国民軽視の権力志向において共通しているからであろう」

「南シナ海で中共が「平和」を連呼するのと同じで、
 政治的意図がないなどと言い訳するのは白々しい」

日本国民を貧困化させた上に、あらゆる政策を醜く歪めている。
国益のため、安倍政権は「退場」ではなく「崩壊」しなければならない。

 ↓ 参考

「地位に恋々とした」統幕長にはご褒美、安倍政権の醜悪な二枚舌 - 中共と同類であると自ら証明した
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/b340d0a09082b9a1c38036d209d0f721

今上陛下の言葉を平然と無視した安倍首相、「反省」すらできない政治家に未来なし - 醜い本音を隠す怯懦
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d3c72bf85dc1b6380809ae4bd5772871

2015年は「保守自滅」、渡辺喜美・百田尚樹・曽野綾子みな炎上 - 中韓が静かになると失速しかない
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/939ea08753fef63361ba7185d73a1aec

フランスの英雄は国歌を歌わず、ドイツの教員は国歌1番を歌うとクビ - 日本の保守論者が語らない現実
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/df28d76a69d85e4c61fe550c985c0b39

▽ 自称愛国の原理主義者は心底から言論の自由を敵視しており、異論を攻撃してきたというのが「史実」

『太平洋戦争と新聞』(前坂俊之,講談社)


加計獣医学部:「文科省は官邸ににらまれたカエル」前川氏(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20170604/k00/00m/040/144000c.html
”「権力を持っている人がお望みになっていることを、周りの人間が実現させる関係ができているのかもしれない」。学校法人加計(かけ)学園の獣医学部新設を巡り、3日に毎日新聞の取材に答えた文部科学省の前川喜平前事務次官(62)は、学部新設の動きが進んだ背景に、官邸の力が強まり与党や省庁とのパワーバランスが変わった問題があると強調。官邸をヘビに例え、「総理のご意向」と記された文書の存在を認めない文科省の立場を「ヘビににらまれたカエル」と表現した。【銭場裕司、田所柳子、平塚雄太】
 前川氏は東京都内で、約150分にわたりインタビューに答えた。獣医学部新設の国家戦略特区が認められた状況を「特例を満たす条件が十分に議論されないまま2カ月ぐらいで決まった。プロセスがあまりに乱暴だった」と振り返る。
〔中略〕
 政と官の関係は小泉政権時代から官邸の力が強まったものの、「当時は各省庁の自律性や専門性が保たれ、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論ができた。与党内の議論も活発だった」とし、自身も小泉政権の方針に抵抗したが人事面で報復は受けなかったという。ただ、現在は3年前に発足した内閣人事局が省庁の幹部人事を管理する状況にある
 前川氏は「安倍1強」の政治状況を「首相秘書官や首相補佐官が各省の大臣より偉くなった」と表現。「柳沢吉保みたいな人が各大名よりも偉いような状況にある」。側用人から出世した江戸幕府の権力者に例えて現状を解説した。
 文科省は「確認できない」として「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと記された文書の存在をいまだに認めていない。
〔中略〕
 前川氏は「文科省が文書があったことをなかったことにしろと強いられ、締め付けに耐えられなくなった職員が流したのでは。そうした職員が複数いるように見えるが、今後も増えるかもしれない」と見る。
 文科省の立場は「官邸の目が光る中で、資料があったとは言えない。ヘビににらまれて動けないカエルをいじめないでほしい」と語った。
 獣医学部新設への対応を所管する高等教育局長に委ねていたことに触れ、「今から思えば、もっと積極的に関与した方が良かった」と後悔をにじませた。”

前川氏は、とうとう我慢できなくなったのだろう。
これから文科省の「ディープスロート」が続々と真実を証し、
卑怯な恐喝と保身に必死な安倍政権に甚大な打撃を与えるだろう。


安倍首相、前川前次官を批判=「なぜ反対しなかったか」(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060101319
”安倍晋三首相は1日、ニッポン放送の番組収録で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設を「総理の意向」とした文書の存在を認めた前川喜平前文部科学事務次官を厳しく批判した。
 首相は「私の意向かどうかは、確かめようと思えば確かめられる。次官であれば『どうなんですか』と大臣と一緒に私のところに来ればいい」と述べ、当時の対応を疑問視。前川氏が「行政がゆがめられた」と主張していることに対しては、「なんでそこで反対しなかったか、不思議でしようがない」と不満をあらわにした。”

日本国民がこの二枚舌の二世議員を首相に選んだことを、
心から後悔するようになる時が近付いている。
反対したら即刻クビだし、汚い報復を受けるから黙るしかなかったのだ。


私的な食事で官邸批判したのが筒抜けでクビ! 釜山総領事更迭、前川前次官攻撃の裏に公安のドンが率いる官僚監視の秘密警察(LITERA)
http://news.livedoor.com/article/detail/13155753/
韓国・釜山の森本康敬総領事が事実上の電撃更迭されたことが波紋を広げている。森本氏は昨年5月に着任。通常の任期が2〜3年であることを考えればわずか1年あまりでの退任は異例中の異例だ。
 昨年12月、慰安婦問題を象徴する少女像が釜山日本総領事館前に設置されたことに対し、安倍政権は報復措置として、森本氏と長嶺安政駐韓大使を今年1月から約3カ月間帰国させた。報道によれば、森本氏がこの政権の対応について不満を持ち、官邸を批判したことが原因らしい。
〔中略〕
 前川喜平・前文科事務次官には「なぜ在職中に直接反論しに来なかったのか」などと攻撃しておきながら、不満を漏らしただけで粛清。そのあまりにひどい二枚舌には寒気すら感じる。
 だが、もっと恐ろしいのは、この森本氏の批判が公の場でなく、知人との会食というプライベートの席で出たものにすぎなかったという事実だ。報道各社はこう報じている。
〈(森本氏は)知人らとの会食の席で、自身の一時帰国を決めた安倍晋三首相ら官邸の判断を批判したとされる〉(産経新聞)
〈政府関係者によると、この間、知人との私的な会食の際に政府対応を批判したとされ、首相官邸が問題視していた〉(読売新聞)
〈複数の政府関係者によると、森本氏は帰国中、私的な会食の場で安倍政権の対応を批判したこともあり、首相官邸が問題視していたという〉(朝日新聞)
 ご覧の通りほとんど同じ書きぶりだが、これは、官邸が森本氏の「私的な会食」での発言をなんらかの方法で掴んでおり、政府側もそれを認めているということを意味する。つまり、政府は森本氏の発言を密告させたか、あるいは監視・盗聴の類を行なっていたのだ。
●杉田官房副長官が公安警察の秘密組織を使って官僚の私生活を監視
 実際に、安倍政権は"反乱分子"とみなした役人に対し、そのプライベートまでくまなく監視している。事実、前川前事務次官の場合、昨年秋の時点で杉田和博内閣官房副長官から呼び出され、"出会い系バー通い"を厳重注意されている。もちろん勤務時間外のことで違法性はなく、前川氏自身も会見で「極めて個人的な行動」と説明している。官邸はどうやって、役人の私的な言動まで把握していたのか。
 監視や尾行、周辺の聞き込み等の行為をなくして不可能だろう。実は官邸は、公安警察を使って勤務時間外の役人をも監視下に置いている
 その中心となっているのが、前川前次官の出会い系バー通いを報告していた公安警察出身の杉田官房副長官だ。公安出身の官邸謀略部隊といえば、"安倍のアイヒマン"の異名を持つ内閣情報調査室のトップ・北村滋内閣情報官が有名だが、官僚の監視はもっぱら、この杉田官房長官が中心になって行っているという。
北村情報官の役割は野党やマスコミの監視と謀略情報の仕掛けですが、官僚の監視は杉田官房副長官が担当しています。杉田氏は警察庁警備局長を務めた元エリート警察官僚で、いまや"公安のドン"ともいわれています。安倍首相が内閣官房副長官として頭角を現した時期に、同じ内閣官房で内閣情報官、内閣危機管理監をつとめており、安倍首相と急接近したようです。退官後は、世界政経調査会というGHQ占領下の特務機関を前身とする調査団体の会長を務めていたが、第二次安倍内閣で官房副長官に抜てきされました。ただ、いまはパートナーも棲み分けされていて、北村情報官が安倍首相に直接、報告をあげていることが多いのに対して、杉田氏はもっぱら菅官房長官の命を受けて動き、その内容を逐一、菅官房長官にあげているようですね」(官邸担当記者)
 しかも、杉田官房副長官がこの官僚の監視に使っているのが、警察庁時代の部下である公安警察だ。実は警察庁の警備局警備企画課という部署には、政治家や官僚を監視し、その不祥事やスキャンダルを秘密裏に調査する部隊がある。
「警察庁の警備企画課には2人の理事官がいるんですが、名簿には1人しか載っていないんです。名簿に載ってないほうのもう1人の裏理事官が、そういう官僚や政治家の行動監視をする組織を率いています。名称はさくら、チヨダ、ゼロところころ変わっている上、90年代くらいには政治家のスキャンダルを専門に調査するIS という別の組織もつくっていました。このIS も数年前に名前を変えたようです。ただ、昔はこうした組織は警察が独自でやっており、主に共産党中心に調査していました。ところが、第二次安倍政権で、その警備企画課の直属の上司で"公安のドン"といわれる杉田氏が官房副長官になって以降は、官邸が直接、この組織を動かすようになり、政敵や官邸に従わない官僚を徹底調査するようになった。まさにゲシュタポ、秘密警察ですね」(ベテラン公安担当記者)
 この公安警察による監視ネットワークはどんどん広がり、すべての省庁を完全にカバーしているとも言われている。つい最近まで宮内庁については官邸が動きを把握できない、といわれていたが、それも昨年、天皇の「生前退位の意向」のリークに対する報復人事で、杉田官房副長官が宮内庁トップ2の次長に警察官僚の西村泰彦氏(第90代警視総監)を送り込み、着々と監視体制を築いていると言われている
●共謀罪成立で一般市民も盗聴や通信傍受等の「捜査」対象に
 警察官僚を重宝する安倍官邸がそのルートを使って役人を監視し、不満を持っている者たちをあぶり出しているとなると、それはもはや恐怖支配という他にない。
〔中略〕
 そして言うまでもなく、誰が"反乱分子"かは、監視活動によって初めてわかる。政府による役人の私的領域の把握は、想像よりも広く実施されていると考えたほうがいい。
 しかも、これは何も役人だけに限った問題ではない。たとえば、共謀罪法案が成立すれば、一般市民に対する警察当局の監視活動にお墨付きを与えることになる。準備段階以前の「共謀」を検挙するためには、盗聴や通信傍受等の「捜査」が不可欠であるためだ。
 実際、安倍政権は昨年に通信傍受法(盗聴法)を改正・施行し、法的な監視権限を強化した。そもそも盗聴法改正に加え、特定秘密保護法と共謀罪は、警察官僚(とりわけ公安関係者)らが以前から成立を熱望していたと言われているが、こうした捜査権限の底なしの拡大を許した先にあるのは、市民のプライバシーが政府に筒抜けとなる監視社会に他ならない。
 そう考えてみても、今回の更迭された森本総領事の一件は、たんに官邸による人事権の濫用を問題視するだけは不十分だろう。ひとりの人間の私的な言動を、権力が秘密警察さながらにチェックしている。そのおそるべき事実を、わたしたちは重く受け止めるべきだ。〔中略〕 (編集部)”

これ迄に官邸周辺から流れてきた情報と完全に一致する。
(安倍政権に批判的な記事を書き、尾行されたジャーナリストとが実際にいる)
保守の「新潮」からも加計問題で痛撃を食らっている安倍政権は、
矢張り末期状態に入ったと判断できよう。
一刻も早く真実を明らかにして「消滅」し、日本の国益に「唯一の」貢献を果たすべき時だ。
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