何となくそとに呼び出されたような気がして家で空を眺めてたら、何かキラキラと降ってくるものが見えたので慌てて写メを撮ったら、また不思議なピンクの光が写り込んでました!(UE)
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VIDEO 静岡市立芹沢介美術館
静岡県が生んだ世界的な芸術家、芹沢介(せりざわ けいすけ)の作品と収集物が登呂遺跡に陳列されているのは、決して偶然ではない。柳宗悦(やなぎ むねよし)の論文「工芸の道」と出会って民芸運動に参加した芹沢の胸中には当時の退廃した芸術界への失望と真の美学を民衆の生活の中に広めたいという夢があったにちがいない。柳宗悦は敗戦後の混乱から日本が立ち直りかけた時期にこう語っている。
「じかにものに親しむことが肝心であり、知るよりも見ることを基本とするべきだと考える。喜びを共にすることを願いたいと思う。」柳は美しいものを共有することで平和が生まれ、美こそが人と人を結びつけると信じていたのである。
VIDEO 柳宗悦
登呂遺跡は決して「弥生時代の遺跡」ではなく、縄文時代から弥生後期に至る期間を縄文人が弥生人と平和的に融合しながら共存することに成功したことを現代に伝える記録としてとらえるべきである。私たちの祖先である縄文人にとって器は飲食物を入れるただの道具ではなく、自分の信仰と思想を形に表現する神具(芸術作品)であり、日本人の祖先はひとりひとりが高いスピリチュアリティー(精神性)を備えたアーティストとして生活していたことを登呂遺跡は語っているのである。
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縄文式土器
弥生式土器