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神社仏閣だけが日本の文化じゃないだろうに

2008-03-16 20:28:01 | おかしな人たち
児童生徒たちの神社仏閣訪問に関して、妙なことを3K が伝えていたのだが・・・。
・小中学生は「靖国訪問禁止」“亡霊通達”今も(2008年3月16日 MSN産経ニュース;web魚拓)

今回 3K が問題にしているのは、昭和24年に文部省(当時)事務次官(注)が出した通達のこと。
この通達は GHQ の意向が反映されてたとか。
一応、GHQ が去った後に失効したことになってるという。
しかし、文部科学省はこの通達が失効したことをあまり伝えていなかったという。
そのため、一部地域では件の通達が有効にもなってたとか・・・。

以下、MSN 産経ニュースの記事から文部科学省のコメントを引用。
---- 以下引用 ----
(中略)
文科省は同項目について「GHQの神道指令を踏まえたもので、問い合わせがあれば失効済みと答える」としているが、「再通達は出していないので、誤解されているところもある」という。
(以下略)
---- 引用以上 ----

どう解釈すれば良いんだろう?
単に文部省→文部科学省が怠慢だった、という問題だろうか。
あるいは、この事実を無視してきた側の問題だろうか。

誰か教えてくれ~。


それはそうと。
今日の産経抄は、この件に関連した文を書いているのだが・・・。
・【産経抄】3月16日(2008年3月16日 MSN産経ニュース;web魚拓)

最後2段落は、色んな意味で頭が痛くなった迷文だ。
以下、2008年3月16日分産経抄から最後2段落を引用。

---- 以下引用 ----
(中略)
▼占領時の通達に意味がないことなど、常識でもわかる。
それを後生大事に抱え、失効の有無を論じていること自体、滑稽(こっけい)な気さえする。
しかしそんな古証文を利用して、子供たちが日本の歴史や伝統的考え方を学ぶ機会を葬り去ろうというのであれば困るのだ。

▼かつて関西の修学旅行先は圧倒的に伊勢神宮が多かった。
だがその数は減ってきている。
新教育基本法の理念と逆に、伝統や文化は子供たちの前から遠ざかっていく。
戦後の教育が失い、取り戻さねばならないことは実に多いのである。
---- 引用以上 ----

高々数時間程度の神社仏閣訪問ごときで学べるほど、日本の伝統や文化は浅いものなんだろうか。
って違うか。
だいたい、関西の(学校における)修学旅行佐紀先が伊勢神宮で無いところが増えたのを書く理由って何?
それに、産経抄は一体「何を」教育に取り戻したいのだろうか。
俺には、これらの事が全然さっぱりちっともわからないのだ。

誰か教えてくれ~。



注:昭和24年当時、文部省事務次官に就いていたのは伊藤日出登氏(故人)。
・歴代文部科学事務次官(mext.go.jp)


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